守備が崩壊している現状に本気で危機感を持たないといけない。

2023年06月27日

 リーグ戦は18試合経過。得点は39点だが、失点は36点。
 得点は1位だが失点はブービーだ。失点の数だけ考えれば残留争いをしてもおかしくない数字。
  ミシャサッカーの特徴として失点の多さは仕方ないが、平均1試合2失点はいくらなんでも多いだろう。これだけ失点していれば上位など伺えない。あまりにも失点が多すぎる。

 攻撃のことしか考えないミシャはどこ吹く風かもしれないが、チーム全体としてはこれに関して危機感を持たないといけないだろう。

 失点の多さの原因ははまずは守備練習をしないということ、そしてフルコートマンツーマンという戦術からくるものだろう。

 守備練習は攻撃練習をやれば守備練習もできるとう意見もあるだろうが、いろんなパターンの攻撃を止める守備をキチンと満遍なくやるとか、時には練習をとめてこの場合はどうやって守るかというように選手に指導しないと守備の上達はないだろう。

 それをまったくやらないなら今後も失点は増える一方だと思う。

 また、それよりも問題はいまさら言うことではないがマンツーマンがもろ刃の剣であること。

 相手にボールを取られてロングボールをいれられれば後ろは必ず1対1で対処しなければならない。万が一1対1に負けたらGKとの1対1は避けられない。いわるゆる安い失点と言われる失点をする確率が高くなる。

  これは簡単に安い失点とかたずけられない構造的な問題だ。

 三上GMとミシャが考えてとっているこの戦術だが、個々の選手の力量に著しく依存する戦術だ。1対1に強い選手でなければ機能しない。

 特に後ろの選手はスピードがあって、ガチムチの選手でなければ相手を止められない。
 横浜FMにいたチアゴマルチンスのような選手が2,3人いないとこのミッションは完全には達成できない。幸いある程度スピードのある大八が後ろに控えてくれているので少しは安心するが、福森が後ろにいた状態で一体何失点したか。それを防ために左CBはスピード、フィジカルのある桐耶を左CBに固定すべきだと言い続けている。

 また、チーム全体でそのような戦術を決めたなら補強もそもそもそれに沿った選手を取るべきなのに必ずしもそうなっていない矛盾もある。

 夏の補強はCBとFWが必要だと思っているが、CBは少しでもそのような選手に近い選手をとってほしい。

  またとれないなら、特に夏の時期はアウェイはマンツーマンの時間を少なくするか諦めゾーンで守る戦術の変更も必要だろう。

 コーチ陣はこういうことをミシャに提言すべきだと思うし、三上GMはマンツーマンにあった選手を補強してほしい。

 後半戦は前半戦よりもマークが厳しくなり大量得点はなかなかできないだろう。ゆえに守りを重視しないと必ず下位に低迷することになるのは自明だと思う。



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post by 孔明

19:41

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