前線の連動性が非常に悪くパスミスも改善されずシュートの意識が低かった。

2023年06月10日

 1対1の引き分け。前半で小柏が足のトラブルでピッチを離れ前線の迫力がなくなった。

 パスの精度が非常に悪く、ラストパスも悪かった。そしてオフザボールの動きも乏しかった。全体的に動きが非常に悪かった。

 右サイドから金子のクロスに雄也のシュートはバーにあたりその後のこぼれ球を駒井やルーカス狙ったがDFに当たったりバーを超えたりして得点できなかった。

 前半で相手を崩して得点をとるのは、難しいと思った。

 そんな中で雄也のFKから大八のヘッドで折り返し、宮澤のヘッドで折り返し桐耶のヘッドでゴール。1-0

 後半は少しはパスの精度が良くなるかと思ったが、小柏の代わりに入ったチェックの動きと前線の連係がバラバラで、前線でパスで崩すことができず決定機がほとんどなかった。 

 中盤で福森を入れてパスの精度を高めることを選択したが前線へのパスに受け手がまったく合わず決定機が演出できなかった。

 左サイドで惜しかったのは桐耶からルーカスへ渡ったとき。ルーカスがドリブルしてもシュートに至らず結局はパスを選択して相手にとられた。

 一番残念だったのは右サイドの縦パスにチェックがフリーになってGKと1対1になったシーン。チェックは最初から首を振ってパスをしたがり結局シュートをしなかった。これは激しく批判されるべきもの、なかなか決定機がないなかでなぜパスを選択したのか?こういうようなこともあってはゴールは期待できない。

 中盤で潰せず相手が守備に戻るスピードも速かったが、なにより小柏がおらず、前線の迫力が失われたことが大きかった。

 ゴニちゃんを入れてサイドから多少クロスを入れることも増えたがスペースに入っていく選手も少なくゴニちゃん単独のプレーが多かった。これは前節柏に4失点もしたことも大きかったのではないだろうか?

 また運動量が多い鳥栖相手とあって安全策をとったこともあっただろう。ゆえに少ないチャンスはものにしなければいけないし、相手のペナ内では思い切ったシュートを打たなければいけない。
 見る限りではどんな態勢でもシュートを目指すのは雄也しかいなかった。

 いつものように動きが良く何人でもスペースに入っていくサッカーではパスで崩すのも良いが、そうでない時には個人の何がなんでも得点を取るんだという気持ちが重要になる。

 この試合は動きも重かったがその気持ちがと乏しかったしか言えない。こういうような試合をとれないから上位にスムーズに上がっていけない。


  
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