スポニチの飛ばし記事の秋春制移行。いずれは条件闘争を考えなければいけないか?

2023年04月13日

今日のスポニチに出た「秋春制を2026年までに実施する予定という記事」
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https://news.yahoo.co.jp/articles/fc0fd943d933de95d55c1ee6bc48f9a99c4f76d3



 Jリーグが、遅くとも2026年秋には秋春制をスタートさせる可能性が高くなったとの報道。

 以下スポニチより
 抜粋

 「これまでJクラブ側は降雪地での冬季の試合開催が困難であることなどを理由に消極的な姿勢を打ち出してきた。だが建設的な議論に発展しなかった過去とは違い、今回はほぼ全てのクラブが秋春制移行に同意、または容認する姿勢を見せているという。

 背景には世界的なサッカーカレンダーの変更がある。今年からアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)が秋春制に移行。25年から32チームに拡大されるクラブW杯は6月から7月にかけて開催される。現行の春秋制では編成面でのゆがみを生む可能性があり、より世界のスタンダードに合わせる必要性に迫られていた。また、猛暑の時期を避けることで競技レベルの向上につながり、国内レベルが引き上げられれば代表強化にもつながるだろう。加えて、選手の欧州移籍もしやすくなる。

 現在は降雪地クラブのハンデを最小限にとどめる冬季中断期間の長さやシーズン移行する前年度のリーグ形式、選手やスポンサーの契約形態などに関する詳細を詰めるため、各クラブにヒアリング中」
日本では21年9月に開幕した女子の「WEリーグ」が採用している。

 ACLが秋春制になってこういう話は出てくると思った。もともとノノさんがはっきりした反対派ではなく、条件的には容認派だったのでこうなったのだろうか
 基本的は秋春制は反対だが、寒冷地のチームに対する配慮や物的な支援があればやむを得ないかもしれない。と今日の午前中まではそう思っていた。
 しかし、早速、水戸の社長や鹿島の社長がこの報道を否定。なにも進んでいないとのことらしい。ただ。こういう話はいずれ出てくると思う。その前提で以下考えてみた。

 秋春制の問題は実質的なリーグ戦の時期をどうするか。今年も2月中旬からシーズンがはじまっている。もし秋春制を行うとしたらウインターブレイクをどうするか。正月を中心にどのくらいとるのか。これをどうするかせめぎあいになるのだろう。

 コンサの場合は、地元を離れての長いキャンプがあってそこからリーグ戦をやってまたキャンプ地に戻ってくる。

 デメリットはその期間がさらに長くなること。ウインターブレークの期間がどうなるかにもよるが、その期間も基本的に九州でのキャンプだとなると相当の負担だろう。選手やスタッフにさらに負担がかかる。また、同じようなJリーグのクラブが増えるということだろう。金銭的な負担も増えるだろう。これをどうJリーグが負担軽減させることができるか。
 
 正直、この場合にはキャンプの経費をある程度Jリーグが負担しなければいけないのではないか?

 大幅に長いキャンプをしないですむような、屋内練習場を作るとか。施設整備が必要だろう。ただ、現在の技術では天然芝を屋内に常設できないだろうからドームと同じような出し入れ式の練習場にするか。これはいずれにして莫大なお金がかかる。

 また、逆に真夏は試合がなくなる。そうすれば宮の沢でキャンプを送ることができるだろう。メリットとすれば、初夏や晩秋と言った本州と気温差がある時期のホームが増えることだろうか。コンサにとっては一番厳しいのが本州との気温差のある初夏や晩秋の試合。
 この問題はかなり解消されそう。

 以上、秋春制が行われる場合について書いてきたが、スポニチの飛ばし記事は本当にどうしようもないが、いずれはこの話は出てくると思うし、秋春制になっていくような気がする。
 そうなったときにどう落としどころをつけるか条件闘争をするかということになるかもしれない。

   
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post by 孔明

20:37

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