横浜FC戦展望(年1回の函館の試合を良い試合にして勝ち点3を)

2016年07月02日

明日の函館の横浜FC戦

 対戦する横浜FCの昨年の成績は15位。終始中位で推移し、途中8連敗を喫し残留争いにもなりそうだったが、なんとか降格争いを回避した。

 今年は開幕3連敗。スタートに完全に失敗した。しかし、徐々に立て直し、中位まで成績を持ち直した。しかし、ルス監督が病気で退陣。現在は中田監督が指揮をとっている。
今年、大勝するときもあれば大敗するときもあるチーム。攻守がちちぐはぐな印象を受ける。
  カズは健在。今シーズンは先発起用されることも多く、1ゴールしている。
  現在の成績は6勝5分け8敗の勝ち点23で12位。ここ5試合の成績は1勝2分け2敗。調子がよいとは言えない。

 横浜FCには特に苦手意識がないが、函館でのリーグ戦・ナビスコを合わせた勝率は悪い。(3勝3分け7敗)今年は5年ぶりの函館開催と言うことで函館のサポーターもたくさん訪れるはず。ユニも特別なもの。良い合をして必ず勝ってホームのサポーターに報いてほしい。


前節はホームで町田と対戦
序盤は一進一退
15分町田のカウンターでシュートを打たれるもオフサイド
22分町田の松本からのクロスにシュートを打たれるも枠の外
横浜FCは中盤までボールを運べるがそこから前に進めない。
45分左サイドの田所のクロスは町田の松本に防がれる。
46分その野村の蹴ったコーナーに西河のヘッドは枠の上
前半はスコアレス
48分町田の松本がスペースに走り込んでクロスからヘッドを許すも枠の外に外れる。危ないシーン。
50分町田の左サイドの攻撃からシュートを打たれるもGK南がセーブ
序盤は町田に圧倒される。
55分田所のクロスから津田のヘッドは枠の上に外れる。
62分野村の強烈なシュートはキーパーがはじく
大久保が入って流れが変わった。
67分左サイドの寺田からのクロスに大久保がヘッドでゴール。1-0
74分田所が2枚目のイエローをもらい退場。
78分イバのFKはバーにあたる。
84分真町田のコーナーからヘッド許すもキーパーに
町田の怒濤の攻撃だがなんとか防ぐ。
1-0で久しぶりに勝利した。


  横浜FCのシステムは4ー4ー2

  もともと縦に早い攻撃を基本としてそのこぼれ球を拾い、サイドからクロスを入れて、シュートまでもっていく攻撃が得意だったが、中田監督になって繋ぐサッカーもやってきている。序盤はボールを保持するサッカーで後半から大久保やイバが入り、高さを生かしたサッカーをしてくる。

FWのイバは身長が190cmあり高さを生かしたプレーをしてくるが、足元もうまい。
FKも持っており、ミドルも枠内に蹴ってくる。前線からの守備もしっかやってくる良い選手。スペースを空けるとシュートを打ってくるので気をつけたい。

FWの津田は強さがあり、ボールを収める能力も持っている。DFの裏を抜けるプレーが得意なので、ロングボールには注意したい。

左サイドハーフの小野瀬はドリブルが得意な選手。前にスペースがあればどんどん仕掛けてくるので、対応する選手は気をつけたい。また、スペースを作らないようにしたい。

右サイドハーフの野村もドリブルが得意。セットプレーのキッカーにもなっている。
アジリティと技術も高く、そして運動量もある。ゴールに向かって突進してくるので、マークはしっかりしたい。

ボランチの佐藤は球際が強く体を張れる選手。もともとテクニックがあって攻撃的なMFをやっていたがここのところはボランチの定着している。献身的なプレーが得意なので対応する選手は1対1で負けないようにしなければいけない。

もう一人のボランチの寺田は技術が高く、ゲームを組み立てる司令塔タイプ。彼のところから攻撃は始まっていくので、できるだけ簡単にボールを捌かせないようにしたい。

このところ左サイドバックのレギュラーの田所は前節2枚のイエローをもらって出場停止。ここには昨年後半からレギュラーをとった永田が入る。好守ともに高い技術をもつ選手だけに田所がいないとしても油断はできない。

右サイドバックは市村。ベテランになったが、1対1に相変わらず強く。上下動を惜しまないプレーをしてくる。彼を抑えておかないと危ないシーンを招くだけに。対応する選手は負けないようにしなければいけない。

控えの大久保は先発かも知れない。相変わらずヘッドが強く、前節も決勝点をあげた。ロングボールで起点になるプレーをしてくるのでDFはしっかり体をつけて、守らなければいけない。
控えのカズはここのところ3試合連続先発出場。この試合も先発してくるかもしれない。今季は1ゴールしていて、最年長記録を次々と塗り替えている。この試合はカズダンスを踊らせないようにしなければいけない。
 横浜FC予想スタメン、サブメンバー
    
     14イバ    9津田 

19小野瀬                      16野村
            
          8佐藤  10寺田    
        
 22永田    5西河  21大崎  15市村
         
                  18南

                                                                
控え GK1渋谷、DF27楠元 31前嶋、MFナソンス、29松下、FW11カズ、39大久保


  横浜FCは中田監督に変わって戦い方を変えてきている。以前はロングボールからFWの高さを生かして縦に早い攻撃を得意にしていたが、しっかりと繋ぐサッカーを指向している。ボールを繋いで相手を崩すことを目標にしている。

 しかし、後半は戦い方を変え、大久保やイバの190m超の長身FWにロングボールを当てて、そのこぼれ球を拾い、セカンドボールを保って攻撃してくる。
 怖いのは縦1本の攻撃。あっというまに手数をかけないでボールが前線に入っていくので前線の選手は特にロングボールを蹴らせないようにしなければいけない。また、DFも体をつけてファウルにならないよう、簡単にボールを収めさせないようにしなければいない。また、横浜FCはサイド攻撃が生命線。特に右サイドの市村のアップダウンに対応する選手は気をつけていきたい。また市村はクロスをどんどん入れてくる。まずは上げさせないように上げさせても中の対応をしっかりしたい。
 左サイドは永田からのクロスを警戒。簡単にクロスを上げさせないようにしなければいけない。
  こちらがリードしていれば最後はパワープレーをしてくるはず。パワープレーにはしっかりと対応したい。特に大久保へのマークはしっかり。ミスマッチにならないようにしたい。 
 大久保がいるのでセットプレーも得意。特にコーナーは集中して守りたい。
 横浜FCはパスをつなげてくるのでパスミスも多い。そこがねらい目。横パス、バックパスにはプレスをかけてボールを奪って攻撃を仕掛けていきたい。
  また、クロスからの失点も総失点20点中6失点と多い。
サイドの攻防は勝敗を分けるはず。サイドの主導権争いには是が非でも勝ちたい。
また、
 セットプレーの失点も6失点と多い。
横浜FCはコーナーはマンツーマンで守る。。
 コーナーはチャンス。ここしばらくショートコーナーやトリックプレーはしていないが、この試合はやはり工夫したコーナーが必要だろう。
   横浜FCは最後に当たるチーム。対策も立てやすいはず。
 
 また久しぶりの函館で勝利を見せてほしい。函館や札幌、道内のサポーターや本州のサポーターもこの試合を楽しみにしていた。
  そのサポーターにはやはり勝ち点3のプレゼントが一番
せっかくの年1回の試合は結果を出して欲しい。
 また内容のある試合で勝ち点3をとってくれ。



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