2010年06月01日
今は、某スポーツ番組で、女子アナから“やっひー”と呼ばれてはいるが、 実は、Jリーグが始まる前からドイツでプロサッカー選手だったという すんごい経歴を持っている風間八宏さんの 『日本サッカーを救う「超戦術」』(ベースボールマガジン社新書)を読んだ。 感想としては、「超戦術」よりも(苦笑)、こういう考え方をする人が、 海外でも活躍できるメンタリティなんだなぁというのが第一印象。 例えば、まず、自分が楽しくサッカーするためにはボールを失いたくないから、 奪われたら、鬼の形相で ボールを奪還しに行くのは当然とか。 相手に勝つためには、監督の指示通りに自分ができずに、 監督の指示が悪いと監督の責任にするんじゃなくて、 指示通りにせずに自分の判断であっても、結果的にチームに貢献した方がいいだろとか。 よく番組でいじられてますが、温厚そうな印象とは裏腹に、 とんでもない芯の強さ を感じる文章でした。
文中で風間さんも書いてますが、海外で成功する選手は、 こういう風に自分の考えをしっかりともって、 それをきちんと周囲に伝えられる選手のようです。 プレー中も、とにかく常に考えて、アイディアがないときは、 ないということを自覚したなら、他に預けるなり 安全な場所でキープしてでも考える時間を作れと。 何も考えずに適当にプレーする方がまずいと。 こういうのをひっくるめて、風間さんは“戦闘能力”っていってるんですが、 日本人はこの“戦闘能力”が低いと(-"-;A ...
最近、とあるクラブチームに所属する男の子と話したことがあるんですが、 その子が、とにかくテクニックを向上させて上手くなればプロになれる!と 断言していたのが印象的だったのを覚えています。
snow-white
Re:日本人に欠ける“戦闘能力”。
2010-06-14 17:28
そのうち走ればプロになれるとか言い出しますよ。 実際は室伏クラスに体が強くてそれなりにボールが扱えればそれだけで普通にプロになれると思いますが。 ちょっとくらいへたでも体が強いと恐ろしいと言うのはJの外国人選手を見ればわかることですし。結局Jが苦手とするのは密集地帯での打開なんですが、それはどちらかというとテクニックよりパワーと体の使い方のほうが大事ですから。 あと風間さんは日本サッカーのためにいろいろがんばってますね。スペトレとか、今は監督していて点を大量にとるチームにしたとか聞きます。都並さんも解説でパスばかり出す古田に、チームとかあるけど最終的に結果を出したものが正しいからもっと自分どんどんいくべき、とか言ってた気がしますが、人間として個人で生きていける強さがないと大きくはなれないと感じますね。
whiteowl
Re:日本人に欠ける“戦闘能力”。のお返事。(snow-whiteさんへ)
2010-06-15 15:44
コメントありがとうございます。 >走ればプロになれる 何か誰にも負けない武器をもつことは良いと思うんですよ。 ただ、サッカーは団体競技だからコミュニケーション能力も重要。 日本のチームは、よく選手が話し合ったりすると記事になりますけど、 そんなことは普段からやるべきことであって、ニュースになるようなことじゃない。 自分の武器は何かをアピールして、周りにうまく自分を使ってもらう。 別の子が、俺なら点を決められるのに球が来ないって嘆いて、 確かに上手いんですけど、よくよく話を聞いてみるとボールを受ける動きが少ない。 ボールをもらわなきゃシュートは打てないよっていったら、 だって走るの嫌だもんって言ってましたけど(笑)。 プロになることも一つの目標でしょうが、それからどれだけ活躍するかは、 正に個人の“戦闘能力”次第だと思いました。
プロフィール
当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。
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