2010年06月03日
W杯南アフリカ大会で公式球として使われる“ジャブラニ”が、選手の間で不評らしい。 最近のボールの傾向としては、ボールの縫い目が少なくなり、 より空気抵抗の影響を受けやすくなった。 その結果、クリスティアーノ・ロナウドや本田が得意とする いわゆる“ブレ球”が蹴りやすくなった。 野球でも、ボールの縫い目が進行方向に対して横になる本数が多い方が球が安定し、 縫い目が少ない方が球はぶれやすい。多くの縫い目で空気を切ると安定し、 より少ない縫い目だと空気の影響を受けやすいとされる。 追記:ゴルフボールについてる細かいくぼみ(ディンプル)は空気抵抗を減らしているらしい。 速度が遅ければ遅いほど、ツルツルの球の方が空気抵抗が大きくなる。
ブレ球を受ける側は、予測不能の変化をするためキャッチしにくい。 そのため、当然、GKからは大不評のようで・・・ W杯公式球が大不評「ビーチボールみたい」デイリースポーツ(2010年6月1日) >まるで雑貨屋で見つけてきたよう とか >ビーチボールのよう とか >こんな球を使うとは恥さらし とか ひ、ひどい いわれよう(笑)。 興行的には、点数がたくさん入ったほうが面白いですから、 道具の少ないサッカーで、得点が入りやすいように工夫するとしたら ボールとスパイクくらいしかないので、これからも得点が入りやすいような ボールの変化は続くんじゃないかとは思っていますが(-"-;A ... しかし、今回の公式球、 ボールの変化で恩恵を受けるはずのGK以外からも不評のようで・・・ その理由は、あまりにも球が変化しやすいので、普通にパスをしても変化してしまうらしい。 まあ、でも、巧い人に限って変化への対応も早いし、 その特性を上手く活かすんですよね(-"-;A ...
dale
Re:無回転シュートとブレ球
2010-06-03 14:18
別物ですよ、三浦アツはあんなスピードでブレ球を蹴ってなかったと思います。 もっとよろよろ、フワっとしてたと思います。
whiteowl
Re:“ジャブラニ”は、ビーチボール?のお返事。(daleさんへ)
2010-06-03 22:36
(-ω-;)ウーン ブレ球(≒不規則変化)は、 ボールが無回転か回転数が低い場合おこります。 スピードも関係ないことはないですが、 それこそ、ビーチボールなら誰でも簡単にブレ球を蹴れますよね? なぜかというと、ボールは回転することで ボール周辺の空気を一定方向に流れるように整えているからです。 無回転だと、ボールの周りの空気の流れが一定方向に安定して流れず、不規則になるので、 結果的に、ボールも不規則に変化します。 ビーチボールは軽くて大きく、空気の影響を受けやすいので、 簡単にブレ球を蹴れるわけです。 空気は周囲に当たり前に存在するので、存在感がないんですが、確かにあります。 ボールは回転することで、その空気を切り裂いて進んでいるわけです。 だから、ボールに回転がなくボールの勢いがある程度なくなると、 空気の存在の影響をモロに受けて、ボールが不規則に変化する。 ただ、同じ無回転シュートでもスピードがあると、 一定の方向に飛んでいこうとする勢いがあるのでなかなか変化が表れないし、 逆に、最初のスピードがないと、より空気の影響をうけて フラフラっとしたボールになるのだと思います。
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当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。
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