2010年08月03日
日時:2010年7月30日(金)19:33キックオフ 会場:kankoスタジアム [入場者数] 11,290人 [天候]晴、気温30.0℃、湿度68% [主審] 岡田 正義 [副審] 原田 昌彦 / 伊東 知哉 前半4分 田所 諒 岡山 1-0 札幌
“カズvsゴン”のレジェンドマッチよりも、 ある意味すごい今季2度目の“筑波大学同期対決”。 それも42歳の選手と監督としてなんですから、人生本当にわからない。 まあ、あまりこの点は注目されてませんが、現実逃避もかねた導入ということで(苦笑)。 さて、夜の7時半からのキックオフとはいえ、30℃越え、湿度も高い。 救いがあるとすれば、全部日陰で直射日光があたらないことくらいか(-"-;A ... こういう試合に限らず先制点は大事ですが、 蒸し暑さによって消耗戦になることを考えれば、 先制点の重要性は普段以上であったはず。 慎重に試合に入るということであれば、 ブロックをつくって様子をみるという選択肢は理に適っていましたが・・・
となると、このゲームプランが崩れたのは、やはり前半4分の上里のプレー。 自陣ゴール前、シュートも上手かったですが、 一番とられてはいけない位置で取られてしまいました(;´Д`A ``` 最近のボールを受けてからの上里のファーストチョイスは、ほぼキープ。 常に同じ行動をしていれば、相手に狙われていた可能性すらあります。 本人は大事に繋ごうという意識から、まずキープするのでしょう。 そして、上里の左足のキック力があれば、 大きなサイドチェンジやチャンスメイクも期待できる。 監督もそれを期待しているから上里をボランチでつかっているんだと思うんです。 ただ、この間のなぜ札幌のパスはつながらないのか。でも指摘した スペイン代表のシャビとの違いは、ボールを持った時のポジショニング。 特に常に周囲を確認しているか、していないかの違いが大きい。 シャビを見ていると、自分がパスをもらう前はもちろん、 自分が味方からパスをもらっている間ですら、 ボールよりも周囲を常にキョロキョロして確認しています。 シャビがボールを失うところをほとんど見たことがありません。 当然、この裏には、トラップに自分の意識を大部分傾けなくても 確実に受けられるという技術的な裏づけもあるでしょう。 ただ、上里の場合、以前に比べてポジショニングは格段に良くなっています。 そして、この場合は周囲を確認していなかったので寄せられましたが、 確認を常にやっていないということではなくて、やってる時とやってない時がある。 プレーにムラがあるんです。 それが、暑さによるものなのか体力的なものなのか、精神的なものなのかはわかりませんが、 前半4分という時間帯を考えれば、意識の問題という可能性が高い。 自分でもポカミスという認識があったので、 その後がっくりきて前半のうちに交代させられてしまったのかもしれません。 (※【J2:第20節 岡山 vs 札幌】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(10.07.30)) >Q:上里選手の交替については。 「怪我で不調なのか分からないんですが、余りにも動きが悪すぎたので、交替しました。(札幌は)それほど実力があるチームじゃないので、失敗して下を向いてると何も出来ないんじゃないかと。失敗しても前を向いて積極的に戦っていくことが必要なんじゃないかと思います」 しかも、これは上里に限らないことですが、 チームとして後半に監督の指示があって修正されるまで、 自分たちで不利な状況を修正して、どうにかしてやろうという意識が低い。 前半は、反撃するどころかそのまま岡山に押し込まれています。 そして、後半のように意識が高くなっても、 個人で何とかしてやろうという意識が高くなって自滅してしまう。 (※【J2:第20節 岡山 vs 札幌】試合終了後の各選手コメント(10.07.31)) >●砂川誠選手(札幌): 「前節の事もあって、先制点の重要さを話していたんですが。最後まで相手を崩せなかったことが大きいです。奪いに行ってチャンスを作らなければいけないのに、今は個人でサッカーをしている、チームで出来ていないと思います」 内容をともなって勝てていないという自信のなさが、 今の状況を招いているのかもしれませんが、 内容をともなって勝つまで自信がもてないということであれば、 “卵が先か鶏が先か”の議論になってしまう。 せっかく再開明け、千葉に3-0で快勝しても、 その後、ホームの大声援を受けてプレッシャーに押しつぶされ、 そして、建て直しのために重要な試合で連敗。 自ら流れを逃しにいっているようにしか見えません。 今年もまた、このまま失速してしまうのでしょうか(;´Д`A ```
プロフィール
当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。
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