2010年04月02日
前節の岡山戦、4-4-2の左SHに入っている内村が、 左サイドから中央に切れ込んで、そのまま攻守が入れ替わっても守備に戻らない時は、 札幌の左サイドの守備のバランスが悪くなる傾向があることを指摘しました。 (※4-3.5-2.5。 【第4節 vs 岡山】(2010年03月29日)) サッカーは11人同士の戦いなので、SHの後ろのボランチやCBの選手が 左サイドにカバーの意識が偏ってしまうと、 逆サイドである右サイドへのカバーの意識が薄くなってしまい、 全体としてバランスが悪くなります。
そこで、今後のことも考えて、フォーメーションの変更もありえるようです。 札幌 “2枚刃布陣”で3連勝狙う【永野高輔】[2010年4月2日 日刊] >石崎信弘監督(52)は従来の4-4-2システムの他に、 近藤を1トップ、内村をトップ下に置いた4-2-3-1システムを試した。 ただ、内村が中央に流れるからといって、最初から真ん中(トップ下)に置けばいいともいいがたく、 動かないとかえって相手のマークはつきやすくなります。 つまり、左サイドから中央に流れるので、相手のマークを外しやすいともいえます。 また、こういった動きをすることで、一般的なサイドの選手のプレーである 縦への突破からのクロス以外の意外性もあり、フィニッシュに行く強引さもあるので、 相手にとっては、よりゴールに結びつくプレーをされる方が嫌です。 今の札幌では、内村は前線でタメも作れるので、攻撃のアクセントにもなっています。 したがって、どこかで内村を使いたい。 コンディションやバランスから考えて、4-4-2なら、 近藤、内村の2トップが、現状では無難な気がしますが、 そうなると、今度はキリノがもったいない(-"-;A ... 正に、ジレンマ… (-ω-;)ウーン 前節のままのフォーメーションで岐阜戦はいいとしても、その次の柏戦が問題でしょうね。 何て言ってると、足元すくわれそうですが… この試合の注目度も高いでしょうから、再び惨敗ということになってしまうと、 ホーム開幕同様、ただの一敗以上の痛手があるのではないでしょうか(-"-;A ...
また、芳賀、宮澤のボランチも、守備に精一杯な感じで、 まだまだ攻撃面で存在感を示せていません。 特に宮澤は、一生懸命苦手な守備を頑張っているのは、 見ていてよ~くわかります。 しかし、あの位置で守備面だけでいうなら他の選手を使った方がいいでしょうから、 宮澤の良さも発揮して欲しい。最近は、彼の良さである縦への効果的なパスが見られず、 後ろ向きの消極的なプレーが多いのが気になるところです。 新加入のパクがボランチとして、チームにフィットしてくれば、 “10番”とはいえ、このままでは安泰とはいえないでしょう。 ダブルボランチの相方が芳賀の場合は、もう少しリスクを犯したプレーをしても、 しっかりカバーしてくれるのではないでしょうか。 開幕前は、今季はMF登録でも得点にはこだわるようなことも言っていた と記憶しているので、これからの試合、もう少し得点に絡むプレーも見たいです。
プリオール
Re:次節への“落としどころ”と宮澤。
2010-04-02 21:54
宮澤のボランチについて考察する、 現在室蘭を代表するプレイヤーですし 自身も当店にサインを、書いてもらった事もあり 言いずらい面もありますが、一つ言えることは 上里の方がましでしょうね!! 石崎さんが 我慢して使ってくれているんでしょうね!! コンサドーレは、ボランチが鬼門ですよね。
whiteowl
Re:次節への“落としどころ”と宮澤。のお返事。(プリオールさんへ)
2010-04-02 22:50
そんなに気張らなくていいですよ! 何かそんなに緊張させてしまうブログもアレなので、 もう少しブログのスタイルの方を考えます(-"-;A ... >上里の方がまし 現状だと、攻撃面はそうでしょうね。 ただ、そうなると新加入のハンジェやパクもいるので、 石崎監督が我慢して使ってくれているうちに結果出さないとっ! ボランチいないなら、チームとして育てるしかない!
はげお
Re:次節への“落としどころ”と宮澤。
2010-04-03 14:20
>ただ、内村が中央に流れるからといって、最初から真ん中(トップ下)に置けばいいともいいがたく、 動かないとかえって相手のマークはつきやすくなります。 >つまり、左サイドから中央に流れるので、相手のマークを外しやすいともいえます ↑のとおりだと思うのです。 さらに内村は、サイドを抉ることも長所と思うので、トップ下に配置の4-2-3-1では、それはやりにくくなる(苦) "キリノがもったいない"もおっしゃられるとおりだと思います。 >内村は前線でタメも作れるので、攻撃のアクセントにもなっています そのとおりですね。 攻撃面では、"変化"をつけられるチームの方が、強い。 内村が、もう少し低い位置で中に入っても、タメを作ることができれば… 仙台のリャンはこれができるんですよね。 なので、仙台の方が、コンサより重厚な攻撃ができ、守備もバランスを崩しにくい、だから昇格してJ1でやれている。そう思っています。 もちろんこれは仙台が、リャンというピースの活かし方をチームとして深化させた結果と思います。 なので、コンサにも、内村というピースの活かし方を、是非、深化させてもらいたいと思います。 >しかし、あの位置で守備面だけでいうなら他の選手を使った方がいいでしょうから、宮澤の良さも発揮して欲しい。 守備面で宮澤を見ると… ボールを奪取したり、相手を止めたりという部分では、正直まだ物足りなさが残りますね。 ただ、今季の数試合を見る上では、ポジショニングはかなり向上しているように思います。 危険なところにポジションを取れるようになってきたと。これもきっと宮澤の長所なんだと思います。 ボール奪取力が上がれば、奪ってすぐに攻撃の起点になれる可能性は高いと。そんなふうにも感じています。 もう少し、暖かく見守っていかなければなりませんね(微笑)
whiteowl
Re:次節への“落としどころ”と宮澤。のお返事。(はげおさんへ)
2010-04-08 13:19
お返事、遅くなってすいません。 メンタル弱いんで、岐阜に0-3はさすがに堪えました(苦笑)。 >トップ下に配置の4-2-3-1では、それはやりにくくなる(苦) 岐阜戦みてると、やっぱり内村の良さは サイドから中に入ってくることだと思いましたね。 守備に気を取られると彼の良さも消えてしまう。 >攻撃面では、"変化"をつけられるチームの方が、強い。 仰るとおりで、昨日の日本代表の試合観ててもそう思いました。 緩急がまったくない。同じペースを維持するんですから、 まじめなんでしょうけど、ペースが一定じゃ守りやすい。 >ポジショニングはかなり向上している もともとポジショニングに関しては、センスありましたよね。 岐阜戦では、積極的に前に出てシュートを打つ姿勢も見えましたし、 それを継続していって欲しいですね。 目指せ、ジェラード!
プロフィール
当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。
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