“サッカーって、何が楽しいの?”

2010年01月02日

明けまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。(←気の利いた挨拶が何も思いつかなかった(-"-;A ...)

個人的には、今年は“福山竜馬”の行方が楽しみです(笑)。



さて、今年は、元日本代表、ゴン中山こと中山雅史選手が札幌に加入、
話題に魅かれて観客動員が増えることが予想されます。

その時、


“サッカーって、何が楽しいの?”


コレ、結構、今年は皆さんも聞かれることが多くなる質問かもしれません。






サッカーの何を楽しいと感じるかは、人それぞれでしょう。


ただ、私がサッカーの楽しいところを聞かれたら、
それは“自由なところ”と答えます。


オフサイドがちょっと厄介ですが、ルールがそもそもシンプル。

手を使わずに相手のゴールにより多く叩き込んだ方が勝ち。

道具もほとんど必要ない。ボールと簡単なゴールがあればそれでいい。

しかし、このシンプルさなのに、次のプレーには無限の可能性がある。



例えば、野球は決められたポジションから大きく外れません。

一点もやれない時に、センターが内野の守備につくときもありますが。

でも、サッカーは、基本的にどこに誰が居ても自由。
極端な話、キーパーが相手のゴール前にあがってもいい。


また、野球は投げるところも決まっている。

ピッチャーはバッター目がけて。
そして、バッターが打った球を取ったらランナーの向かう塁へ投げる。

でも、サッカーは、どこに蹴ってもいい。
極端な話、自分のゴールに向かってシュートをしてもいい(笑)。



私は野球も好きですが、野球の場合は、次の球種を予測したり、
次のプレーは限られた選択肢の中から何を選ぶかという判断の問題で、後は、確率。

それでも、可能性の低いプレーが出たり、ミスをしたりするので楽しいのですが。

でも、サッカーは選手がボールを持った時に、
野球よりも次の選択肢の自由度が高い分、

次、何をやってくれんだろうという期待感がある。


そして、そのワクワクの連続が、バルセロナであり、メッシであり、イニエスタなんだと思う。
だから、バルサのサッカーは人を魅了するのだろう。






昨年は、札幌の選手がボールを持っても、シュートをうたない、勝負をしない。
こっちがワクワクするようなプレーは少なかった。


今年の私の希望は、もっと楽しいプレーを観たいということ。

実際問題、引いた相手を崩すには、イマジネーション溢れるプレーが求められるだろうし、
それがたくさん観られれば、チームが好調な証ともいえる。


それに、観た人が楽しいと感じれば、
話のネタに一回観に来ようと思った人も、またスタジアムに来るかもしれない。

それが、“最大の営業”にもなるでしょうから。




post by whiteowl

14:12

Column コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

大阪帰りの道産子

Re:“サッカーって、何が楽しいの?”

2010-01-05 13:39

whiteowlさん今年も楽しくて為になるエントリーを期待しています(^o^)/ ボクがサッカーが好きなのは「うっかり眼を離した隙に点が入る」ドキドキ感です。 野球はその点では少しまったりしていますねェ。 >例えば、野球は決められたポジションから大きく外れません。 18年前の92年の甲子園球場で、相手が1アウト1・3塁でのトリックプレーで捕手の 山田は3塁ランナーをタッチアウトにした時後に、飛び出した1塁ランナーに送球して 一二塁間のランダンプレーで殺したのは、なんとライトの守備の亀山努でした。 結局このダブルプレーが効いて勝利したのですが、翌日のスポーツ紙には「サッカー選手の 様な守備の判断力」と高い評価でした。そういえば亀山努は野球部よりサッカー部の評価が 高い?鹿児島実業卒なのでテイストがサッカーだったのかも知れませんね(^▽^;)

whiteowl

Re:“サッカーって、何が楽しいの?”のお返事。(オオドサさんへ)

2010-01-06 13:22

今年も、適度に頑張ります(-"-;A ... 日本人は、駅伝とかマラソンとかあまり劇的に状況が変化しないスポーツが好きなのかも知れませんね。 途中で、トイレに行っても状況がつかめちゃうような(笑)。 一応、ライトは、挟殺プレーや送球の時にファーストをカバーすることになっています。 そうだとしても、当時の亀山選手のプレーは気の利いたプレーだったと思います。 札幌の選手にも、そういった気の利いたカバーリングを今季は見せて欲しいですね!

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