“Change”

2009年11月06日

昇格もなくなり、天皇杯も敗退してしまった今、
話題の中心が来季の話になってしまうのは仕方のないところでしょうか。


【道スポ】コンサ石崎監督、続投に前向き 来季へ1対1トレ開始 (11/06 09:41)

石崎監督は「個人の技術と戦術を上げていかなければ。まずは1対1」と、練習の狙いを説明した。
約50分間に及んだ基本中の基本メニューを終え、選手たちも充実の表情を見せていた。


(-ω-;)ウーン


J1を目指すなら、技術も足りてはいないでしょうが、
今の札幌の選手に一番足りていないと感じるのは、“個人の技術”より“個人の戦術”の部分。


「石崎サッカー≒“チャレンジ&カバー”」が、
機能する一つのポイントになるのはカバーの部分。
特に守備面は、SBの中央への絞りをはじめ、
選手がチャレンジした後に出来るスペースをどう埋めるか。


CBとして重要とされる1対1に、決して強いわけではない石川が来季の最重要補強
と強化部にいわれる理由はそこだと思っています。

オシムが日本代表監督だったときに、千葉の選手を代表に入れて、
日本代表にオシム流を浸透させたのと同じような役割を石川には期待されているのかもしれません。


この方向性で来季もいった場合、より面白いサッカーが観れそうではありますが、
「昇格の可能性はそれほど高くない≒時間かかりそう」
というのが今のところの印象です。






あとは、オバマじゃないですが・・・、石崎サッカーを具現化するには、

"Can you change? Yes, we can."

で選手のメンタルが変わらないと厳しいかもしれません(-"-;A ...

来季のスローガンはコレだっ(笑)


某氏のいうように、試合中に何本かに一本まじめにダッシュしとけば、
やる気がないとはいわれないというような小手先のやる気ではなく、
札幌の選手には、常にファイトを前面に出してチャレンジする姿勢を見たい。

私が観た今年の天皇杯決勝の柏を美化する気はないのですが、少なくともそういうチームでした。


札幌の選手は大人しいとか、声を出さないといわれますが、
石崎サッカーを実現する上で、より問題の本質だと思うのは、
シュートを打てるところで打たないとか、勝負できる場面で横パスを選択することだと思っています。


かといって、自陣の低い位置でリスクの高いプレーを選択されても困るわけですが・・・


特に攻撃面では、そこが変わらなければ、石崎サッカーは札幌に浸透しない。


そして、その“チャレンジ&カバー”の攻守のバランスが良くなってはじめて、
石崎監督が目指すべきサッカーの出発点にやっと立てるといった感じでしょうかねぇ...( = =) トオイメ


その道程は、長い長い道のりになってしまうのか、
我慢できずヤンツーの時のように途中で降りることになるのか。

観客動員も固定化されつつあり、
様々な意味で来季は“Change”が必要なのかもしれません。



post by whiteowl

17:00

Consadole Sapporo コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

はげお

Re:“Change”

2009-11-06 23:05

ご無沙汰でした。 >「石崎サッカー≒“チャレンジ&カバー”」が、機能する一つのポイントになるのはカバーの部分 そう思います…。 守備ではカバーの部分が安定しなければ、効果的なチャレンジはできないと思っています。 守備面でチャレンジできないことは、攻撃面にも響くのではと。意識面での話かもしれませんが…。 ここ数戦は、チャレンジの部分があまり感じられていない気がしています(-_-;) もう少しシンプルな"負けん気"も観たいと思っています!

whiteowl

Re:“Change”のお返事。(はげおさんへ)

2009-11-07 00:14

ご無沙汰です! 私も最近は更新をサボり気味で(-"-;A ... 何か、天皇杯後に気が抜けている自分がいます(苦笑)。 >守備ではカバーの部分が安定しなければ、効果的なチャレンジはできない 散々批判されまくった三浦サッカーですが、そこの部分は半ば機械的にされていたので、 その部分での穴はなかったけど、自動であったが故に、自発的なカバーリングの意識は浸透しなかった。 結局、J1で通用しなかったのも、自動ではカバーしきれない 細かいカバーリングの意識の部分だとは思うんですけどね。 三浦サッカーの負の遺産って書いていた方もいましたが、 そこの部分は、ヤンツー時代からちゃんとやってこなかったんで、 札幌の積年の課題なのかなと思ってます。 残り試合、来季につながる期待を感じられる試合を観たいですね!

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