マスコミの責任。

2009年07月23日

今のチーム状態を招いた一因に、マスコミにも責任があるだろう。


4月12日、昨日と同じように富山戦に引き分けた後、
6月3日の栃木戦まで13戦負けなしだった。

この頃、このままいけば昇格できると
楽観的な記事を書いたのは、他ならぬ北海道新聞である。

しかし、現状は3位仙台との勝点差19と開く一方だ。
この結果に対して、担当記者はどう思っているのだろうか?


確かに、当時、負けてはいなかったが、内容がともなっていなかった。
このころから勝ちきれずに引き分けになる試合は多かった。

しかし、この時、チームへの危機感を喚起するどころか、
昇格を楽観視した記事を書いた責任はないのだろうか?


マスコミは、他人の責任を追及するのは得意だが、
自分の書いた記事に対する責任は負おうとしない。

そして、まるでそれがなかったかのように手のひらを返して、
今度は批判の記事を書く。


逃げるプレーで無得点 (07/23 09:50 道新)
監督が特に問題視したのは、ゴール前での藤田のバックパスに象徴される積極性の欠如だ。


積極性の欠如は、何も今に始まったことではない。

第4節湘南戦では、14本のシュートを打ち無得点。逆に、カウンターをくらい敗戦。

当時と比べれば、チャンスの質は上がっているが、

この頃から、大事なところで勝負を避ける選手の消極さは、
本質的に、ほとんど何も変わっていない。


私が以前、この件で切れたことを正当化する気はないが、
何を今さらという感じである。


チームが苦しい時に今さら批判を始めるくらいなら、
チームを擁護する記事を、初志貫徹、書き続けて欲しいものである。




post by whiteowl

14:36

Column コメント(3)

この記事に対するコメント一覧

大阪帰りの道産子

Re:マスコミの責任。

2009-07-23 16:21

whiteowlさんこんにちは(^o^)/ >チームが苦しい時に今さら批判を始めるくらいなら、 >チームを擁護する記事を、初志貫徹、書き続けて欲しいものである。 以下は私事で申し訳ありません。もう35年くらい前ですが、大学では放送学科でしたので マスコミ概論は必修の課目でした。その時の教授の講義は今も覚えています・・・最近の事 はスグに忘れるのに昔の事はなぜか鮮明に思い出します(^▽^;) 野球の話で恐縮ですがその概要なのですが、黒人初の大リーガーのジャッキー・ロビンソン は人種差別の壁に苦しんだそうです。少しでも成績が下がると様々なメディアから批判の的 となり落ち込んだそうです。でも唯一地元の新聞のスポーツ記者は首尾一貫、彼を応援する 記事を書き続けたそうです。そしてその記事を読んで闘志を蘇らせて戦ったようです。 後にジャッキー・ロビンソンが殿堂入りした時に「今のボクがあるのは地元のファンと地元の 新聞記者の支えがあってこそ」とのコメントがあったそうです。 その講義のお陰で来日する野球の外国人選手が米国ではリーグで彼の永久欠番の背番号42を を付けたがる理由を知りました。それまでは単に日本人が好まないから数字だから余っている だけだと思っていました。 新聞のスポーツ欄やスポーツ新聞はプロの選手なら勝っても負けても、どんな記事が書かれて いるか気になるので必ず目を通すでしょう。地元の新聞は地元のプロスポーツに関しての責任 があると思ってます。一度道新の記者の方に京都新聞のサンガの記事や神戸新聞のヴィッセル の記事を読んで欲しいと思ってます。

フラッ太

Re:マスコミの責任。

2009-07-24 03:42

 記事読みました。感想は「これって監督のコメントをなぞっただけなんじゃないの?」です。熱心なサポーターならJ's GoaLはチェックしているでしょうから、わざわざ読むまでもなかったなという感想を抱くのでは・・・。  この記事を書いた記者さんは「新加入の石川効果で10試合ぶりの無失点という収穫はあったが、」というところに自分なりの想いを込めたかったと推察しますが、もし今まで楽観的な記事を書いていたとしたら「そりゃねぇよ!」って気にはなるかも・・・。

whiteowl

Re:マスコミの責任。のお返事。

2009-07-24 15:45

>オオドサさん >ジャッキー・ロビンソン これは、いい話ですね! >地元の新聞は地元のプロスポーツに関しての責任があると思ってます。 所詮ただのスポーツの記事と思っているのか、世論を担っているという意識があるのか。 >フラッ太さん 道新でも、個人的には、福田さんの記事は他の記者とは違うと感じています。 ただ、世論を担っているという意識があるのなら、 チームの調子が良い時は、調子のいいことを書いて、 チームが苦しい時に、新聞が率先してチームに苦言を呈して、 果たしてそれで良いのだろうかと思っただけです。 若干、八つ当たり?(笑)

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