2009年05月17日
今節の札幌は、ドームで岐阜とやって3-0で快勝。 9戦負けなし、ホーム4連勝、 07年10月24日の札幌ドームでの徳島戦1-0以来となるホーム完封勝利。 さらに、引き分けた福岡の試合を除けば、3点以上取る試合が続いている。 そして、一番の課題とされた後半の守備も完封することで解決された様にも・・・(-"-;A 課題の後半集中力切らさず (道新 05/17 08:39) 後半の集中力の欠如が、ここ数試合の大きな課題となっていた。 だが今週、今季の全20失点をパターン別にまとめたビデオを選手に見せたほか、 クロスへの守備練習に時間を費やすなど、問題点の改善に集中的に取り組んだのが実った。 ただ、守備については、↓のノブリンと同じで私はあまり素直に喜べない感じ(苦笑)。 【J2:第15節 札幌 vs 岐阜】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.05.16) ただ、やはり後半15分過ぎからは何回かピンチを招いてしまっていた。 前半はほとんどピンチらしいピンチがなかったんですけれど、 終盤になってくると押し込まれてしまう。 それはディフェンスラインだけの問題ではないと思うんですけれど、 そういう所を克服していかないと厳しくなってくるんじゃないかと思います。 それに、岐阜の監督も言ってますが、 【J2:第15節 札幌 vs 岐阜】松永英機監督(岐阜)記者会見コメント(09.05.16) やはり相手との力関係の差があると思います。特に1対1の局面では負けている場面が多かった まだ、中盤のプレスが効かなくなった終盤でのDFラインのロングボールの対応と ゴール前のスペースへのカバーの遅れなどが目に付き、 対戦相手によってはそこを突かれた可能性は十分に考えられ、 実際に失点まで紙一重というプレーもあったわけですが 相手のミスに助けられた面もあったのではないかと(;´Д`A ``` まあ、何はともあれ、今季初めて普通に11人で無失点に抑えたわけですから、 これをきっかけに、堅守を築いて欲しいと思います☆
さて、攻撃に関しては、守備よりもずっと今後に期待を持てる内容だったと思っています。 ここのところ、福岡戦を除いては、たくさん点数をとっていますが、 それが本当に実力になってきて、これからもたくさん点数をとれそうな 点数の取り方に変わってきたのかなと感じています。 敢えて苦言を呈すなら、ノブリンがコメントしているように、 90分間のゲームのなかで、もう少し自分達でボールをポゼッションして 崩していける時間帯があっていいんじゃないかと思います。 チャンスになっているのはカウンター気味。 カウンターが悪いということではないが、そういうなかで色んなバリエーションの攻撃が出来れば チームとしての幅が広がってくると思います 前半は、圧倒的に主導権を握り、攻め込みながら、シュート5本! (※ちなみに、岐阜も5本) ポゼッションしながらも、相手を崩せておらず、フィニッシュまでいけていない。 サイドのスペースへ駆け上がるタイミング、クロスと中への切り込みの選択、 キリノとクライトンとの絡みなど、両SHが攻撃のキーになってくるのではないでしょうか。 さて、苦言はこの辺にして明るい話題を(笑)。 1点目の西嶋のセットプレー。セットプレーで先制点を取れるのは本当に大きい。 それで、実際に先制出来れば、相手は前に出て来ざるを得なくなる。 そして、前に出てくれば、ノブリンサッカーの真髄である中盤のプレスから、 相手スペースをついたショートカウンターも出やすくなることに。 相手を崩しての1点も、セットプレーの1点も価値は同じ。 だとすれば、よりリスクの少ないセットプレーでの先制を狙うことに大きな意味が。 (まあ、この辺のリスク管理を徹底したサッカーは、三浦さんが得意でしたね。) 相手ゴール前の角度のない位置でのFKで、上里とクライトンがトリックプレーをしてましたが、 試合を優位に進めるためにも、セットプレーの完成度も上げていって欲しい。 その意味で、西嶋の得点と上里とクライトンのFKでの絡みが、 チームにとって明るい兆しではないかと感じました。 2点目の岡本の得点も、両SHが4-2-3-1もしくは、4-4-2の攻撃に、 大きくかかわっているということを表している得点だったのではないでしょうか。 前半のように両SHがサイドに開いてクロスを上げても、ボランチ(CH)がエリアに入ってこない限り、 エリア内にいるFWにピンポイントであわせないとチャンスにならない。 岡本の得点の場合は、1対1であったこともありますが、 まず最優先の選択肢がクライトンへのパスでもクロスでもなくて、シュートを狙って欲しい。 岡本もフィニッシュをイメージしてそれを実現できるだけの能力があるわけですから、 もっと果敢にチャレンジして欲しいと思います。 同じことは、逆サイドのSHの征也にもいえることですが(;´Д`A ``` そして、3点目。 上里が、右足ゴールは「もうないと思います」と笑っていたゴール。 ノブリンが、 そして上里の得点はカウンター気味で、 クライトンについていったからこそ得点が生まれたと思いますし、 ボランチの位置からああいう形で飛び出していければ、 もっとチャンスが作れるようになると思います とコメントしていますが、ボランチが長い距離を走ってあの位置に詰めていたということに、 すごくチームとして成長したなぁと感じました。 クロスをいくら上げても、そこに選手が居なければ得点の臭いすらしない。 札幌はこれまで、ポゼッションをしてクロスまではもっていけていたのですが、 最後のところでのチャンスの質の問題があったと思うのです。 それに対して、上里の得点シーンは、あの位置に上里がはいっていった時点で勝負あり。 利き足でなくても入るくらい、シュートの前のプレーが良かったとも言えるわけです。 ああいうプレーがもっと出てくれば、 もっと攻撃面で面白いチームになれる可能性があると感じました。 次節は、5位と6位の直接対決。@2試合で対戦が一巡することにも。 水戸に勝って、5位をキープし昇格圏への挑戦権を確実にしたいところですね☆
はげお
Re:守備よりも攻撃で進化を感じた試合。 -第15節 岐阜戦-
2009-05-17 22:34
こんばんは。おじゃまします! 今節は、湘南、仙台(前節のこともあって徳島頑張れたのかな…)がホームでドローだったから、大きな意味を持つ節になるかもしれませんね。 祝!無失点勝利… と素直に喜びたいところですが、うーん(-_-;) >ただ、守備については、↓のノブリンと同じで私はあまり素直に喜べない感じ(苦笑)。 猛烈に同感です(苦笑)。 今回は…ホームゲームで移動もなかったし、札幌ドームは快適だし… "集中力を切らさなかった"というよりは、"いつもより消耗しなかっただけ"とも言えそうです。 また、岐阜がわりとつなぐサッカーを意識してやっていたので、嫌な"縦ポン"が少なかったとも感じています。 スカパー!だったのでわかりにくいけれど、守備陣のポジショニングがよくて、縦ポンが狙いにくかったのですかね…(前線でのプレッシャーが弱くなるのは変わっていなかったかと思うので) ただ、"無失点の自信"は、今後、大きな意味を持ちそうですね! "後半15分過ぎから"のサッカーをどうするかがポイントですね。 前線の運動量が落ちることが問題と個人的には見ています。 "克服"するのに、体力を増強するのはムズカシイ… 何らかの"サッカーの切り替え"を作らなければならないのが、後半15分過ぎなのかもしれませんね。 攻撃面… >クロスをいくら上げても、そこに選手が居なければ得点の臭いすらしない。 札幌はこれまで、ポゼッションをしてクロスまではもっていけていたのですが、 最後のところでのチャンスの質の問題があったと思うのです。 だんだん改善されてきていますね(^o^) 見ていて、エリア内に進入する人数が、開幕時と全然違う。 SHやボランチが、エリア内によく顔を出すようになりました! よい傾向です。分厚い攻撃も時にできますし。 >相手ゴール前の角度のない位置でのFKで、上里とクライトンがトリックプレーをしてましたが 面白い試みでしたね。精度を上げていってもらいたい! ただ…ふと感じるのですが、時にクライトン…パスが意図的じゃなく長いときがあるような… スピードをある選手を活かすのに長めのパスを出すのは有効と思うのですが、今回のトリックプレーの時もそうでしたが、上里がダイレクトシュートに持っていくにはちと長かった… 時には"打ってくださいパス"も必要ですね。藤田なんかも、それでけっこうシュート打てずに、クロスをあげていることもあるように見ていました。 攻撃面は次節も期待大です(^o^)/ けれど、中3日でアウェー…守備面に注目して観ることになるんだろうなあ…
whiteowl
Re:守備よりも攻撃で進化を感じた試合。 -第15節 岐阜戦-(はげおさんへ)
2009-05-18 15:28
>嫌な"縦ポン"が少なかった そうですね。終盤まではプレスが効いていて、 狙ったところにロングボールを蹴られなかったのかなぁと。 >前線の運動量が落ちることが問題 だから、プレスが弱くなるとロングボールが出てくるんでしょうね。 この課題をどう克服するんでしょうかね。 暑い夏を迎えて、待ったなしの状況になってきましたが! >見ていて、エリア内に進入する人数が、開幕時と全然違う。 ほんと増えてますね。でも、まだいけると思います! >時にクライトン…パスが意図的じゃなく長いときがある あー、上手いですけど意外と下手ですよね、クライトン(笑) キープ力はありますが、パスの微妙な精度とか、ほんと右でしかシュート打てないとか(;´Д`A ```
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当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。
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