2009年03月03日
先日、『20世紀少年』の第2章を観てきました。 第1章を観終わった後に、漫喫に入り浸って全巻読破しました。 面白かったけど、後半はちょっと引き伸ばした感じがしていました。 なので、第2章は、原作とストーリーがちょっと違うんですが、 漫画では、話を長くするために引き伸ばされた感じがしたところを 上手く削ってまとめてつないだ感じがして私は良いと思いました。 元々すごく長い話なので、それを3章立ての長編映画にしても 多くの部分を削らなければなりません。 原作の世界観をあまり壊さずに再編集した感じのつくりや、 原作のイメージを壊さないような配役にも 『トリック』で有名な堤幸彦監督には好感が持てます。 内容については、3部作って、どうしても真ん中がつなぎの回になるので、 これが最終回でどう落ちるのかなぁといったところですね。
で、何って、映画館行ったら、映画『ドラゴンボール』の宣伝をしてるわけですよ・・・(・_・; 原作者である鳥山明さん自身も、原作とは別物っていっちゃったアレです。 んで、宣伝文句も、開き直って『今まで見たこともないドラゴンボール』って、 我々が期待しているものは、原作と全く別物のドラゴンボールなんだろうかと(笑)。 以前、NHKスペシャルで、ハリウッドで『アトム』もCG映画化されるみたいなんですけど、 マーケティング調査をしたら、アトムの顔が幼すぎるとかいって、 ハリウッドの人が、やたら大人っぽいアトムにしてて、手塚プロの人じゃなくても怒るわなと。 ハリウッドには、ハリウッドのヒットする映画の法則みたいなものがあって、 それにもうなんか、がんじがらめになってるみたいですね。 映画制作に巨額の投資をして、こけたらまずいですから、 そういう調査も大事だとは思うんですけどね。 ただ、ハリウッド映画もネタ切れって言われてて、 日本の漫画やアニメのコンテンツとしての魅力が注目されるようになっていますが、 原作の雰囲気をぶち壊してまで、 無理矢理、映画化する必要なんかあるんでしょうかね・・・(・・;) だって、ヨーロッパとかアメリカのアニヲタの人々は、日本のアキバ文化が好きなわけでしょう。 日本の文化がアメリカ化されて、アメリカのお墨付きをもらって 世界発信されるっていうのが、なんていうかそのまま日本の文化を 発信することに自信がないのか、受け入れられないと思っているのか。 それとも、日本のコンテンツはアメリカ化さえすれば、世界に受け入れられると思っているのか。 まあ、いずれにしても、原作とかけ離れてるのに、原作と同じ名前にして、 あんな映画つくっちゃって、どうすんだろう(笑)。観る気も起こらないけど、意外と面白かったりするかも?(笑)
早速
Re:【映画】 『20世紀少年』と『ドラゴンボール』。
2009-03-03 19:20
おたくでおこちゃま
大阪の道産子
Re:【映画】 『20世紀少年』と『ドラゴンボール』。
2009-03-03 19:21
ドラゴンボールの話をすると長くなりますのでスルーさせて貰って・・・m(_ _)m >日本のコンテンツはアメリカ化さえすれば、世界に受け入れられると思っているのか。 大昔、大阪堺市にミノルタカメラ(現在はカメラ部門はSONYに売却されましたが)が あった時に、特許部でドイツ語の翻訳をしている方と懇意にさせてもらいました。当時 (70年代の終り頃)日本で放送されてからかなり遅れてアニメ「アルプスの少女ハイジ」 がドイツのTVで人気を博していたそうですが、その彼女の話ではバイエルン州の文部省が 教育的に大変評価出来る作品として製作した高畑勲、宮崎駿の在籍していたプロダクション に賞を送ったニュースがドイツ国内のテレビや新聞で報道されたのですが、一番ビックリ したのはドイツ人だったそうです。こんなアニメが日本人が製作していたとは誰も思って いなかったので日本のアニメに対する見方が一変したようです。でも口の悪い?フランス人 達は「そんなのとっくに知ってたョ」だったそうです。 アメリカナイズされたアトムは欧州では酷評されかねませんネ。宮崎駿さんの千と千尋でも ヨーロッパでは高い評価でしたが宮崎さんは「アメリカ人に理解されなかった顔無しが欧州 の人は理解できるんだ」とコメントされてましたからね。攻殻機動隊の評価もそうですね・・ でも作品として残るのは普遍性があるものだけです。ですから楽観してますが。 中山元気「オレのヘッドの強さは不変だッ!」
mycroft
Re:【映画】 『20世紀少年』と『ドラゴンボール』。
2009-03-03 23:10
お久しぶりです。 私は先日、おくりびとを見てきたばかりです。是非 見てください! 日本のアニメに関しては、フランスでグレンダイザ― が流行ったり、ネドベドがトラウマのアニメとして、 ザンボット3を挙げるなど、なかなか好評を博している ようです。面白い現象ですね。
whiteowl
Re:【映画】 『20世紀少年』と『ドラゴンボール』。のお返事
2009-03-04 11:35
>オオドサさん 映画のドラゴンボールが、ああなっちゃった理由とかご存知なんでしょうか? ヨーロッパだと、ドラゴンボールもセーラームーンもそのまんま受け入れられてましたね。 道端の売店に漫画雑誌が売ってたり、でかでかとポスターが飾ってありました(笑)。 ハイジは、欧州で、すごく評価高いみたいですね。 >mycroftさん お久しぶりです。 西澤選手、引退してしまいましたね(*ノ-;*) ネドベド、ザンボット3なんか見てたんだ(笑) 向こうのヲタの人たちは、日本と違ってアングラって意識が希薄で、 ポジティブというイメージがあります(笑)
大阪の道産子
Re:【映画】 『20世紀少年』と『ドラゴンボール』。
2009-03-04 12:00
>映画のドラゴンボールが、ああなっちゃった理由とかご存知なんでしょうか? 昨年(夏前だったかな?)あまりの完成度の低さ?にボツ(お蔵入り)の噂もあった ようですが、その後、追撮と再編集でかなり変更し公開に漕ぎ着けた話を聞きました。 それくらいの情報は当時ネット上でも噂されてましたので、真贋は公開してみないと わからないでしょうネ。原作者の鳥山さんは自分の手を離れた別物と達観されている とか(^▽^;)
プロフィール
当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。
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