2008年シーズンのメンツに関して

2008年01月14日

とりあえず、コンサドーレ札幌のブログですし、チームのことについて書いていくことにします。
来季のメンバーが確定したみたいなので、それについて。


〇来季のメンバー

基本的に、敬称略でいきます(笑


監督:三浦俊也さま

GK(4) 【残留】:高木、佐藤、富永、高原

DF(9) 【残留】:曽田、西澤、池内、西嶋 
     【移籍】:坪内、吉弘、平岡 
     【新人】:柴田、堀田 

MF(13)【残留】:西谷、砂川、藤田、岡本、西、上里、芳賀、大塚、鄭、鈴木、岩沼
     【移籍】:デビ純、アルセウ

FW(6) 【残留】:ダビィ、中山、石井 
     【移籍】:ノナト
     【新人】:宮澤、横野

合計 32人

補強についての雑感は、続きにて



新加入が6人で、新人が4人。
同じ昇格組の京都とヴェルディの派手な補強を知ってるだけに地味すぎる補強です(笑。
まあ、ない袖は振れませんから、経営状況から考えれば身の丈にあった補強とも言えそうです。
フロントがんばれ!!

J2で優勝した昨季も、突出した選手によって昇格を果たしたというよりも、
チーム戦術によるところが大きかったので、チームの骨格がかわってしまい
「J2からJ1に昇格したら違うチームになっていた」というのは、
一番まずかったでしょうから良かったのかな(笑。
来季、J1残留を果たすには心もとないですが、果たせれば若手も多いですし、
その後につながる補強であったと思います。

まあ、しかしながら選手層の薄さは否めないですね。
特に、川崎の大橋の獲得に失敗しましたけど、昨季J2で7位に終わった
攻撃力にテコ入れしないと残留が危うくなるかなと。

三浦監督がJ1残留のために掲げる勝点40をあげるには、引き分けは勝ち点1なので、
リーグ戦34試合を全部引き分けても目標に到達しません(笑。
残留するには、勝って勝点3をどれだけ取れるかにかかってきます。
勝つためには点を取らねばなりません。
だから、守備型のチームはJ1に昇格しても残留が難しいというのが、
ちょっとした通説になっているわけです。

ただ、守備型のチームだから残留できないというわけではないと思います。
J1でも通じる攻撃パターンがあればいけるかなと。
そのため2007年と面子の大幅な入れ替えがなくチーム戦術の継続という点で有利ではあるでしょう。

J1で通じる攻撃パターンの一つは、セットプレイでしょうね。
高さは、補強した日本人選手は全員180センチ以上ですし、
日本のサッカーチームとしてはあるほうだと思います。
なので、FKも蹴れる大橋を逃したのは痛いですね。
FKの精度があがれば得点のチャンスも増える訳ですし、
直接狙ってゴールに入る可能性が高ければ相手GKにプレッシャーもかけれたんだけどなぁ…。

まあ、中長距離はアルセウが狙えますが、長い距離は元々入ればもうけもの程度ですから、
確実なチャンスとなりえるのはゴール前のFKです。
J1仕様にするためにも、ここの精度をもっとあげる必要がありそうですが、
今年は誰が蹴るのでしょうか。
だから、大橋みたいな直接ゴールを狙えるフリーキッカー来て欲しかったなぁ。


J1で通じる攻撃パターンのもう一つは、カウンターでしょうか。
昨年の基本的な戦術は、前線から相手を追い掛け回し、
相手がたまらずロングパスしたところをCBを4人並べた高いDFラインと
その前の中盤のラインの2列で跳ね返えし、マイボールにしたらロングパスで
とにかく前に蹴りだし前線のポスト役の二人のFWにあげるか両サイドに流し、
サイドからクロスか空いてるスペースに進入して点を取るというパターンでした。

まあ、見てて決して面白いサッカーではないのですが、
リスクを避けた合理的な戦術だと思います(笑。

それで、カウンターする上でボランチにはボール奪取力とそこからの展開力。
両サイドハーフは、突破力とクロスの精度。FWは決定力が必要かなと。

ボランチに関しては、デビ純、アルセウは、そのボール奪取力には定評のある二人ですから良い補強だったなと。
FWのノナトも得点王は無理かもしれませんが、ダビィと二人で30点くらい取ってくれればいいんじゃないかと思います。
そうなると、両サイドハーフに補強がなかったことが気になるところですが、
今いる選手に更にレベルアップしてもらわないと…。

まあ、お金がないので、あれが欲しいこれが欲しいといっても借金が増えるだけ(笑

2003年の札幌なんかは、


お金がないのに散々女性に貢いだ挙句、振られたときのショックに近いかも(笑。


足りない所は、このチームで頑張って育ってもらうしかないです。期待しています。


post by whiteowl

13:47

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