2010年12月05日
泣いても笑っても、2010シーズンの最終戦です。今年はホームでの最終戦になりました。スタメンは石川が怪我を押しての出場でしたが、逆に上里が怪我で出場していない。また、前節の後半の布陣が良かったと言うことで、三上のワントップで高木がトップ下へ入った。高校生ルーキー三上の活躍が期待されます。相変わらず、サブのメンバーは4名しか居ない。今年でコンサドーレ札幌を去る砂川選手への思い入れは皆さん大きいようで、選手入場から選手の円陣が終わるまで、ゴール裏には赤黒の縦縞に『8』の文字がくっきりと浮かび上がっていた。試合後のコメントで、砂川選手は「この時、涙が出そうになったが、堪えた。」と言っていました。 さて、試合ですが、前半序盤は熊本の攻撃に上手く対処できず、いつものパターンで攻め込まれシュートをあびたが、熊本選手の拙攻と佐藤GKのセーブもあり、何とか防いでいた。しかし、だんだんとコンサドーレ札幌も攻撃がかみ合いはじめ、前半31分、左サイドにて高木からのパスを砂川が受け、エンドライン付近よりクロス、この時、藤田が中央付近で、相手DFをみんな引き連れて、動いてきたため、右側が空いてきた。そこに三上が入ってきて左足でシュート、ゴールネットを揺らす。見事な攻撃でした。砂川選手曰く「石さんの教え通り」と。その後は、コンサドーレ札幌の攻撃が続くも、前半終了。 後半に入り、熊本の攻撃が支配したときもあったが、佐藤のファインセーブもあり何とか凌いだ。そして、伝説となるであろうシーンが訪れた。後半18分、相手PKエリア直前で砂川がファールを受けFKを得た。蹴るのは砂川。コンサに在籍していた8年間、毎年ゴールしていたが、今シーズンはまだゴールがないこともあり、「絶対に入れたかった」と言う。それが本物となった。蹴ったボールは回転し、直接、ゴール左隅に突き刺さった。サポーターも目の前のゴールでの出来事であり、ゴールが揺れたと分かったときは、ドームの中は最高潮となったと思います。砂川も喜びを体で表し、ベンチの方へ駆け寄り、選手全員から手荒い祝福を受けることになった。この頃から、熊本側は得点するために攻撃的になり、バランスが悪くなったこともあり、ほとんどがコンサ側のボール支配となってきた。そして、後半30分、藤山のクロスがクリアーされ、そのボールを西嶋がダイレクトでシュートして、ゴール。3点目が入る。更に、終了間近の後半41分、藤田のクロスを上原がスルーして三上が右足でシュート、右ポストに当たったが跳ね返ったボールはゴールの中へ。なんと4点目が入った。 調べたら、4-0での完封勝利は2006年6月25日、厚別での東京V戦以来である。この年は9月27日厚別徳島戦で6-0の完封勝利もしている。なんとこの前節のアウェー湘南戦では6-1で勝利していた。フッキが4得点(PKでの2ゴールあり)でした。徳島戦での6-0は憶えていたが、その前節のことは忘れていた。 試合終了。 こんな形(大量得点それも完封)での最終戦は初めてです。1万4千のサポーターも大満足だったことでしょう。 その後はヒーローインタビューがあったが、三上選手と西嶋選手が立ったときは、「あれ、砂川選手は?」と思ったがちゃんと後から出てきました。そして、後援会が選ぶ今シーズンのMVP賞の発表。これは誰が考えても高原選手ですね。 そして、U12,U15,U18のユース選手、トップチーム選手らコンサドーレ札幌の選手たち勢揃いしてサンクスウォークが始まりました。石崎監督の挨拶が何か他人事で、「来期は居ないな」と確信したのであるが、今日の報道などを見るとどうもそうでは無いらしい。何を考えているのか、よく分からん。------ 全部のイベントが終了後はOSC【どさんこうし】の仲間と、今年のコンサを振り返る忘年会「今年のコンサを振り返るぼやき会」を札幌駅近郊某所にて開催。J1から落ちてくる最後のチームの結果をネットで確認しつつ、監督のこと、来期のメンバーのことを肴に、美味しい酒を呑みました。なんと、FC東京が降格です。強敵がJ2に来ましたね。 来期に向けて、良い補強をして、必ずJ1へ昇格すること誓って、会は終了しました。 帰宅後、カズが最高齢ゴールを再度更新とか。それもフル出場だったようです。来年は「ゴンちゃんのフル出場」と「ゴンゴール」を期待します。『ゴンちゃん、札幌にいてね。』
プロフィール
OSCの名前です。 2002年7月結成。現在(2012年)、メンバーは8名と激減。(チームの成績が(^_^;)・・・) 名前の由来は、道産子+元職場名(?)。 仕事や家族の都合などで全員が一緒に観戦することはなかなか実現しませんが年に2~3回の観戦会と集まれる人だけのmini観戦会を開いています。 事務局長:comchan 今年、定年7年目を迎えた親父サポ。'98.9 x清水戦を見てから病み付きになる。 Home戦はシニア自由席にて応援。Awayでの観戦も年1,2回ほど、Away観戦の勝率が良いのが自慢です。
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