第32節 札幌 3☆0 福岡 : 待ちに待った完封勝利。若手の台頭

2009年08月06日

晴れ渡っていた空だが、開始時にはホーム側の空から暗雲が流れてきた。不吉な予感&雨?と心配したがそんなこともなく、かえって良い方に導かれた試合でした。

開始直後はボールが落ち着かなく双方のチームを行ったり来たりでしたが、23分宮澤のシュートで1点目。このゴールはホーム側から見ていた人はなんだか分からない得点でした。場内アナウンスで宮澤の得点を知る。見た感じは相手DFに当たって転がり、それをGKが取れなかったように見えたので、「オウンゴールかな?」なんて思っていましたが、宮澤の得点だったのですね。

ここからコンサのペースになっていった。
その前の宮澤ゴールにも絡んでいた高校生Jリーガーの古田が非常に良い走りと思い切りの良さを発揮して相手福岡選手を翻弄していた。今までこの位置にいた藤田くんを凌ぐ活躍ぶりである。「藤田も入った頃はこんな感じでなかったかなぁ~」なんて思ったが、「征也く~ん!うかうかしていられませんよ。」

そして35分、相手DFのクリアボールを振り抜いた宮澤がこの日2得点目。こちらのシュートはホーム側から見てもハッキリと分かりました。古田に負けていられないと頑張った宮澤も見事です。

前半は2-0で終了。
後半が開始してやや運動量が落ちたように見えたが、それでも多くはコンサがボールを支配していた。前半もそうだが、ここではダニルソンのがんばりに拍手です。上手くボールをインターセプトして危機の芽を摘んでくれていた。
もう1点が欲しかった時間帯の67分(後半22分)、上里が自軍のセンターラインやや後方から左足で蹴ったボールは放物線を描いてキーパーの頭上を越えてゴールネットを揺らした。ボールがスローもションでゴールに吸い込まれていく光景は短いような長い時間でした。SB席のエンドライン延長付近で観戦していた私は真横から見ていたが、始めは入らないと思っていた。しかし、だんだんと落下していく様を目の当たりにした。入ってから一瞬の間があって歓声。「良いものを見た」との声が周りから上がる。

あとは失点をしないで完封を望んで更なる声援が厚別を駆け巡る。危ないシーンもあったがDF陣も頑張ってくれた。そして終了のホイッスル。前前節の勝利とは違った喜びがわいてきた試合であった。
勝利の時の選手とサポが一体となった飛び跳ねは、恒例になりそう。今回は宮澤がサポ席に上っていって、コールを受けていた。札幌ドームでは見られない光景です。

晴れ晴れとした気持ちで帰宅しました。


post by comchan

23:42

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