10年史で一部訂正です

2006年04月28日

4月25日のブログで、「クレジットでの支払いが出来る」との書き込みを
しましたが、ウエッブ通販(ダ・ベッサ)経由でクレジット扱いをすると、かなりの手数料がかかり、さらに送るルートが別となって、送料も上乗せとなるので、ほとんど利益が出ないことがわかりました。

このため、ウエッブ通販・クレジット決済を断念しました。そのことの連絡が遅くなり、申し訳ありませんでした。お詫びいたします。

これまでにファンクラブ、後援会各会員に送った申し込み用紙がお手元に届いたころかと思います。この後、持ち株会会員にも発送いたします。申し込み書がどっと舞い込むのを心待ちにしております。

もし、申込書を手に入れる機会がない方は、直接、HFC・電話 011-858-5310ファックス011-858-5320か、私のメール
yykodama12117@hotmail.comへご連絡ください。郵送いたします。


重ねて10年史でのお願い

2006年04月27日

HFCの児玉です。

10年史の予約申込みが27日から始まりました。ホームページや私のブログを見てくださったサポーターの方から、電話やメールでの問合せ、申込用紙希望がひっきりなしでした。ありがとうございます。

今回は道新とHFCが併行しての宣伝、予約販売、また選手個人の直筆サイン付きといったあまり例のないつくり、売り方になったため、一部のサポーターさんに困惑を与えてしまっているのではないかと心配しています。

そこで今回の出版の仕組みをお伝えします。ご理解のうえ、ぜひHFC経由で、ご予約・購入をして下さい。

今回の出版は道新出版局にお願いし、ご苦労をかけていますが、私どもHFCは道新から3400部をマージンを引いて買い取ります。それを販売するとマージンがHFCの利益となる仕組みです。

出版界の通常の商慣行に従ってのことですが、道新は新聞販売所、ウェッブでの申し込みが出来、配達も販売所からで送料はかかりません。手強い"競争相手”というわけです。

HFCの場合、送料を上乗せすると道新との販売価格差が生じるので、送料(350円前後)はHFC持ちとしました。利益がその分、減るわけです。ファンクラブなどへのDM代も大きく、利益率はさらに落ちます。ウエッブ販売も手数料が惜しくて断念しました。

宣伝でも劣勢です。買い取った3400部が売り切れないと、在庫を抱え、利益も生じないという事になります。ぜひ、こうした事情をご理解の上、HFCへ予約をお願い申し上げます。

なんとか3400部以上を売り上げて、チームキ強化費に充足したいと思っています。社員全員で販売に総力を挙げています。


HFCから買ってください

2006年04月26日

HFCの児玉です。
26日のブログで「赤と黒の波長」さんが、10年史の購入について書き込んでいます。サポーターの皆さんはどこで予約しようかと迷っていらっしゃる方が多いように感じました。「赤と黒の波長」さんにコメントしましたが、同様の内容を、もう一度、書いてみました。

10年史は道新とHFC双方での販売ですが、収益は売った方に入ります。サポーターの皆さんはぜひ、HFCから購入していただくようにお願いいたします。コンサ・ホームページで詳しい購入の仕方を掲載しています。

もし、お分かりにならない場合、あるいは連絡先がわからない場合は、011-858-5310(HFC代表電話)か私のメール  yykodama12117@hotmail.com にご連絡ください。申込用紙、振込み用紙などをお送りします。ホームゲーム会場でも予約を受けます。

チーム強化のためにも、HFCからの予約購入をお願いいたします。


10年記念本予約のお願い

2006年04月25日

コンサドーレ札幌10年史「夢に挑む」の予約開始がまもなく始まります。サポーターの皆さん、ぜひHFCへ購入予約をお願いいたします。売り上げは当然のことですが、チームの強化費用になります。

価格は6000円プラス税金300円の6300円です。7月10日(WC決勝の翌日)発行となります。一冊一冊に番号が打ってあります。ゴールシーンのDVDと、購入者が希望する選手の直筆サイン色紙をつけます。世界でたった一つの、あなたの本です

仕様はA4変形版208ページで、本文130ページ、資料編78ページ、ケースつき。DVD、サイン色紙も本と一緒のケースに入ります。ビジュアル重視で、全体に落ち着いた本で、重厚感も持たせています(写真は表紙デザイン)。今、制作の最終段階です。

北海道新聞社から出版され、予約販売は道新とHFCの双方で行います。HFCに予約していただいた分の売り上げはHFCの収入となります。HFCは試合当日、会場で予約を受け付けるほか、郵便などで予約を受け付けます。詳しくは27日以降のコンサ・ホームページでご覧になって下さい。

内容は、「サポーターに捧げる10年誌」がコンセプトです。チームの戦績などのデータをしっかりと押さえながら、道民と共に歩んだ軌跡を追っています。

本文はプロローグのあと、第1章で「激動の日々」~共に戦った10年、第2章「赤と黒の戦士たち」~道産子チームの軌跡、第3章「12番目の戦士たち」~育む力、支える力、第4章「築く未来への架け橋」~変えた10年、変える将来、番外編「思い出の数々」、グラビア「あの日、あの時、あのシーン」となっており、それに資料編があります。

サポーターの皆さんにとっては、とても読み応え、見ごたえのある本に仕上がっていると思っています。原則的に予約販売で、4月27日から宣伝を開始します。HFCの場合は代金前払い方式で、現金のほか、郵便振替、クレジットカードなどもOKです。

どうか、よろしくお願いします。











子どもたちの笑顔

2006年04月24日

22日の柏戦は後味の悪い結果となってしまいました。でも、試合前には子どもたちの、いっぱいの笑顔に出会えました。「プレジュニアサッカースクール」に参加した子どもたちです。

5月から、HFCは北海道教育大学函館校と一緒に5歳から小学校2年生までの子どもたちを対象に「コンサドーレ札幌Jr.サッカースクール函館校」を開きます。22日は、事前の開校PR兼実技指導として行ったものです。


約30人のちびっ子が参加、ユニフォームはそれぞれですが、ビブスを着けるとひとかどのサッカープレーヤーです。小亀、竹原コーチのほか教育大学サッカー部員にもお手伝いしてもらいました。

あいさつの仕方から始まります。小亀、竹原コーチのリフティングには、ワーッと声が上がります。さおを刺したゴールに入るたびに歓声が沸きました。青空のもと、10時15分からの1時間はあっというまに終わりました。

ピッチのそばには父母が見守り、カメラやビデオで子どもたちの動きを追っていました。笑顔いっぱいのシーンがたくさん、撮れたことでしょう。そうした光景を見ながら「よかった、よかった」と教育大函館校の田中教授と握手しました。

旭川でも幼稚園児から小学3年生を対象にジュニアサッカースクール旭川校を東川町の「コンサドーレ・フィールド旭川」で開校します。このほか、4月4日、新ひだか町で行ったサッカー教室のように全道で出前講座を行っていきます。

札幌では今以上にたくさんの子どもたちを受け入れるスクール拡大策を
検討中です。「スポーツで幸せな北海道に」。このロマン実現に向けて
北海道全体を巻き込んでいければいいなと思っています。

コンサドーレ札幌の地域基盤強化にもつながることでしょう。






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12:29

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コンサの森とビオトープ

2006年04月20日

前にもブログで書きましたが、HFCはコンサの森つくりを始めます。サポーターの皆さんからのご提案、ご協力をお願いします。未来に向かって夢が広がるような森を緑を作りましょう。

昨年、札幌市東区東雁来のコンサ・ユース練習場横に完成したNPO法人
北海道スポーツクラブ(HFC、北海道サッカー協会などが出資)
の札幌サッカーアミューズメントパークが主な舞台です。

このパークは総面積4ヘクタールで、隣のコンサ練習場と調整地などを合わせると10ヘクタール近くになるサッカーの聖地です。すでに屋内練習場は昨年暮れから使用を開始し、コンサ・ユース、スクールが優先的に使用しています。

札幌市の条例等によりますと、この敷地の20%を緑地化することとなっています。緑化に詳しいサポーターの1人が計算してくれたところでは、幼木で1600本近くを植える必要がありそうです。雪解けを迎えて、植樹に適したシーズンになってきました。

敷地の中の屋内練習場南側広場とその周囲、敷地全体の周りに植えることになります。コンサ・ユースの練習場のぐるりも対象です。かつて道路側に植樹したことがあったといいますが、その後の道路工事もあって、今は樹木はほとんど見当たりません。

木の高さによって、必要な本数は変わってきますが、かなりの苗木と労力、資金が必要となりそうです。HFCは運営部を中心に、いま計画作りに入っています。札幌市環境局みどりの推進部、道サッカー協会、北海道森林ボランティア協会などと近く打ち合わせ会を開く予定です。

すでに一部のCVSさんからは「いつでも協力できるよ」との
ありがたいお話が舞い込んでいます。サポーターのみなさんからの
アイデアを打ち合わせ会などで生かしていきたいと思っています。

友人の北海道森林ボランティア協会の酒井和彦代表幹事は「3段階計画はどうだろう」と提案してくれています。①種を拾ってきてパーク内に作る苗畑にまき、苗木を作る②カミネッコン植樹をする③1メートル前後の苗木を植える~これを同時併行して進めたらどうかという案です。

サポーターのお子さんを中心に、今春ハルニレなどの種拾いをして、5メートル四方程度の苗畑に蒔いて、苗木を作る。それを来年、カミネッコンで植樹する。そのサイクルを繰り返していけば面白いというのです。東雁来は風がとても強い場所で、木を植えることで風を防ぐことにもなります。

私は屋内練習場南側の植林地にビオトープが作れればいいな、と夢見ています。小さな池でもいいのです。昆虫や魚、水辺の植物を育て野鳥が訪れ、回りに野の花が咲く自然の空間。四季を感じられ、さまざまな生き物に触れ合える、サッカーを楽しむ人たち、サポーターにとって「心のふるさと」になればと思うのです。












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15:27

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コンサ・スキーアカデミー開催

2006年04月16日

HFCは15、16日の両日、赤井川村のキロロスノーワールドで「コンサドーレ札幌 スキーアカデミー in KIRORO」を開催しました。地域スポーツの振興を目的に、Jリーグの支援を受けた初めて試みでした。

北海道スキー連盟の全面的な協力を得て、札幌、小樽をはじめ、稚内など全道各地から、小学1年から6年までの男女100人余が集まり、トリノ
オリンピック日本代表・生田康弘選手、SAJナショナルチーム・花田将司選手の、なまの滑りを見たり、連盟のコーチから指導を受けました。


初日は好天に恵まれ、雪上トレーニングを楽しんだあと(写真)、夕刻からは、コンサドーレの小亀卓也コーチからサッカーを教わり、食育講座「子どもの体づくり」の話を斗澤由香子講師から父母と一緒に聴きました。

2日目は荒れ模様の天気となりましたが、タイムレースを実施、午後から
表彰式も行って、サッカーボールなどの賞品を受けました。コンサドーレの旗の前で、記念撮影におさまった子どもたちや父母は笑顔満開でした(写真)。

スキー連盟の松岡尚幸さんや押切敬司さんらは、「子ども達がオリンピック選手や一流コーチから直接、指導を受ける機会は少ない。コンサドーレと一緒になって、こうした機会を増やし、ウインタースポーツを盛り上げたい」と話していました。

道内では学校でのスキー授業などが減り続け、子ども達のスキー離れは進んでいます。先日、札幌市内の中学校の体育担当教諭は、「女子生徒160人に、冬休み期間中にスキーに行った人はとたずねたら、一人しか手を挙げなかった」と言っています。

HFCは昨年、アイスホッケーの「ポラリス」と協力協定を結びました。そして、今回の試みです。北海道をスポーツで元気にしようとの考えからです。来年も、ぜひこの催しを開きたいと思っています




フェアプレー賞

2006年04月15日

どきどき、はらはらのゲーム運びから解放されました。
3連勝の湘南戦。どっと肩から力が抜けました。
勝つのはいいものですね。みんなが笑顔でした。握手攻めでした。

この日のゲームにはJリーグから、野村六彦規律委員会委員長が
来ていました。その後のフッキ選手の観察が主な狙いのようでした。
一発退場のシーン、それに先立つ伏線もビデオで確認してくれた上での来札です。

試合後、わざわざ私を探して話してくれました。
「今日のフッキ選手はよいプレーでした。いい選手になりそうですね」
そう、言ってくれました。

柳下監督の指導が行き届いていることにも言及してくれています。
そして、「札幌は戦い方がフェアです。ぜひ、今季のJフェアプレー賞を
狙ってください」とも。うれしいですね。

シュート数は札幌28本、湘南5本、フリーキック25:10。圧倒的だったのは
もちろんうれしかったけれども、イエローカードの枚数で湘南5札幌2。
みごとなフェアプレー。野村委員長の言う通りです。

神戸戦、草津戦も警告なし。
フェアプレーを続けて、J1へ。
夢が広がります。夢がつながります。


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22:05

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ホンデュラス・サッカー少年団と植林

2006年04月13日

6月中旬、中米・ホンデュラスへ緑化技術指導に行くNPO法人北海道森林ボランティア協会(酒井和彦代表幹事)プロジェクトチームに、HFCから中古のサッカーボール12個をプレゼントしました(写真)。

中米―緑化―サッカーボール。三題噺のようで、「それって、なに」と思われる方もいますよね。

同国のインティブカ県ラ・エスペランサ市は、人口の大半が先住民族・レンカ族で、最貧困地域です。貧困ゆえの盗伐などで森林破壊が進んでいます。これをなんとか防ぎ、森林再生をするために、同国はレンカ族のサッカー少年団に植林を義務付けています。

その見返りに、サッカーの技術指導やユニフォームを支援するというシステムです。ホンデュラスでもサッカーは最も人気の高いスポーツ。空き地サッカーを楽しむ子どもたちも例外なくプロサッカー選手を目指しています(写真)。

植林すれば、サッカーを教えてもらえ、ユニフォームも支給されるという、このシステムはとても有効に機能しているとのことです。でも、植林や育成の技術が劣っていて、北海道森林ボランティア協会チームはその技術を指導に行くわけです。

サッカー少年団員を対象に植栽、育林の基礎を教えるのですが、そのときのお土産にサッカーボールを持って行きたい、という趣旨でした。この計画には、千葉県の小学生も募金で協力していて、国際交流も広がっています。

世界では森林がものすごいスピードで消えています。1990年から2000年までの10年間で、中南米、アフリカを中心に9400万ヘクタール、日本の国土面積の2倍の森林が、地球から消滅しました(月尾嘉男氏監修、講談社刊「地球共生」から)。

地球温暖化、砂漠化が止まりません。森林地帯に生息する動植物が絶滅していきます。水資源不足など、さまざまな悪影響を私たちにもたらしています。森林の再生は急務です。

サッカー少年団に植林をしてもらうことで、緑化意識がたかまるのであればこんなにいいことはありません。

HFCも東雁来のサッカーパークで、今年から「コンサの森つくり」に取り組みます。ホンデュラスにサッカー少年団と緑化という良い手本がありました。コンサドーレからプレゼントする12個のボールがゆくゆくはサッカー交流にまで発展すれば、とも思います。








食育と牛乳

2006年04月11日

「おじさんらいふ」のなかさんから、牛乳と食育に関してのブログ書き込みがありました。興味深く読ませていただきました。HFCの食育への取り組みについても触れられていましたので現状をお伝えします。

ホームタウン推進部を中心に進めています。道内市町村を対象に開催を予定している少年少女サッカー出前講座で、サッカー指導の後を利用して「体づくり」「試合に向けての食事」「スポーツをする子どもの栄養学Q&A」を、父母を交じえて開いています。

4月15,16日にキロロ スノーワールドで開催する「コンサドーレ札幌スキーアカデミー」でも初日の夕刻、食育講座を開いて、子どもたちとコーチを対象に食の大切さを教えることにしています。

今年夏、芽室町の天然芝サッカーグラウンドが完成しますが、この披露イベントにコンサドーレが協力します。まだ詳しいことは決まっていませんが、ここでは、大規模な食育の行事をやろうと地元の青年部と話し合っています。

食料基地・十勝ですから、地元の野菜、牛乳・酪農製品などを使った料理講習会を子どもを巻き込んで、楽しくやれればと計画しています。秋には全国と北海道の農業協同組合中央会が道内で開く「ライススポーツセミナー」でも、コンサドーレ・食育を展開する予定です。

食育を進めるため、高橋はるみ知事にも、「食育」と帯で巻かれた「しまふくべんとう」を差し上げました。北海道農政部にも説明、協力を訴えています。農業団体首脳には食育と地場農産品の消費拡大を目指しましょうと働きかけている最中です。

あまった牛乳を、無料で大量に配ったり、テレビ広告に多額な宣伝費を投じることは無駄とは言いませんが、長期の需要を喚起するとは思えません。子どもや、シニア世代の体つくり、体力維持に牛乳がどれほど必要かをじっくり伝えるほうが効果的だと思います。

日本農業新聞に
連載した私のコラム「わたしと食」は友人の協力で文部科学省の一部でも読んでもらえたようです。「スポーツを通しての食育」。私たちにとっては当たり前のことなのですが、とても新鮮に受け止めてくれたようです。

すぐに、良い結果が出てくるとは思いませんが、コンサドーレのブランド力を生かし、少しでも子どもたちのためになるのであれば地道にやっていこうとスタッフで言い合っています。先日は北海道教育大学の村山学長にも「教育の場に食育を」とお話ししてきました。

今日の道新生活面で、子どもの肥満、糖尿病が増えているとの記事が出ていました。「ファーストフードなどに偏った食生活」「外で遊ばない」などが子どもの体をじわじわと蝕んでいます。

子どもにうつ病が増えているのも、食生活の乱れに原因の一部が、と分析する学者もいます。財政状態が苦しいHFCですから、自前でお金を投じてというわけには行きませんが、知恵を出し、周囲を巻き込んで大きな運動にしたいと思っています。

サポーターの皆さんからも「こんなことなら協力できるよ」といった提案をお待ちしています。HFCの食育講座で使っているテキスト(パワーポイント)を見てみたい、ほしいという方がいましたらyykodama12117@hotmail.comへご連絡ください。返信に添付します。


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11:04

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WEBOSSさんに深謝

2006年04月09日


先週、私の机の上に一枚の茶色い伝票が回って来ました。
捺印するために見ると、コンサドーレ・オフィシャルブログを
運営してくれているWEBOSSさんからの入金でした。

1~3月分の振込みです。翌日、さっそく朝礼でこのことを社員に
披露しました。WEBOSSさん、そしてブログに結集してくれた
サポーターの皆さんからの、嬉しい嬉しいプレゼントです。

昨年11月4日に立ち上げてから、5ヶ月余、HFCの新しい収入源
になりました。運営に関して、HFCは一切のコストを掛けていません。WEBOSSさんに全てお任せしています。

HFCが出しているのはコンサドーレが持つ無形のブランド力です。
そしてコンサドーレを熱く応援し、ブログを利用、活用してくれている
サポーターの皆さんのご協力です。

800に近いブログ数、月500万に近づくページビュー。それが広告集稿に結びついて来たのでしょう。今後、入金額は増えることが見込まれているとのことです。本当にありがとうございました。

昨年夏に提案があったときはこんなに順調に推移するとは思いませんでした。ブログを通して、HFCの素顔をサポーターの皆さんに少しは理解してもらえたのではないでしょうか。

サポーターの皆さんの考えていることも、教えてもらえました。
ブログ開設のBefore そして Afterでは、HFCとサポーター皆さんとの関係がすごく変わったような気がします。社員には、スタッフブログを積極的に書き込めと求めました。

新聞、テレビ、ラジオの既存のメディアも大切ですが、インターネットという新しいツールを手にした今、双方向で自由に、瞬時に、しかも情報量を制限されず、意志を伝え合うことが出来るのです。すばらしい武器だとは思いませんか。

コンサ・ブログは各方面で注目されています。ウエボススタッフブログでも紹介されたように、道新で大きく取り上げられました。既存媒体も無視できなくなったのでしょう。

先日、赤黒式さんのブログで書かれていたように、広報の専門誌
「PRIR(プリール)」5月号で大きく紹介されました(写真)。プリールは株式会社宣伝会議が発行している月刊誌です。内容はとても質が高く、充実しています。

この号の特集テーマは「ビジネスブログで社会と対話~ネット広報最前線」です。顧客との対話(広報)に使っているNTTの関連会社NTTレゾナント、社内のコミュニケーションを活性化するために活用している山梨県の食品製造会社「はくばく」(バンフォーレ甲府の胸スポンサー)と並んでコンサ・ブログを取り上げています。

「ブロガーは強力サポーター  767人の経営者たち」。見出しにこうう書かれています。サポーター同士もブログでつながっているとも。新しいことに取り組むHFCの姿勢が、少しずつ周囲に理解され始めた結果なのでしょう。

振り込まれたお金は、ブログが産んだ初めての金の卵です。ブログによって生み出される目に見えない効果も資産として大きくなっていくと確信しています。

3月末で創立1周年を迎えたWEBOSSさん、おめでとうございます。
そしてサポーターの皆さん、ブログを今後もよろしくお願いします。もっともっと、元気のよいブログにしましょう。それがチームを後押しします。





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22:52

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近未来のコンサ

2006年04月07日

TVHのコンサにアシストを見ていたら、今日の夕刻かかってきた電話を
思い出しました。札幌市サッカー協会のHさんからでした。
「社長 5日の草津戦で気がついたことがなかったかい」。

うーん。うなってみても思いつきません。
「試合に出た選手のうち、5人が道産子だったよ。そんなことは今までに
なかったと思うよ。新聞記者も気がついてなかったみたいだね」

そうなのです。先発で曽田(札幌市)、池内(当別町)、鈴木(岩見沢市)の3選手。途中、石井(石狩市)、藤田(札幌市)の2人が交代出場して合わせて5人。ベンチ入りの千葉(紋別市)を入れれば、16人中6人が道産子となったわけです。

記録に詳しいスタッフに聞いてみましたが、「そうですね。チーム始まって以来じゃないですか」。しかも出場5人のうち、鈴木、石井、藤田はコンサ・ユース出身です。鈴木、石井は20歳、藤田は18歳。若さあふれる新戦力です。

ユースからの選手登用を中心にした育成型チーム作りを目指す5段階計画の3年目。3-0の勝利は今も余韻を引いていますが、若い道産子ユースが加わった育成型のチームで勝ち点3を取れたことは、コンサドーレの近未来を見せてくれたようですね。

「柳下(監督)さんのもとで、本当の意味の地元チームが出来上がりつつあるんだよ。それに社長は気づいてほしいな」。Hさんはそういって携帯電話を切りました。

昨年、監督と食事をしながらチームの将来を話したことがありました。
「コンサドーレ札幌の監督、コーチ、選手は道産子主体であることが望ましい。それでこそ、地域に根ざして道民みんなから愛されるチームになると思うよ」

そう言っていたのです。一歩、それに近づいた5日の草津戦でした。


ザスパ草津の思い

2006年04月06日

昨日のゲームが行われたドームに、ザスパ草津から女性取締役が視察に来ていました。試合開始の4時間ほど前から、バインダーを手に気づいたことをメモしていました。大手広告代理店から草津に来て、クラブ運営に手を貸しています。

「児玉さん ドームでのコンサドーレ運営はJ1仕様ですね。素晴らしい」。
ドームの施設、ドールズのリハーサルやドーム内放送の試験を見聞きしての感想でした。「こんな環境で試合が出来るコンサドーレはうらやましい」とも。

一緒に前半戦を観戦して、最終便に乗るため、途中から千歳に向かいました。相川の先制点に、喜びを爆発させたいところでしたが、お隣の手前、ぐっとこらえました。「流れが札幌でしたから、いつか入ると覚悟していました」を聞いては、なおさらに。

草津は2002年、プロ化を目指し、元Jリーガーらが、温泉街で働きながら、地域リーグ、JFLを勝ち進み、昨年、Jへ仲間入りしたのは有名です。元日本代表キーパーの小島伸幸を中心に、チーム作りをしてきた苦労クラブです。

今年は40歳と最年長だった小島も引退、新しいメンバーでのスタートでした。
「昨シーズンは、戦力的に劣勢とはわかっていても、これまで苦労してきた仲間を切って、新戦力を投入するわけにはいきませんでした。今年はそれを振り切りました」。

昨年はシーズンを通じて5勝、今年は10勝を目標に、すでに2勝をあげています。善戦が光っています。昨日の草津の戦いぶりをみると、GK高木、DF鳥居塚などの迫力は、「Jを目指す」と這い上がった昨年までの仲間イレブンの思いを継いでいるように見えました。

初心を忘れない。その大切さを見せてくれたようです。札幌は草津に比べれば、ゲームをする環境は勝っているでしょう。でも、10年前、「札幌にJのチームを」と燃え上がった札幌市民の気持ちは今も引き継がれているでしょうか。

熱く燃えた気持ちを引き継ぎ、コンサドーレを守り育て、北海道のスポーツ文化を確固としたものにするためにHFCは何をしなければならないのか。10周年を迎えた今年の大きな課題です。






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22:48

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コンビニに「ヘラトリ」

2006年04月01日


倶知安町のグランひらふスキー場下にあるセーコーマートに1日朝、立ち寄ったら新聞スタンドに道新、道スポと一緒に、なんとHerald Tribune(ヘラルド
トリビューン=通称ヘラトリ)がずらっと並んでいました。

ニューヨーク・タイムズ発行の国際版で、一日遅れですが、れっきとした本物。ニセコにやってくるオーストラリア・スキーヤーのために置いてあるのは明白です。この日のコンビニにいた客5人のうち、4人がオーストラリア人でした。

昼食を、と思って入った知り合いの蕎麦屋さんでは、営業中の看板の下に英語のメニューが。そして中では、ニュージーランドからスキー旅行に来た女性が働いているではありませんか。びっくりです。

ひらふで事務所を構え、不動産業を展開している友人のオーストラリア人Kさんによると、この冬、オーストラリアからニセコに来たスキーヤーは1万5,000人。海外スキーで出国した5万人のほぼ3分の1になるといいます。

スキー熱が去った道産子にとっては、理解が出来ないほどのニセコ熱なのです。春先のべたべた雪で、閉口しているのは日本人、彼らは、日差しを浴びながら春スキーを堪能しているのです。「北海道の雪は世界の中でも最高」と口をそろえて。

Kさんの話では、今冬、英国から観光ツアー調査団が北海道に来ました。冬のニセコでスキーを楽しみ、そのあと早春の東京、京都を巡り、夏のオーストラリアを回って帰国するツアーを計画中だそうです。

雪は北海道にとって大きな資産。自然と親しむ遊びが広がり、体と心を鍛えます。スポーツビジネスが生まれます。
それをオーストラリアの人たちに教えてもらっています。

買ってきたヘラトリに目を通すと、1面にサッカーボールのイラストと記事、19面にも記事は続いていて、サッカーを巡る有力スポンサーのブランド戦略が詳しく紹介されていました。ドイツ・ワールドカップでのカード会社の動向など、とても興味を惹かれました。

国際企業は不特定多数を相手にするテレビ広告から、サッカーのユニフォームスポンサーになるなどの直接広告へ軸足を移していると解説しています。これだけ世界に広がるサッカーは、企業戦略にとって欠かせない広告媒体と映っているようです。

19面ではイングランド・プレミアリーグ・マンチェスター・ユナイテッドのユニホームが表示されていて、そこのロゴの値段が書かれています。右胸のナイキは13年契約(2002年調印)で640億円、胸中央のボーダフォンは4年契約(2004年調印)で75億6,000万円(1ポンド210円で計算)だというのです。

このほか、そで、パンツ、ソックス広告は付いています。それぞれの場所を確保するのに各企業は血眼になって競争を繰り広げているようです。複数年契約どころか、10年以上も独占しようとするところに、その意思がわかります。

やがて、日本でもそうした時代はくるのでしょう。
いや、必ず来ます。スポーツ・マーケティングが華やかになるときが。
その足音が聞こえているのです。企業経営者にこの音を聞いてほしいと思います。

そのためにもコンサドーレは面白いゲームを繰り広げ、J1へが必須条件なのですが。

これはエイプリルフールではありません。念のため。