2006年04月16日
HFCは15、16日の両日、赤井川村のキロロスノーワールドで「コンサドーレ札幌 スキーアカデミー in KIRORO」を開催しました。地域スポーツの振興を目的に、Jリーグの支援を受けた初めて試みでした。 北海道スキー連盟の全面的な協力を得て、札幌、小樽をはじめ、稚内など全道各地から、小学1年から6年までの男女100人余が集まり、トリノ オリンピック日本代表・生田康弘選手、SAJナショナルチーム・花田将司選手の、なまの滑りを見たり、連盟のコーチから指導を受けました。
初日は好天に恵まれ、雪上トレーニングを楽しんだあと(写真)、夕刻からは、コンサドーレの小亀卓也コーチからサッカーを教わり、食育講座「子どもの体づくり」の話を斗澤由香子講師から父母と一緒に聴きました。 2日目は荒れ模様の天気となりましたが、タイムレースを実施、午後から 表彰式も行って、サッカーボールなどの賞品を受けました。コンサドーレの旗の前で、記念撮影におさまった子どもたちや父母は笑顔満開でした(写真)。 スキー連盟の松岡尚幸さんや押切敬司さんらは、「子ども達がオリンピック選手や一流コーチから直接、指導を受ける機会は少ない。コンサドーレと一緒になって、こうした機会を増やし、ウインタースポーツを盛り上げたい」と話していました。 道内では学校でのスキー授業などが減り続け、子ども達のスキー離れは進んでいます。先日、札幌市内の中学校の体育担当教諭は、「女子生徒160人に、冬休み期間中にスキーに行った人はとたずねたら、一人しか手を挙げなかった」と言っています。 HFCは昨年、アイスホッケーの「ポラリス」と協力協定を結びました。そして、今回の試みです。北海道をスポーツで元気にしようとの考えからです。来年も、ぜひこの催しを開きたいと思っています
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
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