2006年04月20日
前にもブログで書きましたが、HFCはコンサの森つくりを始めます。サポーターの皆さんからのご提案、ご協力をお願いします。未来に向かって夢が広がるような森を緑を作りましょう。 昨年、札幌市東区東雁来のコンサ・ユース練習場横に完成したNPO法人 北海道スポーツクラブ(HFC、北海道サッカー協会などが出資) の札幌サッカーアミューズメントパークが主な舞台です。 このパークは総面積4ヘクタールで、隣のコンサ練習場と調整地などを合わせると10ヘクタール近くになるサッカーの聖地です。すでに屋内練習場は昨年暮れから使用を開始し、コンサ・ユース、スクールが優先的に使用しています。 札幌市の条例等によりますと、この敷地の20%を緑地化することとなっています。緑化に詳しいサポーターの1人が計算してくれたところでは、幼木で1600本近くを植える必要がありそうです。雪解けを迎えて、植樹に適したシーズンになってきました。 敷地の中の屋内練習場南側広場とその周囲、敷地全体の周りに植えることになります。コンサ・ユースの練習場のぐるりも対象です。かつて道路側に植樹したことがあったといいますが、その後の道路工事もあって、今は樹木はほとんど見当たりません。 木の高さによって、必要な本数は変わってきますが、かなりの苗木と労力、資金が必要となりそうです。HFCは運営部を中心に、いま計画作りに入っています。札幌市環境局みどりの推進部、道サッカー協会、北海道森林ボランティア協会などと近く打ち合わせ会を開く予定です。 すでに一部のCVSさんからは「いつでも協力できるよ」との ありがたいお話が舞い込んでいます。サポーターのみなさんからの アイデアを打ち合わせ会などで生かしていきたいと思っています。 友人の北海道森林ボランティア協会の酒井和彦代表幹事は「3段階計画はどうだろう」と提案してくれています。①種を拾ってきてパーク内に作る苗畑にまき、苗木を作る②カミネッコン植樹をする③1メートル前後の苗木を植える~これを同時併行して進めたらどうかという案です。 サポーターのお子さんを中心に、今春ハルニレなどの種拾いをして、5メートル四方程度の苗畑に蒔いて、苗木を作る。それを来年、カミネッコンで植樹する。そのサイクルを繰り返していけば面白いというのです。東雁来は風がとても強い場所で、木を植えることで風を防ぐことにもなります。 私は屋内練習場南側の植林地にビオトープが作れればいいな、と夢見ています。小さな池でもいいのです。昆虫や魚、水辺の植物を育て野鳥が訪れ、回りに野の花が咲く自然の空間。四季を感じられ、さまざまな生き物に触れ合える、サッカーを楽しむ人たち、サポーターにとって「心のふるさと」になればと思うのです。
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
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