2007年02月24日
23日、東京でJリーグのプレスカンファレンスと博報堂主催のキックオフパーティーが開かれ、行ってきました。熊本から三浦監督と曽田選手も飛んできて参加、翌早朝、とんぼ返りしました。ご苦労様。
キックオフパーティーでは余興の一つで優勝予想が行われました。競馬新聞に見立てた予想紙も配布され、J1、ナビスコ、J2それぞれの優勝チームを予想するゲームです。注目の予想紙のチーム寸評ですが、札幌は「期待できる」。説明に「攻撃的なチームから攻守にバランスの取れたチームへ。大宮をJ1に導いた三浦監督の手腕が試される」。
ちなみにJ2の他チームは 仙台「注意が必要」、山形「好走可能」、水戸「大穴なら」、草津「ハマれば一発」東京「さらに上昇」、湘南「伏兵」、京都「狙い目十分」、大阪「上位争い」、徳島「陣営前向き」、愛媛「好戦できる」、福岡「今回も好戦」、鳥栖「チャンス到来」。 これをもとに城 彰二、宮澤ミッシェル両氏が予想解説、J1は宮澤氏が浦和を優勝候補筆頭に上げ、城氏はJ2に関して東京をトップに評価、ついで仙台の名前を上げていました。(写真)
プレスカンファレンスについてはテレビ、新聞で報じられていますが、メディアを中心に800人が集まりました。チェアマンは「2010年までにJの観客客を1100万人にする」との構想を発表しました。 ついで壇上に各監督が上がり、チームスローガンの紹介がありました。そのあと各チームから1名の選手が新ユニフォームで登壇、カメラにおさまりました。(写真)
別会場ではチームの紹介ブースが設けられ、監督、選手も加わって、メディアの取材を受けます。三浦監督はひげをきれいにそり、練習中の厳しい顔から、柔和な表情に。曽田選手は「締まったでしょう」と言うように、体は絞り込んで早くも戦闘モード。(写真) 三浦監督はJ経験が永いこともあって、旧知の記者が次々と訪れ、スツールに座る暇がないほどの状態でした。ある記者の求めに応じて[Will Be色紙]に書いた次の文字は「a Winner」。オシム代表監督親子も相次いで顔をみせ、歓談していました。(写真)
元コンサの今野選手も元気な姿を披露していました。(写真)
2007年02月19日
20日(火)午後1時から、札幌駅のシュリーの店「パセオ店」で、シュリーの店を支援するイベントをします。創業記念日にちなんだもので、私が一日店長をつとめます。ドーレくんもサポートしてくれます。 今年の特徴は北海道盲導犬協会から、2頭の盲導犬も参加してくれることです。当然、盲導犬協会への募金も募るのですが、ドーレくんと盲導犬とのコラボは話題になりそうです。 ドーレくんはダンスを披露しますが、盲導犬のフウちゃんたちは、どんな反応を見せてくれるのでしょうか。楽しみです。ぜひ、見に来てください。HFCはシュリーの店と道盲導犬協会を応援してきています。 シュリーの店の店頭には盲導犬育成募金箱「ミーナの箱」を置くことになりました。また、20日から22日まではクツとカバンの修理は半額になっています。この際、お近くのシュリーの店を利用してみたらいかがでしょう。
2007年02月07日
先日、ホームゲームを東京・西が丘サッカー場でやらなければならなくなった経緯を書いたところ、たくさんの方から、前向きの反応をいただきました。これまでの西が丘開催の進捗状況をお知らせします。 スタジアムのホームとアウェイ席を入れ替えます。通常のままだと、ホーム席が800、アウェイ席が1200になっています。チームベンチも変えます。出来るだけ多くのサポーターにホーム席に入ってもらいたいことと、ファンクラブブースの設置、グッズ販売場所の確保のためです。すでにJリーグに申請書を提出しました。 グッズも多種類を売る予定です。ひごろ購入の機会の少ない本州サポーターのみなさまに買っていただければと思います。石屋製菓さんにも協力願って、白い恋人も特別に販売できないか、協議中です。スタジアムとの話し合いが必要になるかとは思いますが、サッポロビール・クラシックが売れればいいですね。 要望が多いドールズの出演ですが、残念ながら困難です。ドールズのほとんどが中、高校生です。当日が平日の夜ということもあって、2日間学校を休まなければなりません。一日ですと、欠席許可願いをクラブから学校に出してOKになることもありますが、2日間では、ドールズの皆さんの学業にも影響が出るのでお願いできません。 ドーレくんは勇躍、出陣の準備を進めています。どんなパーフォーマンスを見せてくれるか、今から楽しみです。また、道内から応援観戦ツアーが組めないか、代理店と話し合いを始めています。西が丘を赤黒で埋めたい、興行収入を少しでも多くしたい、そのための努力をこれからも続けます。
2007年02月05日
「ハチドリのひとしずく いま、私にできること」(光文社刊、1,143円プラス税)。最近、とても感動した本です。南米の民話に基づくもので、スローフードの提唱者、辻信一さん(スローイズビューティフルの著者)が監修した本です。 ハチドリは北、南米に棲む小さな鳥で、強く翼を羽ばたくので英名でハミングバードといいます。ホバリングしたり、後へ飛んだりできる特技の持ち主です。この物語の主人公は、クリキンディと言う名前のハチドリです。 わずか17行の物語ですが、示唆に富んだ内容が広く感動を呼んでいます。そして坂本龍一さん、C.W.ニコルさんらの小文[私は、私にできることをしている]などで成り立っています。この話をひとりでも多くの人に伝えたいと願うネットワークも出来ています。 以下が物語の内容です。 ーーーーーーーーーーーーー 森が燃えていました 森の生きものたちは われ先にと逃げていきました でもクリキンディという名のハチドリだけは いったりきたり 口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます 動物たちがそれを見て「そんなことをしていったい何になるんだ」といって笑 います クリキンディはこう答えました 「私は私にできることをしているだけ」 ーーーーーーーーーーーーーーー 燃えている森は、戦争なんでしょうか、環境、 飢餓、貧困、高齢社会 それとも? この本の絵を描いたカナダ先住民マイケルさんの言葉も印象的です。「逃げ出した動物を卑怯もの呼ばわりするのではなく、それぞれの立場を理解してあげよう。人を批判するひまがあったら、出来ることを淡々とやっていこう」。 いいですね。心の狭い私にはとても強く響きました。
2007年02月02日
4月11日午後7時からの対福岡戦ホームゲームを東京都内の国立西が丘サッカー場で行ないます。道外でのホームゲームということで、お客様の入り込みが心配です。運営部の集客担当者を中心に対策を練っています。 関東後援会のみなさんと連絡をとりながらの協力依頼はもちろんですが、東京在住の企業人の集まり、北海道クラブや各地のふるさと会などを通じて、首都圏にいる道関係者に来場を呼びかけています。 西が丘サッカー場は東京都北区ですが、三田線本蓮沼駅から8分、JR京浜東北線赤羽駅から10分と比較的、アクセスは良いので、北海道からもぜひ応援に駆けつけてください。そして、本州在住の知人、友人に観戦をお願いしてください。客席がピッチに近く、見やすいスタジアムということです。 毎年のことですが、リーグ・スケジュール調整は難航します。今年は特に二転三転しました。1月25日発表の前日ぎりぎりに決まりました。私達は道外でのホームゲームを避けるため、さまざまな努力をしたのですが、結局はこのような結果になり残念な気持ちです。道内サポーターの方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 スケジュール調整は毎年10月末ごろから、予備調査を始めます。各チームはそれぞれの事情を抱えています。自前のスタジアムを持っているチーム、持たないチーム、使いやすい公営施設があるチームなどなど。それらの条件を重ね合わせると300項目を超えます。 これをコンピューターに入れて調整するのです。札幌の場合はドーム使用で日ハムさんとの競合があります。さらに一年以上前から予定されているイベントも。プロ野球の日程は11月中には、ほぼ固まって日ハムのドーム使用日が先行して決まります。 Jリーグの場合は、そのころはまだリーグ戦終盤で、どこがJ1に上がるか、どこが落ちてくるかも決まっていません。スケジュールの固めようがないのです。入れ替え戦の後、昇格、降格チームが理事会で確定するのは12月の中旬過ぎです。 それから調整が本格化します。今回は、二つの別要素が加わり難航の原因になりました。一つは世界陸上選手権が大阪で夏に開かれることと、もう一つはスカパー放送です。8月25日から長居陸上競技場で開かれるこの大会には212の国と地域から3200人の選手が参加します。 各国チームが大会期間中と前後、主に関西、四国地区の陸上競技場で練習します。このため、Jチームの試合開催に影響を及ぼしています。スカパーについては今年から全試合完全放映するので、チャンネルの関係から時間帯、曜日を分散して開催することが必要になりました。すり合わせが極めて難しい状況になったのです。 この結果、4月11日の札幌ホームゲームは水曜日ナイターと決まりました。この段階で、すでにドームはプロ野球におさえられていました。厚別開催を検討したのですが4月中は芝の養生のために不可との結論です。自力除雪をするから、などさまざまな働きかけをしましたが結論は変わりませんでした。 室蘭は3月31日に続いての開催になるものの、出来れば使用したかったのですが、ナイター設備のないのがネックになりました。札幌から厚別の照明車を運ぶことを考え、見積もりをとりましたが、650万円以上かかることがわかり、断念せざるをえませんでした。 それだけで通常の運営費を超えてしまいます。宮の沢の白い恋人サッカー場を使うことも検討しました。仮設のスタンドを構築し、照明車を厚別から移すことも、真剣に検討したのです。 しかし、照明車がバックスタンド側に置けない、置けたとしても光線が高速道路を照射してしまい、自動車走行の妨げとなるとの理由から、これもダメとなりました。Jリーグには特例として認めることの要請も非公式にしたのですが~。 鬼武チェアマンは札幌の窮状を理解して、一時はスケジュールの練り直しを事務当局に指示しましたが、代案がない以上、本州開催に踏み切らざるをえないことになったのです。東京・夢の島競技場、熊本も候補地に考えましたが、集客のことを考慮に入れ、西が丘に決めました。 西が丘をホームタウン内に持つ東京ヴェルディ、FC東京に了解を得ての開催です。厳しい経営状況下ですから、なんとしても赤字興行は避けたいところです。私も14日には道関係企業の会合に出てお願いをしてきます。 今回は積雪寒冷地であること、自前のサッカー場を持たないことの悲哀をつくづく感じました。どうか、首都圏にいるお知り合いに声をかけ、一人でも多くの観戦を呼びかけてください。お願いいたします。
プロフィール
北の大地に憧れて、1959年、横浜からやってきました。特急はつかり、SLもまだ残っていたころです。北海道新聞で42年間、記者生活をおくりました。そのあとはシニア向けの新聞を作ったり、福祉、介護のボランティアNPOにかかわったりしていました。 道新スポーツの経営をしていたこと、コンサドーレサポーターズ持ち株会副理事長をしていたことなどから、05年3月、現職に。山登り、オートバイ、野菜つくりなどが大好きです。
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