報知新聞をみて

2006年11月22日

 「柳下監督今季限り退任」の文字が大きく踊っている。
 記事によると、今季の目標であった3位以内に入れなかった結果を受けて、柳下監督が『来季はやりません』という旨を表明し、フロントは監督の意思を尊重し続投要請はしないことを決めたことから、任期満了に伴う退任が決定したと読み取れます。
 いつかは別れる時が来るのは当然のことだし、柳下監督は筋を通すタイプの人でしょうから理解できなくもないのですが、この記事からはフロント側の考えが伝わってきません。強化部長との対話集会には参加していないためそこら辺の雰囲気をつかめていないですし、まだシーズン中であるということも理解していますが、2003年12月に出された「コンサドーレ札幌強化計画」に沿って来季以降もやっていくのかぐらいは表明してもいいんじゃないかと思います。現在の路線を踏襲して指導者としてやってくれる人ってどれくらい居るんでしょうね。
 こんなことぐらいで応援辞めようとは思わないし、シーチケも買うでしょうが、ボランティアスタッフの継続は別問題です。現状においてリーダーの数が足りていないことを認識したうえで、このままでは気持ちよく来季の担務など出来ないと言わざるを得ません。つーか、その前に今年はもう1回担務があるんですね(苦笑)。
 フロントとして早めに方向性の表明をしていただきたいと思います。

 話は変わって、柳下監督退任よりも目を引いたのはカーリングの記事でした。TVでも試合の様子は報道していたので試合があったことは知っていましたが、キャパ2,500席の会場に539人の動員人数(主催者発表)だったそうです。で、見出しが「カー娘バブル崩壊」です。いい時だけ擦り寄ってきて手の平を返すようなマスメディアの対応にいまさら驚くこともありませんが、いままで会場を埋めていた人たちはいったい何処へ?という思いの方が強いです。画面を引くと上部席がガラガラな大相撲九州場所といい、スポーツ観戦者の行動原理に興味を持ちました。


post by brains

10:14

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