2019年11月01日
ようやく脱力状態から戻りつつあります。名古屋戦はCVS担務で頑張ります。それがいまの自分に出来ることだと思うので。 いつかタイトルを、という思いはあったものの、実際どうなんだと問われれば、ぼんやりした感じで遠くにあるもので明確なイメージなどなかった。ACL出場を目標に臨んだ今シーズンだったけど達成することはほぼ無理な状況となったのとは違うけど幻に近い存在だった。 にも関わらずJリーグカップ(JリーグYBCルヴァンカップ)にJリーグ16チーム目となるファイナリストとして出場を果たすのだから分からないものだ。タイトルへのイメージがなかったにも関わらず何故か本能的にプレーオフステージから全試合観戦を決めた自分を褒めてあげたい。 2009年のFC東京-川崎フロンターレ戦に続いて2度目となるJ2オリジナル10チーム同士での決戦となった。PK戦までもつれたものの制することは適わず14チーム目の優勝チームに名を連ねることは出来なかった。 進藤の蹴ったボールを新井がキャッチするのを目にした瞬間「終わった」という気持ちと「いい試合だった」という気持ちがいったりきたりで「悔しい」という感情は北千住まで移動して食事するまでなかったような気がする。 時が経つにつれ、あの時ああすれば、という考えが巡らなくはないけど、あの時あの瞬間については個人的に悔いのない時を過ごしたと思う。もっと舞い上がってフワフワした感じになるかと危惧していたけど、そんなことにはならずあそこまで「燃えた」ことはなかったと思う。これも決勝戦の持つ力なんだろう。 最高の結果を残せなかったことは経験不足に尽きる、と思う。でも、その時やれるだけのことをやっての結末なので、選手・スタッフを誇らしく思うことはあっても批判する気にはならない。 次の機会を簡単に手に入れることは難しいだろう。それでもあの舞台に立てる喜びを知ってしまった。普段は足を踏み入れることのないホーム側のゴール裏で戴冠に向けてやりきることの大切さを知った。大変でも頑張れるんじゃないかなと思いたい。 とは言うものの、割り切ったつもりでも「2位じゃダメなんでしょうか?」というフレーズがいまだに頭の中を駆け巡っており、心は迷いの森のなかを彷徨い続けている。リーグ最終戦までには迷いを断ち切りたいな。