2018年05月03日
いままで経験したことのない景色が次から次へと見えてきて戸惑うばかり。34試合のうち12試合を終えたところで勝ち点は22、これが冒険パワーなんですかね。 2018シーズンはクラブの規模を大きくし、ビジョンとして「サッカーの質でカバーして35億円規模でも優勝争いできるようになるのが理想」を掲げ、攻撃サッカー導入のためペトロビッチ監督に声を掛け、2017シーズンを残留に導いた四方田さんをチームに残し戦うこととなりました。 理念としては理解出来るものの、現実的な目標はまず残留だろう、が正直な気持ちでした。実際シーズンが始まってみるとなかなか結果が出ない状況が続き、厳しいシーズンになると覚悟していたら長崎戦で今季初勝利を挙げ2週間の中断期間を経てチームが急激に変貌し、リーグ戦9戦負けなし(6勝3分)という見たことのない景色を見せつけられています。特定の選手に依存して勝ちを拾っていくのではなくチームとして戦えているところが凄いと思います。こうも劇的にチームの底上げって図れるものなんでしょうかね。 18チーム体制となった2005年以降、15位を確定させるために必要とされる勝ち点を調べてみたら26〜40でした。3チームが勝ち点30を獲得出来ない場合には勝ち点30でも残留可能となり、1チームだけがまったく勝てない場合は残留に必要な勝ち点が40近辺まで上がる傾向があるようです。2008、2012が顕著ですね、当事者だったからよく分かってます(苦笑)。 では今シーズンはどうなのかと考えると、18位の勝ち点は8なのでこのペースで一年を終えると22.6となり降格ラインは高くもなく低くもないと推定していいのかなと思います。であれば昨年も目標にした37を残留ラインと想定していいのかな思います。 となれば、あと5勝。もっと高みを目指すのであれば早めに達成して目標を残留から切り換えたいものです。こう考えているのは長年チームと過ごしてきた僕らだけで、チーム・選手・スタッフは既に違う目標に向かって進んでいるのかも知れないですけど。 この5勝がなかなかクリア出来なかったりするんだよなぁ。自分の知っているコンサドーレは(そろそろこんな考え方を切り替えなきゃならないのは判っているけど)。 年度 15位 残留目安 16位 17位 18位 2005 清水 39 (36) 柏 35 東京V 30 神戸 21 2006 甲府 42 (28) 福岡 27 C大阪 27 京都 22 2007 大宮 35 (33) 広島 32 甲府 27 横FC 16 2008 千葉 38 (38) 磐田 37 東京V 37 札幌 18 2009 山形 39 (35) 柏 34 大分 30 千葉 27 2010 神戸 38 (38) F東京 39 京都 19 湘南 16 2011 浦和 36 (34) 甲府 33 福岡 22 山形 21 2012 新潟 40 (40) 神戸 39 G大阪 31 札幌 14 2013 甲府 37 (26) 湘南 25 磐田 23 大分 14 2014 清水 36 (36) 大宮 35 C大阪 31 徳島 14 2015 新潟 34 (29) 松本 28 清水 25 山形 24 2016 新潟 30 (31) 名古屋 30 湘南 27 福岡 19 2017 広島 33 (33) 甲府 32 新潟 28 大宮 25 好調さのおかげか特に全国系のメディアで取り上げてくれることが多くなり、その影響もあるのか5日のガンバ戦は当日販売予定の700枚を残して完売状況となりました。当日はCVSですが厚別の大混雑の対応ってどうだったかなと記憶を呼び戻しているところです。 天気も心配、混雑状況も心配、そんななか座る場所がなく立って観戦せざるを得ない状況は全力で回避するよう頑張りたいと思っています。座席案内に集中出来るよう、まずは飲み物の売り切れがないようにしっかりと準備して欲しいものですね。