2008年10月24日
降格決定から5日が過ぎました。周囲の人たちは気を遣ってくれていたようで、昨夜、某酒場で話題となるまで誰も触れようとはしてくれませんでした。こちらとしては落ち込んでいる暇なんてあるわけもなく、今は踊るのに忙しい。……ホントは仕事がバタバタしているだけなんですけど。 残り2戦のホームゲームはCVSなので自分にとって今季のリーグ最終戦と言っていい柏戦でした。2002年よりも降格決定が早かった、厚別で一試合も勝てなかった、という信じ難い結果となってしまったわけだけど、あの2失点は今季を象徴するような失点だったなぁ。 実は今回がはじめて降格決定の現場経験でした。不思議なくらい哀しいという気持ちにはなりませんでした。現場に居ることが出来ない方があれこれ考えちゃうんだな、ということがよく分かりました。自分は柏の応援スタイルも有りタイプなので、いつも通りの応援で逆に気が楽になった部分があります。感謝はしないけど。 ベストコンディションでシーズンに臨めたならばという気持ちはありますが、それでも足りない部分があったことを認めざるを得ない状況では致し方ないと思います。どんな状況でも負ければ悔しいのは当然ですが。 降格という事実を受け入れ、挨拶して回る選手の姿とそれに反応する人たちをじっと見ていました。ゴール裏に来たとき僕らの顔をしっかり見ていたのは大伍とクライトン。まぁ、クライトンの場合は意味合いがちょっと違うんだけど(苦笑)。それだけを取り上げて気持ちがある・ないを論じる気はないし、もともと感情を露にしない選手が多いので何とも言えないとは思うけど、寂しいなと思ったことだけは確かだった。 その後、ビッグフラッグを畳んで帰路についたわけだけど、あんな強風ははじめてだった。もしかして厚別の風は泣いていたのかも。 あの日のことがどういった記憶として残っていくのか分からないけど、いまは前を向くしかないんだろうな。