3度目の正直(2)

2007年11月01日

 ローソンで愛媛戦のチケットを購入しようとしたら、ファミリーチケットが一番安く入場出来るようだったのでそれにしました。発券されたファミリーチケットにはグッズ引換券が付いていたので総合案内へ出向いたところ、6種類あるステッカーの中から3つ選んで下さいということでした。残念ながら携帯のカメラ機能が不調なため画像でお見せすることは出来ませんが、愛媛FCのサイトで確認することが出来ます。自分が選んだのは次の3枚でした。「子の心 親知らず」、「なつくのも 小学生まで」、「仕事と僕、 どっちが だいじなん?」。いい記念になったとは思いますが、どこに貼ればいいんだろう?
 そう言えば今シーズンのアウェイ遠征でグッズの類いを配布していた試合でちゃんとグッズをゲットした時にはキッチリ勝ってるんですねぇ。唯一貰えなかったのが、あのヴェルディ戦。頑張ってマフラーを入手すればあんなことにはならなかったのかも。鳥栖でもなんか配ってくれないかなぁ(笑)。

 17時開場だと思っていたら17時30分開場でした。陸上競技大会の片付けもあったのでしょうから仕方ありません。入場したらピッチ内では既に子供のサッカー教室のような催しを行なっていたような気がします。
 前半については前回書いた通り、愛媛の積極的な動きが目立ったもののピンチらしいピンチもあまりありませんでした。ただ試合開始前に仙台が勝ったことは知っていたので、勝たなければ、という気持ちをゴール裏に集まったサポは共有していたと思います。
 後半に入って札幌が主導権を握っているように思えるもののフィニッシュが決まりません。チャンスが潰れて溜め息をつくよりもコールで選手を押そう、と一生懸命盛り上げました。0-0というしびれる展開でしたが、悲壮感が漂う応援ではなかったと思います。40分過ぎからはこのまま唄い続けるんだ、と言う意識をゴール裏全体が持ち、それが大伍のゴールに繋がったと思いたいものです。その前の謙伍のシュートがゴールポストの上に飛んだシーンでも不思議とダメだという気持ちにはならず、まだまだ大丈夫行けるよ、という感じでした。
 ゴールが決まった時は柵に上ってレプリカを振り回し叫んでいたわけですが、後ろを振り返ってみると喜ぶ人あり泣く人ありと、このゴールをいかに皆が待ち望んでいたかということが分かりました。喜びは一旦しまいこんで残されたロスタイムをしっかり戦うため再び懸命に応援をし、一度危ないシーンはあったものの試合終了のホイッスルが鳴りました。この僅かな時間は長く感じました。後は挨拶にやってきた選手とともに喜び、大伍祭りとなりました。これまで勝てなかった鬱憤を一気に晴らすかのような弾けっぷりでしたね(苦笑)。

 あとは臨時バスに乗って松山市駅まで戻り、一度ホテルに戻ることとしました。この時点では疲労感と胸がいっぱいで何か食べる気にはならなかったのですが、このホテルには温泉施設がついていてのんびり入浴していたら少しお腹も空いてきたようなので出掛けることとしました。とは言え、遅い時間なのでチェックしていた店はもう閉店しており、ホテルで配布していたグルメクーポンを眺めていたら生ビール一杯サービス(しかもサッポロ生!)で郷土料理も食べられるという店が近場にあったので、そこに出掛けることとし、至福な夜は過ぎていきました。

                                       つづく。


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