2007年09月30日
もう何年も昔なんだけど、車対車の物損事故を起こしてしまったことがあります。 車を脇に寄せて、相手の状況を確認して、警察に届け出して、保険会社に連絡する、という手順は分かっているだけど、事故を起こしてしまったことで動揺して、対応がちぐはぐになり、結果的に相手を気持ちを高ぶらせて長引いてしまったという苦い経験があります。 もちろん、事故は起こす方が悪く、起こすような何らかの原因が自分にあったんだけど、一方で、何万、何十万キロと走っていれば、不幸な事故としか言いようのなことは誰にでも起こりうる。(特に冬の北海道では)。だから自動車保険があるんですね。 で、大切なのは、起こしてしまったことは起こしてしまったこととして、どれだけ冷静に、落ちついて対処できるか。なんですが、分かってはいるけれど、実際に当事者になってみると、なかなか落ちついてはいらせまん。 という昔の苦い経験を、今節の東京戦を見て思い出してしまいました。 開始早々のセットプレイの2点で決まってしまいましたね。 長いシーズンなので、相手のプレースキックがピッタリとはまって、どうしようもなく点を取られることもあるだろうし、それが続けざまに続くってことだってある。 それだけなんだけど、第4クールの昇格をかけた一戦という状況の中で、この事故が、札幌のメンタルの不安定を増幅させてしまい、思わぬ大敗になってしまった、と言えますね。 ただ、サッカーでは試合が終われば、すべて終わりなので、いつまでも引きずらないことが大切。 大目標は最終節終了時点で2以上になっていればいいいんで、切り替えましょう。 厚別の山形戦を見れば、わかるように力はあるんです。 だから、冷静に落ちついて対処すれば、いいだけなんです。
2007年09月28日
gumiさま オオドサさんのご推挙で勝手ながら、 リンクを張らせていただきました。 なおかつこのご報告をトラックパッドしてしまいました。 少しづつブログの深みにはまります。 今後ともよろしくお願い申し上げます。
2007年09月27日
前節、湘南戦の話です。 試合開始5分、相手ボールへの寄せを見て、今日も勝てない、と思ってしまいました。 相手のボール保持者にプレスをかけに行くものの、何か“おっかなビックリ(←北海道弁?)”で、相手に簡単にさばかれてしまいます。反対に、札幌がボールをもつと、相手はハイエナが群がるように押し寄せ、札幌の選手はキャーと悲鳴を上げながら(たとえ話です)簡単にボールを渡してしまいました。 たしかにラインデフェンスは保たれ、決まり事は守れているよう見えるけれど、ラインは好調時よりもかなり低く、最終列と2列目の連動性にかけ、ラインとラインの間で相手はいいようにボールをもてあそんでいました。 攻撃に移っても前線とゴールは遠く、まったく得点の匂いがしません。開始15分でよくて引き分け、相手の勝利を願う気持ちはこれっぽっちもないけれど、「まぁまず負けだろう」と思ってしまったのです。 昨日の厚別は、まさにこの逆でした。 襲いかかる守備。よく見ると、“どんよりした晴天”みたいな変な表現なんですけど、まさにこの表現がぴったりで、札幌の選手たちがボールに向かって牙を剥いて襲いかかるような、そんな感じなのです。 前半の10分こそ、前節のぎこちなさが残っていたものの、しだいに自信を取り戻し、セカンドボールを面白いように奪うことが出来るようになると、一方的な展開となりました。 得点にこそならなかったものの、前半なかばに芳賀がボールを追いかけて、相手のゴールライン付近まで、およそ50メートルくらいグランドを斜めに走り抜けたシーンがあったんですね。はじめて目撃したシーンでした。この時は“チャンスはあるけれど決められない”という展開だったんだったんですが、芳賀の走りを見たときに、前節とは逆に“勝てる”という確信が湧きました。 歴史映画で、この間の指輪物語にもあったけれど、固く閉ざされた城門の扉を、大きな木のハンマーで繰り返し、繰り返し叩いて破るというシーンがありますね。まさに前半終了間際のゴールは、そんな感じでした。 そして後半開始早々には、それまでゴールから見放されていたことが嘘のように、セットプレイから簡単に追加点。昨日は久しぶりに“負ける気がしない”試合でした。 なにが札幌の選手を変えたのでしょうか。
2007年09月26日
久しぶりの更新です。 多忙だったというのあるんですが、 前節をスカパー!で見て、フリーズしてしまいました。 とりあえず、恒例の今日の一枚。 今日はサポートに徹しようと思い、 あんまり撮ってないんですが、勝利を決定づけた二人の後ろ姿です。 札幌はどうやら免停が解けて、車に乗れるようになったみたい。 でも、前歴1だから、また引っかかるとすぐに免停。 悪くすると、免取だよ。
2007年09月19日
いつもの暇ネタです。 世界中で、サッカーファンは10億人いるといわれます。 その中のわずか数万人だけが、室内でフル規格のプロサッカーを 毎試合見ているんですね。 良いか悪いかは別にして、これはこれですごいことですね。 この日、外はどしゃ降りでした。
2007年09月18日
ふと気がつくとこのブログが、「8月21日号・週間アクセスランキング(集計期間 2007年8月14日~8月20日)」で、44位にランクイン。期間中3837件のアクセスがあったようです。 というか1ヶ月も前のことなのに、今頃、気がつきました。 別にランク入りを目指してやっているわけではありませんが、悪い気はしません。 でも、ほかの上位のみなさまのを見ると、ほぼ毎日更新だもんな。頭が下がります。 みなさま、これからもボチボチとやっていきますので、よろしくお願い申し上げます。
2007年09月17日
400kmのShortTrip さんが 私のブログはじまって以来2件目のトラックパッドをしていただいたので、ブーイングについて考えてみます。 遅ればせながら、400kmのShortTripさん、お読みいただきありがとうございます。 今度は私からトラックパッドしますね。観戦記を除くと生涯2度目ですね。 さて、ブーイングについての私の考えは昔から変わらず、 ブーイングは「する」ものではなく、「してしまう」ものである。 というものです。 私としては、小さなお子さんや家族連れの善良な方たちが大勢いるスタジアムでは、気持ちよく過ごしていただきたいです。ですので、下品なヤジや悪意のこもったブーイングなどを聞かせて、眉間にしわを寄せるようなことにはしたくありません。 でも、やっぱり、ふがいない姿、期待はずれの姿を見せられると、どうしてもブーイングは出てしまう。こちらが真剣に試合に向き合えば向き合うほど、人としての自然な情として、ブーイングしてしまうものだと思います。 それを無理に止めるようなものではないと思います。また逆に、無理にするようなものでもないとも思います。 なので、試合前に相手チームに送るブーイングのように、意図的なブーイングはしたことはありませんが、相手の悪質なプレイや味方のイージーミス(これが一番多いかな)、そしてふがいない試合の後には自然にブーイングしてますね。 でも、前の試合はブーイングせずに静かに立ち去りました。 ・・・という感じです。
2007年09月16日
札幌と仙台の試合を、2万2000人が見つめる札幌ドームで見ました。 結果として勝てなかったものの、下を向く必要はないと思います。 札幌の組織サッカーの要は、きれいに並んだ2ラインの4-4-2ですが、試合を通じて機能し続けていました。ボール回しのうまい仙台が執拗に、ゾーンとゾーン間を狙うものの最後の一線でちゃんと跳ね返せていました。 負けたのは、後半開始直後の失点に繋がったミスののみ。それを除くとシステムは機能していたいし、その分では悲観的になる必要はない、と思います。 しかし、サッカーはメンタルなスポーツです。システムとして機能しても結果が出なければ、まずかったとして、下を向いてしまう。何か、間違ったことをしているんじゃないかと不安になってしまう。 その躊躇、その不安が、コンマ何秒の遅れ、わずかな躊躇を生み、それが結果として1-0の試合を、0-0にし、0-1にしてしまう。メンタルゲームとしてのサッカーの怖さが出たのが、この試合、というかここ数試合なんだと思います。 札幌の最大の敵は相手チームではなく「昇格」という呪縛でしょう。実際に、今の札幌がおかしくなってきたのは、天王山と言われた京都に勝ち、昇格間違いなしと言われるようになってからでした。 ゴルフで、入れごろ、外しごろ、といわれる1メートルあまりのパット。それを入れれば優勝と言うときに、プロでもプレッシャーで目の前のカップが見えなくなることがあると言います。 ちょうど、今札幌は、そんなプレッシャーの真っ只中にあるんだと思います。圧倒的な実力差があれば、それをはね除けられるんでしょうけれど、ご存じのように戦力的にぬきんでていたわけではなく、システムとしての成熟度で勝ってきたようなものですから、その精密機械のようなバランスが狂い始めると、なかなか立て直せない。 しかし、ここで焦って別なことを始めると、もっともっとバランスが狂う。焦らず、じれずに、自信を持って今やっていることを続けるべきなんだと思います。 私たちもじっく行きましょう。
2007年09月15日
今まで、写真の切り口が見つけられないでいたドームですが、 ようやく糸口が見えてきました。 試合のことは、まぁ、その、ちょっと置いていて、アレなんですけど、 これゴール裏、ドアーズの『まぼろしの世界』みたいで面白いでしょ。 (と言っても誰も知らないか) 試合は後に観戦記でも。
2007年09月13日
少し協調性の足りない人に「空気が読めないヤツ」と言いますね。 戦術や選手個々の能力、または監督の采配など、サッカーの勝利を決定づける要素はたくさんあるけれど、その中でもっとも大きなものはこの「空気」というヤツなんだと思う。 昨年とほとんどポテンシャルの変わらない札幌が、ここまで首位を独走できたのも「負けない」という空気をフィールドに作り出せたからだと思うし、その「空気」が取り払われてしまったならば、ここ数試合のように下位相手に簡単に負けてしまう。 生観戦の醍醐味は、フィールドに流れている「空気」の切れ端を、スタンドで感じることができることです。よくテレビでは一方的に押し込まれて見えた試合でも、現地レポートでは「負ける気がしなかった」というケースがありますよね。スタンドで、「負けない」という空気というかオーラを受信してしまうから、こんな食い違いが起こる。 もの凄く不格好な試合の後に、拍手をして、真面目なサポから「生ぬるい」と怒られる試合がありますけど、拍手を送る人はフィールドに流れる「今日は勝てない」という空気に選手と一緒に感染してしまった人なんだと思う。感染してしまった証が拍手となって現れてしまったと。 一方、ブーイングを送る人は、自らのモチベーションの高さで空気に染まるのをはねつけた人、なんだと思ったりします。 しかし、この「空気」というのはくせ者で、ホームで圧倒的なサポートを送っても、それがかえって重苦しい「空気」を作り出してしまう場合があります。もちろん、いつもホームのサポートが悪い「空気」を作り出すと言っているわけではなく、多くの場合はホームチームに有利な風となります。 何が言いたいのかというと、フィールドを支配する「空気」の力学については、まだまだ未解明なことが多く、ようは一筋縄でいかないということ。ただ例外になく言えるのは、昇格であれ、優勝であれ、「空気」を支配したものが勝者になるということ。 決戦となる土曜日、「必ず勝つ」という空気で会場を満たしたいものです。
2007年09月11日
9月15日。対仙台戦。決戦が近づいてきました。 第3クール終盤の4連戦で勝点を1しか積み上げられなかったことによって、4万人ドーム作戦を行っていた9月15日の試合が、本当に決戦になってきました。 ここ何年も、口ではJ1昇格、決してあきらめない、などと言っていたものの、本音では、もうダメ、ことしもさっぱり、というシーズンが続いてきました。本当の意味での“決戦”という高揚感を持った試合は、ここ数シーズン、実はありませんでした。 昇格をかけ、決戦という意識持って臨む試合は、2000年の厚別浦和決戦以来なのかも知れません。(別な意味で、2002年は毎試合決戦でしたけど) 相手は、J2では札幌以上の動員力を誇り、多くの熱狂的なサポにサポートされた仙台です。相手の熱狂的なサポというのも、決戦には欠かせない要素です。2000年の浦和決戦は、首位と2位という順位以上に、日本一と言われる相手サポの熱狂も大きかったことは言うまでもありません。 「絶対に負けられない戦いがここにある」というフレーズは、もう手あかにまみれて口にするのもちょっとなんですけど、それでも、このフレーズを口にしてしまいそうです。
2007年09月09日
忘れた頃に始まる、思い出話「コンサドーレへの道」の第7回、 http://www.consadole.net/hm1644/category/1 これの続きです。 右の「カテゴリ」メニューから「コンサドーレへの道」を選ぶと続き物とわかります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 厚別公園競技場の入場者数バッケンレコードは、2000年のJ2第25節札幌対浦和の19825人ではなく、2001年J1第9節札幌対鹿島の19920人でもありません。 それは1993年8月7日ニコスシリーズ第4節V川崎対市原の21745人です。(近くに北海道本部のある宗教団体の大会などで、これを超えたものがあった可能性はゼロではありませんが) そしてこれに続くのが同年6月12日のサントリーシリーズ第9節市原対名古屋の20947人。同年9月25日ナビスコカップ第5節清水対浦和20237人です。J初年度であった1993年のサッカー人気の高さが伺えます。固定席に改修された今、消防法の制限もあってスタンドを建て増ししない限り、この記録は破られないでしょう。 この時、にわかサッカーファンになっていた私。サントリーシリーズで券を買いそびれてしまった反省から、ニコスシリーズでの川崎対市原戦には、強い気持ちで臨みました。しかし、当時のヴェルディ川崎はまさに人気の絶頂期で、Jリーグバブルの人気と重なって、チケットはたちまちプラチナ化。 今のようにコンビニで簡単に切符が買えるわけでなく、プレイガイド前には徹夜の列ができる有様で、販売開始と同時に売り切。私のようなライトなファンのところにはチケットは回ってきませんでした。翌年94年にもJの試合は何試合か行われましたが、年を超すと急速にJリーグへの関心が薄れ、金を出してまで見にいく気がなくなっていたのでした。 ちなみにコンサドーレ札幌以外の厚別でのJリーグの試合は次のようになっています。 ・ 1993年6月12日 サントリーシリーズ第9節 市原対名古屋 20947人 ・ 1993年8月 7日 ニコスシリーズ第4節 V川崎対市原 21745人 ・ 1993年9月25日 ナビスコカップ第5節 清水対浦和 20237人 ・ 1994年8月17日 ニコスシリーズ第3節 清水対平塚 18214人 ・ 1994年9月10日 ニコスシリーズ第9節 市原対磐田 18382人 ・ 1995年7月12日 サントリーシリーズ第23節 横浜対広島 14905人 ・ 1995年8月12日 ニコスシリーズ第1節(!) 市原対G大阪 9518人 ・ 1995年9月16日 ニコスシリーズ第10節 V川崎対C大阪 18786人 ・ 1996年6月 8日 ナビスコカップ予選B組 C大阪対市原 2218人 ・ 1996年8月31日 Jリーグ第17節 V川崎対横浜F 14280人 ・ 1996年9月28日 Jリーグ第21節 浦和対福岡 5611人 ・ 1997年9月13日 Jリーグ2ステージ第12節 V川崎対名古屋 8077人 (これ以外にもプレシーズンマッチが何試合かあったはず。また抜けや誤記がありましたらお知らせください) 当時ジェフ市原は厚別を第2ホームの扱いとしていたため多くの試合が組まれました。95年にはシリーズ開幕戦の場に厚別を選んだ市原ですが、われらの聖地厚別を第2ホーム扱いにするとは失礼な話で、96年にはナビスコの予選で2218人という当時のワースト記録をつくりました。 なおこの試合は当時、Jリーグ人気衰退の象徴として日刊ゲンダイなどいくつかのマスコミに取り上げられましたが、この時すでにコンサドーレ札幌が始動しており、道内のサッカー好きの視線は市原に向いていなかったと、書いてくれたマスコミは無かったですね。 いずれしろ厚別の観客動員は、バッケンレコードもワーストレコードも、コンサドーレ札幌以外のチームが持っているのですね。
2007年09月06日
たまたまテレビでハンドボールの試合を見ました。日本対韓国で、オリンピックの出場権をかけた試合で、日本は惜しくも負けたようです。 サッカー的に見ると、相手ボールになると、キーパーを除く全員が自陣ゴール前に引いて守備固め、相手はゴールの壁の前で、ひたすらボール回し。ドン引きの間にできた一瞬の隙をついてシュート放ちます。そしてゴールが決まったら、こんどは反対に自陣に全員が引いて、横一線に並んでのドン引き。 手から手へのパスなので絶対にボールが奪われない。パスミスはしない。ミスを誘うための中盤でのプレスは無意味なので、中盤を放棄して、ひたすらゴール前を固める、という事になるのですね。 サッカーも、技術が向上し、パス回しが究極的に高度になれば、おそらくハンドボールみたいな試合になるのでしょうね。とすると、やはりサッカーはミスこそが醍醐味、本質なのかな、とか、見てて思ってしまいました。 ところで、昨日、札幌だけ試合があったという噂を聞いたんですけど、噂ですよね。手元にある2007年のオフィシャルガイドには昨日の試合日程なんて載っていないですし、順位表見ても別に変わったように見えないし、そ、噂、噂・・・・
2007年09月04日
せっかく函館に行ったのに、写真を上げていませんでしたね。 実は、あんまりいい写真が撮れなかったんですね。 室蘭の時は、決まったって感じだったんですけど、シャッターボタンに指が引っかからないというか。毎度、室蘭の時のようにはやっぱり行きません。 それで、これなんですけど、函館のレトロ電車というだけでなんの面白みがないので、 あれこれ、いじってなんとか、というものです。 一応、コンサをテーマにということで、よく見ると、レプリカを着た人が写っています。 それだけです。
2007年09月03日
函館に行ってきました。 うーん、前節の水戸戦で星を落としたためか、函館では、慎重にこれまでやってきたことを復唱しているような試合はこびでした。 慎重かつ丁寧というと良いことのようですが、サッカーではむしろぎこちなさを呼ぶ。まさにぎこちない展開で、慎重すぎる結果、むしろミスが多くなったようです。 一方、愛媛は失うもののない強さというのか、水戸が金星を挙げたので、我も続けとばかり、活き活き、ノビノビとした試合運びでした。 水戸戦の時にも書きましたが、札幌の基本的なポテンシャルは昨年と変わっていないんだと思います。昨年の愛媛には1勝2敗1分けの負け越し。今年も同じような成績になりかねませんね。 戦術が整備され、それに自信を深めたことによる首位なわけで、水戸、愛媛と下位チームに勝ち点3を取れなかったことは、チームとしての迷いを呼び覚ましそうで、心配す。 ただ、札幌的には西、岡本のフレッシュな若手が試合出場したのが見物でした。岡本はボールに触り、それらしいプレイを見せましたが、2年目で初出場となる西は、試合前の練習でコールがかかってもあいさつもできないほど、緊張が見て取れました。出場時間も短く、ボールにさわったのも2.3タッチ。何とも言えません。 西谷がいないと攻撃がつくれないという思いを深めただけに、若手の成長を期待します。
2007年09月01日
遅ればせながら、水戸戦のビデオを見ました。 そこに写っていたのは、紛れもなくヤンツー札幌。 ヤンツーさんの時代に、水戸と何度もやって何度も負けたあの札幌でした。 見ていてあれっと思ったのは、前半15分は絶対に失点しないゲームプランを続けてきたのに、この試合に限っては積極的なアクションサッカーだったこと。そして、37試合目に始めて開始から15分以内に失点。その後、すぐに同点に追いつくものの、前半のうちにまったく同じ展開で2点目を取られて(曽田も去年の曽田でした)、最後まで追いつけずに終了。 山形に勝って強豪との連戦を乗り越え、ダビィをはじめ有給休暇のメンバーも戻り、最下位との戦いということで、圧倒的なところを見せようとしたんじゃないですか。 で、去年、一昨年に何度も見たサッカーで、何度も見た失点をし、何度も見た焦りから何度も見た空回りをし、何度も見た敗戦でした。 いくら首位とはいえ、基本的なポテンシャルは去年とまったく変わらないんだ、ということがよく分かりました。同じ戦力で、去年は中位をさまよい、今年は断トツの1位ですもんね。チームって戦術一つで変わるんですね。 これをヤンツーさんの戦術だと勝てなかったと見るか、首位になれるだけのポテンシャルをヤンツーさんが3年かけてつくったと取るかは、任せます。(私は後ろですけど) いずれにしろ函館でも下位相手ですが、今年のサッカーを忘れないで欲しいですね。
プロフィール
コンサドーレの試合をはじめて見たのは、招待券で見た1996年伝説の厚別初戦。ペレイラのフリーキックと、オテーロのVゴールを目撃しました。娯楽の少ない北海道で、それは衝撃的な体験でした。そして実際に自分がファンからサポーターになったのは98年に、オフィシャルサポータークラブに入ってから。以来、今日までホーム全試合観戦を目標に、シーズン券を買って、応援を続け、たとえJ2の最下位になろうとも、年間に5回しか勝てなくとも、(実際になりましたが)、チームがある限り、サポであり続けることを誓って、今日まで生きてきました。
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