2007年09月13日
少し協調性の足りない人に「空気が読めないヤツ」と言いますね。 戦術や選手個々の能力、または監督の采配など、サッカーの勝利を決定づける要素はたくさんあるけれど、その中でもっとも大きなものはこの「空気」というヤツなんだと思う。 昨年とほとんどポテンシャルの変わらない札幌が、ここまで首位を独走できたのも「負けない」という空気をフィールドに作り出せたからだと思うし、その「空気」が取り払われてしまったならば、ここ数試合のように下位相手に簡単に負けてしまう。 生観戦の醍醐味は、フィールドに流れている「空気」の切れ端を、スタンドで感じることができることです。よくテレビでは一方的に押し込まれて見えた試合でも、現地レポートでは「負ける気がしなかった」というケースがありますよね。スタンドで、「負けない」という空気というかオーラを受信してしまうから、こんな食い違いが起こる。 もの凄く不格好な試合の後に、拍手をして、真面目なサポから「生ぬるい」と怒られる試合がありますけど、拍手を送る人はフィールドに流れる「今日は勝てない」という空気に選手と一緒に感染してしまった人なんだと思う。感染してしまった証が拍手となって現れてしまったと。 一方、ブーイングを送る人は、自らのモチベーションの高さで空気に染まるのをはねつけた人、なんだと思ったりします。 しかし、この「空気」というのはくせ者で、ホームで圧倒的なサポートを送っても、それがかえって重苦しい「空気」を作り出してしまう場合があります。もちろん、いつもホームのサポートが悪い「空気」を作り出すと言っているわけではなく、多くの場合はホームチームに有利な風となります。 何が言いたいのかというと、フィールドを支配する「空気」の力学については、まだまだ未解明なことが多く、ようは一筋縄でいかないということ。ただ例外になく言えるのは、昇格であれ、優勝であれ、「空気」を支配したものが勝者になるということ。 決戦となる土曜日、「必ず勝つ」という空気で会場を満たしたいものです。
大阪の道産子
勝利は空気より重い!
2007-09-14 00:55
高校野球の話で申し訳ありませんが・・・(プロ野球には興味は無いのですが) 広島の広陵高校と駒大苫小牧のおかげで2万人に達しなかった?コンサvsセレッソの 裏番組の高校野球一回戦は事実上の優勝戦で、そのまま広陵の優勝と僕は思いました ・・・でもこの大会で取材した友人の記者は佐賀北校の選手は(公立の進学校・・・ なぜか公立の進学校は東西南北が多い?!)「その場その場の空気が読めて・・監督の 指示の前に対応出来る子が多いのが印象的」とコメントしていました。 「甲子園には魔物が居る!」と良く言われますが・・あれもその場空気でしょうか? 負けてるチームに甲子園の高校野球ファンが声援する空気は魔物そのものかもネ・・? ちなみに新入社員に聞くとメールで「KY」は空気が読めないヤツ!の略だそうです!! 大昔ですがマラソンでまだ選手が給水など無い時代(含水スポンジはあったかも) には、選手はペース確認の腕時計も付けていません(ラップが出る機械時計は重かった?) 沿道の地元ファンが応援しすぎるとペースが上がり過ぎて後半バテルなどの注意があった ようです。 やはり空気を読むの読むのは難しいですね。 -----ぉ--ぉ---おぃ---!! オオドサ「ダメダメ!!ブルーノだろッ・・あれッはベガルタに勝利してから!!」 ---おおッ--ハアッ・・ハアッ・・「やっとオイツイタョ!献金ハラッテョッ!!」 オオドサ「あんな近くからメッチャ時間かかりましたね?」 ブルーノ「アッ!自転車のタイヤの空気抜けてるョ!!」
hibari
Re:空気の研究
2007-09-15 19:52
まいどさんです。 今頃になってなんですけど、 今日の仙台戦、「勝てる」というオーラが感じられない試合でした。 厚別での東京戦。石井のヘッドで同点に追いついたときに、 スタジアムに充満していたオーラが、 ここ最近、きれいさっぱりと霧散してしまいました。どこへ行ったんだーーーーー!
プロフィール
コンサドーレの試合をはじめて見たのは、招待券で見た1996年伝説の厚別初戦。ペレイラのフリーキックと、オテーロのVゴールを目撃しました。娯楽の少ない北海道で、それは衝撃的な体験でした。そして実際に自分がファンからサポーターになったのは98年に、オフィシャルサポータークラブに入ってから。以来、今日までホーム全試合観戦を目標に、シーズン券を買って、応援を続け、たとえJ2の最下位になろうとも、年間に5回しか勝てなくとも、(実際になりましたが)、チームがある限り、サポであり続けることを誓って、今日まで生きてきました。
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