【第19節・アウェイ新潟戦】サッカーの表現

2008年07月27日

 J1というステージの中では、勝ち負けは別にして、やりたいサッカーをまがりなりにも表現できているチームは残り、やりたいサッカーを見失ったチームが落とされるように思います。そうした意味では、勝てなかったものの、札幌のサッカーは表現できていました。
 
 中断初戦のガンバ戦を除き、無様な試合が無くなったのは、90分を通して、自分たちのサッカーを表現できるようになったからだと思います。もっとも、表現しているサッカーの善し悪しは、また別な問題ですが。


 札幌が自分たちのサッカーを表現する一方、相手も、自分たちのサッカーを90分通して表現していました。おそらく、新潟のゲームプランは、先取点を取っての逃げ切りというものだったはず。そしてその目論見どうり、ホイッスルと同時に攻め込み1点を奪う。結果的に見ると、これが新潟の勝利を産みました。

 これに対して、札幌のプランとしては、高さを活かしつつ、前半はゼロで抑えて後半の勝負どころで加点し、勝ち点ゲットいうものだったはず。そしてこちらも目論見どうり、セットプレイからのダヴィの押し込みで同点。

 しかし、そのあとにすぐに相手のセットプレイからの跳ね返りを押し込まれて突き放される。この時の跳ね返りが、絶好の位置に跳ね返るところに、相手のホーム力があるのでしょう。厚別に聖地厚別の“厚別力”があるように、新潟にもホーム力があり、そのホーム力に負けたという試合でした。

 自分たちのサッカー、つまりは三浦さんのサッカーですが、これを90分通して表現できればみっともない負けはないでしょう。5試合やって、1試合勝ち、3試合引き分け、2試合負け、というようなレベルでしょう。

 しかし、これでは降格してしまいます。残留するには、自分たちのサッカーを表現すだけではなく、その上でさらに、相手の“表現を奪う”ことが求められると思います。単にボールを奪うとか、ポゼッションするとか、というのではなく、うまく言えないんですけど、相手の表現を奪う・・・。

 とにかく、そのためには、まずはアンデルソンが機能すること、中山が今のポジションになれること(それを期待して、今日も中山とダヴィの2トップという選択肢があったのに、我慢して監督はサイドに使い続けています。)、そして藤田、西の覚醒ではないでしょうか。そんな気がしました。

 一方、新潟。鈴木監督であることもそうだけど、やはりベースは、シンプルダイレクトなJ2サッカー。今のJは、Jオリジナル組のパス&ポゼッションサッカーと、J2昇格組のシンプル&ダイレクトサッカーが、拮抗して覇を争っているという感じがします。


厚別2試合の雑感(下)

2008年07月24日

厚別3

◎審判のレベル
 J1とJ2で選手のレベルは、J2にいたときに思っていた以上に差がありましたが、残念ながら審判のレベルはあまり差を感じません。
 大分戦は、謹慎が開けてJ1の主審が許されたばかりのかの家本審判でした。
 後半にダヴィの突破を大分のキーパーが止めたとき、いつもの家本ならば、間違いなくレッドカードを示したはずでしたが、たぶん「まてよ、ここでまたレッド出したら、J1の審判からまたはずされるかもしれないぞ」と思ったんでしょうね。イエローになってしまいました。
 相手は絶好調の大分でしたが、それでもシュート数は札幌が上回り、家本が謹慎明けでさえなかったら勝っていた試合だったのに、と思うと、巡り合わせの運・不運を感じます。

◎厚別不敗神話
 一昨年から15試合でしたか、厚別での不敗神話が続いているようです。神戸戦の前半は、涼しい北海道でのびのびとしている相手に対して、いかにも疲れた重い足取りの札幌で、中断期以前の悪い状態の再現でした。これはひどい、3、4点取られるぞと思ったんですが、11人対9人になったことで、逆に集中して1点を守りきりました。千葉戦、大分戦を無失点で抑え、自信が回復してきた札幌の守備陣は、これで完全に自信を取り戻したでしょう。後半、人数を減らしてから逆に札幌が圧していました。退場者が出たことで、逆に勝ち点を拾った試合です。
 やはり厚別には特別な力が働いていて、この試合でも“厚別力”を感じました。

ナイター1

◎高木から佐藤へ
 神戸戦で、GKが高木から佐藤へ交代になりましたが、前半に相手と接触して腰を打ったんでしょうか、痛さからか高木の動きが精彩を欠き、フィードも不安定で、一本だけスーパーセーブがありましたが、あとはハラハラしていました。交代となった不用意な飛び出しも、前半の接触の影響があったと思います。高木はJ1に上がってから昨年よりもすこし萎縮しているような面も見られたので、佐藤への守護神交代も近いかもしれません。

◎待たれるアンデルソンの復帰
 この2試合でクライトンがFWで西がボランチでしたが、西は器用貧乏という感じで、どのポジションでもある程度はできるけど、決定的なものがないという感じです。やはりクライントンが下がってゲームを組み立てないと、攻撃力は半減するようです。やはりアンデルソンへの期待が高まりますが、たいした活躍もしていないのに、加入早々、怪我でリタイヤというのはダメ外人の典型例なので、今後のことが心配されます。守備は復調してきたので、攻撃の復調、とりわけアンデルソンの活躍が残留の分け目になると思っていますから。

 長文失礼しました。




post by hm1644

00:46

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厚別2試合の雑感(上)

2008年07月24日

厚別1

大分と神戸の試合を通して思ったこと(長いので上下に分けました)

 観戦記を書きそびれてしまったので、2試合通しての印象など。

◎ディフェンスが安定しました
 中断期間中に、ディフェンスを立て直すと言っていた監督。結局、箕輪を獲得してすぐに先発レギュラーに持っていったと言うことは、手駒では立て無しは無理という判断だったのでしょう。そして箕輪ですが西澤とコンビになることで、この2連戦ほぼ相手を押さえ込みました。
 ディフェンスラインというのは、本当に順列・組み合わせで、箕輪と西澤の年齢的にも近い二人が正解の組み合わせだったようですね。
 また札幌のゾーンデフェンスの課題は、ゾーンをブレイクしてマンマークに移る判断だったのですが、マンマークの哲人箕輪が入ることで、これが大きく改善されました。

◎藤田の復調
 今シーズンJ1に上がり、はじめてのトップリーグの中で戸惑いを隠せないでいた藤田が、ようやくJ1になれてきたようです。藤田が調子を取り戻し、クロスがゲラレルようになると、左サイドの中山の長身が生きてくるんですね。
 やはり右にいることの多いクライトンと相まって、右から供給されるクロスやフィードが左の中山に跳ね返って、中に配球されるという新たな攻撃パターンが見えてきました。

◎高さの脅威
 2試合見て、札幌の高さを相手が意識していることが見て取れました。神戸なんかは、跳ね返されると思ったのか、ほとんど放り込みをしなかったように思います。強固なブロックも、上下、左右と揺さぶられるといずれ崩されますが、上下左右から、上がなくなるでもだいぶ違いますね。失点1で終わった2連戦は、相手に「札幌高し」という意識が浸透してきた結果とも思えます。

naita-o

◎J2卒業生の守備
 大分、神戸ともJ2の卒業生ですが、両チームとも固い守備をします。札幌はまだj2からの留学生ですが、川崎もそうでしたけど、J2をしっかりと卒業したチームは、J2特有のハードな守備が財産として残っているように思います。
 なかでも大分の守備は、固いという言葉がぴったりで、寄せの早さ、チェックの厳しさ、敵ながら見事でした。厚別のナイターで、猛暑の九州から来た大分の選手にとっては、極楽のような涼しさで、ふだんよりも運動量が活発になったのかもしれません。
 一方、神戸も厳しいのですが、大分のようなフェアな厳しさではなく、いくぶんダーティな厳しさだったと思います。
 これも高さを警戒してのことかもしれませんが、神戸は、前半からダーティにガチガチきたので、審判は厳しく笛を吹いてゲームを落ちつかせようとしたところのゲームコントロールが、結局この試合に限っては裏目に出てしまったようです。
 



われらの厚別 見せろお前の情熱

2008年07月20日

今、なんか忙しくて、投稿が滞っています。
大分戦の観戦記もまだなのに、もう神戸戦。

とりあえず、写真で手早く報告です。
今日は、スタンドは盛り上がりました。
写真は、サポーターによる景気づけの一場面。




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post by hibari

17:53

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【今日の1枚】美しい引き分け

2008年07月16日

厚別
今、厚別より戻りました。 久々の「今日の1枚」です。 やっぱり、厚別のナイターは格別です。 観戦記は、録画を確認してからにさせて下さい。



post by hibari

22:13

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日本一のメリット

2008年07月16日

 ウェブとか、新聞とか、いろんなところで、札幌の高さというものが浸透してきていますね。

 高さは確かに武器ではありますが、相手もJ1チームで、差は2,3センチの違いでしかありません。ジャンプ力などの身体能力でかんたんに補えるものではあります。それでも、相手よりも確実に上回っているというものがあるか、無いかの違いは大きい。

 昇格したばかりの、戦力的にもっとも落ちるといわれる札幌に対して、J1の常連チームは、やはり格上意識を持ち、また札幌もどこかに格下意識を持ってしまうんですね。

 格下意識みたいなものが、やはり微妙な影響を与える部分もあると思うんです。札幌を格下としてなめていた相手は、のびのびと自由に、強豪とやるとき以上の実力を出していたと思うんですよ。たしかに溌剌とした相手に対して、萎縮してミスを繰り返す、という試合はかなりありました。

 ところが、身長差だけは、明確な数値で、どちらが上か明確なわけです。その部分で札幌はJでナンバー1なんですよ。そうなると、いままで格下として下に見ていた相手チームが、こと高さに関しては、脅威を感じ始めるはずです。

 高さを意識し始めると・・・札幌にセットプレイを与えることを過剰に警戒するようになる。そのために当たりが微妙に弱くなる。コーナーを与えるのを嫌って、攻め上がりが鈍くなる。ハイボールのマークが過剰になる・・・というように、これを意識する、意識しないとでは、少しずついろんなものが微妙にずれてくる、と思うんですね。

 背の高さというのは、ハイボールでの競り合いとでのアドバンテージだとかよりも、こうしたメンタルに与える影響の方が大きいと思うんです。そして、それは相手の意識に染みこめば、染みこむほど効果を発揮すると。

 中断期前でも、私の手計算でJ全体で3位の平均身長であったんですが、札幌の高さを強調したメディアはほとんど見たことがなかった。しかし、中断期に箕輪が入り、アンデルソンが入ってから、少しづつメディアでも、札幌の高さを言うようになりました。

 中断期前までは「めぼしい選手もいない昇格チーム」だったのが、これからは「めぼしい選手のいない昇格チームだが、背の高さは日本一」というチームとして相手からは意識されるようになっていくはずです。これがどんどん相手の選手の意識の中に刷り込まれると、意識の上下関係が変わってくると思うんですよね。

 さて次節の相手は大分です。単純に前節のスターティングイレブンだけで比べると、

 札幌 181.27センチ
 大分 179,57センチ

です。

 大分には、(平均身長)“日本一のチームと戦う”という意識を、今以上に強く持っていただきたいですね。(でも大分というチームは、こうした劣等意識に立ったときにモチベーションの上がるチームだったりして)


J2な試合

2008年07月13日

 今見たばかりの試合について。

 うーん、これは千葉にかなり問題があるというような。
 シーズン初めから低迷した千葉は、前監督が更迭され、リバプールのミラー監督が来た時点から、いきなり連勝だったでしょう。

 これはミラー監督の指導力と言うよりも、前監督がいなくなったことから、選手がのびのびしてプレイできたということで、中断期に本格的にミラー監督が指導し、監督の戦術が浸透すると、逆に調子崩していったというところじゃないかな。

 今日、テレビでしかないけれど、オシム時代にあった勢いというか、躍動感がすっかり消えてしまっていた。なかでも中盤のプレッシャーが少なく、札幌でも結構ボールを持てたし、攻撃もサイドに散らして10番に合わせるというものだけ。あれならば、高さで跳ね返せます。

 J1というとやっぱりパスがポンポンとつながる連動的な動きが、強いチームにはあるけれど、今日は後半にサイドをえぐった1本を除いて、千葉には連動的な動きがほとんどなかった。あれはイングランドのサッカーなんでしょうか。監督はJ1のことをあんまり勉強していないんじゃないかな。

 一方、札幌ですけど、確かに3点取ったし、失点0で終わって良かったんだけど、せっかく奪ったセカンドボールの返しを、相手にパスしてしまうような場面が目に付いた。上位陣だったらかんたんに失点してしまうよ。

 それでも、J2時代からさんざんやられてきた新居にだけは、得点を許さないという気迫は感じた。悪いけれど相手がJ2なサッカーだったんで、J2の覇者である札幌のサッカーがはまったという試合じゃないでしょうか。


クライトンの代役

2008年07月11日

 前節、清水戦で相手の長谷川監督が「身長185センチ以上の選手をこれだけ並べているチームもそんなにないでしょうし。そして、大きいだけでなく、ひとりひとりの空中戦の強さがあったと思います」と発言してから、札幌の高さに注目が集まっているように思います。

 赤黒徒然草では、シーズン当初より身長にはこだわってきたところ。ようやく世間も札幌の高さに目を向けるようになったようです。(別に私が言い出したからと言うわけではないんですが)

 さて次節、クライトンの欠場が決まっている中で、ボランチに鄭容臺、純マーカス、西大伍の名前が挙がっています。もしマーカスが起用され、スタメンが次のようだと、

   アンデルソン  ダヴィ
 中山					藤田
    マーカス 芳賀
 坪内 柴田   箕輪   池内
      高木

 平均身長182.72cmという大変な高さのチームとなります。
 他のチームにはないストロングポイントがあるというのは嬉しいことではありますが、その一方で、身長の足りない選手の出場が難しくなっているのかもしれません。

 私としてはクライントンが出られないならぜひ上里を使ってほしいのですが、新聞では名前が挙げられていません。鈴木にいたっては昨年に続き、今年もベンチ入りさえしていません。

 もしチーム内に、身長が低いヤツは使わないという空気が流れているとしたならば、、低身長選手の間に、どうせ何をやってもダメと思う選手が出てしまいかねません。それはチームにとって不幸なことだと思います。

 ですから、ここは低身長選手の活性化のためにも上里選手170センチのスタメンレギュラーを期待したいのですが、どうでしょうか。もしあくまでも高さで勝負というのならば、上里、鈴木はレンタルに出して、試合経験を積ませてほしい。

 監督、いかがでしょうか。


サテライトが絶好調

2008年07月08日

 今、気がついたんですが、サテライトが負け無し。すごく調子が良いんです。

   4月20日	湘南ベルマーレ	1△1	
   5月11日	柏レイソル	3△3	
   5月18日	柏レイソル	2○1	
   6月1日 	横浜F・マリノス	2○1	
   7月6日	  ジェフユナイテッド千葉	1○0	

 昨日は、次節の相手、千葉に勝っていますし、リーグ戦ではほとんど勝った記憶のないマリノスにも勝利。

 教育リーグとして順位や勝敗には、あまり意味のないサテライトといえども、無敗というのは気持ちが良いですね。過去を振り返っても、これほど調子の良かったシーズンはなかったんじゃないでしょうか。

 まぁ、千葉戦に限っては、千葉はわかりませんが、札幌は石井やデビ純、西谷が出た1.5軍。ある程度やってくれないと困るメンバーです。


 さて次節はいよいよ裏天王山と言われる残留をかけた大一番、千葉戦戦。その前哨戦としてのサテライト戦が、札幌の勝利に終わったというのも大きい。

  怪我が心配された石井の復活。そして決勝点の西谷の活躍など、徐々に戦力も戻りつつあるようにも見えます。クライトンの穴埋めが期待されている上里、デビ純は共にフル出場で、相手に点を許していません。

 そんなことも次節に期待を持たせます。


 



勝ち点を1を得たのか。2を落としたのか。

2008年07月05日

atubetu


 反転攻勢を誓った厚別初戦。相手は清水エスパルスです。
 前半、中山を左サイドに置くという新しい布陣でしたが、これがさっぱり。元気自身もどう動いたらいいのか、戸惑いの中にあって、攻めることも、守ることも中途半端。

 チームメイトも中山のサイドは半信半疑らしく、まったくボールが回ってきません。なので、事実上10対11の試合になってしまい、対面する相手の6番マルコス・パウロは自由を謳歌していました。私は、監督に向かって、「お願いだから中山のサイドは止めて下さい」と懇願してしまいました。

スタンド
 そんな調子だから、風上に立った清水は、前半、縦横無尽に札幌を攻めます。そして失点は、毎度おなじみのコーナーから。さらに2失点目は、ゾーンの間に入ったボールが自由に繋がれて、ズドンと決められてしまいました。  この試合、札幌の生命線であるプレスがまったくといいほどかかっていませんでした。前線から追い回すはずの元気は、サイドにいてオロオロするばかりだし、クライトンやアンデルソンは、そもそもプレスをかける選手ではないので、プレス圧力が激減してしまったのでしょう。全体的に、全員が迷いながらプレーしているという感じで、見ていてもいらいらが募りました。  後半、柴田を池内に変えました。キックオフと同時の選手交代は珍しく、スタンドでは2点目を許してしまった懲罰ではないか、と噂していました。後半に入り、風上に立ったことと、アンデルソンを下げて、中山をトップにあげたことで、ゲームは落ちついてきたとよう思います。やっぱりダメだよ、中山のサイドは。 中山 寂しそうな元気


 それから、追い風に乗って、高さのある札幌が、清水に迫るという展開になり、25分に西谷が入ることで、いよいよ勢いが加速し、コーナーから池内が同点ゴール。前半のゴールもコーナーからのダヴィの得点だったから、ガンバ戦から続き、4点連続でコーナーからの得点じゃないでしょうか。
 
 前半は、中山のサイドを始め、頭で考えすぎて体が硬くなってしまった、という感じで、後半、昨年からの慣れ親しんだ布陣に戻ると、吹っ切れたのか勢いが出てきました。それでも、流れの中から点が入るという感じはしません。現地的には、ぐだぐだの展開ながら“厚別力”で2点をもぎ取った試合と思いました。



おまけ
 おまけです



札幌は大変です

2008年07月04日

 札幌は大変なことになっています。
 今朝、いつは地下鉄なんですが、所要があって車で会社に向かったところ、交差点の信号がキャンセルされ、大阪府警のお巡りさんが、交通整理をしていました。

 すごい渋滞で、次の信号では広島県警のお巡りさんが立ち、ようやく車を駐車場に入れて、歩くと目の前には、沖縄県警のお巡りさんが巡回パトロール。その時に偶然、携帯電話が鳴って「イヤー札幌大変で、前には沖縄のお巡りさんがいるよ」と電話で言ったところ、沖縄のお巡りさんが振り向いて、ニヤと笑いました。

 そうなんです。サミットなんですね。

 ふと思ったんですが、明日の厚別開幕戦の相手が、さいたま市のチームでなく良かったかなと。悪気はないんですが、さいたまの皆さまが大挙して押しかけると、話がいっそうややこやしく、なったかなと。

 では、みなさま、明日、厚別で


post by hibari

23:19

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アンデルソンの引き出し

2008年07月02日

アンデルソン
 練習の内容をブログなどに書かないでくれと(直接ではありませんが)言われており、前節の公式戦デビューまで控えていたんですけど、実は中断期間中に、一度、気になって宮の沢まで練習を見に行ったんですよ。コンサドーレの浮沈は、この人の活躍にかかっているわけですから。  その時の感想は、うーん、どうなんだろう・・・という感じでした。私の見た範囲でミニゲームなどで決まったシュートはゼロだったんじゃないかな。そもそもシュート自体が少なかったです。動きにも目覚ましいところはなく、正直、ネガティブな気持ちになりました。  その時の印象を10とすると、テレビには過ぎませんが、前節のガンバ戦の印象は50ぐらい。それぐらい印象度が高まりました。キープできるし、なんかサッカーを知っているな、という感じでした。一方前節では、コンサドーレばかりではなく、日本のサッカー自体を様子見しているような感じも受けました。  経歴を見ると、21歳でポルトガルに渡り、プロキャリアの大半を同地で過ごしているようです。ポルトガルリーグのレベルはわかりませんが、同国代表の活躍を見ると、Jより低いことは考えにくい。またいったんカタールに行って、またポルトガルに戻っています。いろいろと経験を重ねた選手なのでしょう。  練習では、何だかな、だったのに、試合では、おおけっこう、だったアンデルソン選手。まだまだ力を隠し持っているように思うんですね。彼から全力を引き出させるようにするのは、指導陣の頑張りもありますが、私たちサポの働きも大きいですね。



post by hm1644

00:06

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