一つに。

2007年09月30日

東京ヴェルディ1969 5-1 コンサドーレ札幌
池内

試合に臨んだ気持ち、集中力のわずかな差。
そして、立ち上がりの失点。
これで、主導権をごっそり持っていかれました。
あれでヴェルディは落ち着いて試合に臨めるようになって。
個々のスキルで勝る相手に、余裕をもってプレーされたらやはり厳しい。
素早くチェックにいっても、二人で囲んでも上手く捌かれて。
横綱じゃないけど、個々のスキルを生かした横綱相撲。

でも、うちの選手たちも、気持ちが入っていなかったとか、走っていなかったとか、そんなことは全くなくて。
選手は最後まで全力で走っていたし、4-4-2のラインを崩してでも前線からボールを追い回していたし、勝ちたいという気持ちはありありと見てとれた。
ゴール裏も、最後まであきらめずに全力でコールできた。

月並みなことばですけど、切り替えるしかないですね。

苦しめば苦しむほど、昇格した時の喜びはひとしお。
苦しんだ分だけ、チームも成長できる。

自分たちのサッカーを信じて。
気持ちをこめて。
チーム一丸となって、選手も、サポも、最後まで闘いましょう!


自信を。

2007年09月23日

湘南ベルマーレ 3-0 コンサドーレ札幌

入り方は悪くなかった。
しかし、たった一つのミスから、失点。
そして、チームの歯車は目に見えてかみ合わなくなって。
見どころと言えば、高木のファインセーブのみ。
正直、6-0で負けていてもおかしくないくらいの試合。
言い訳なんてできないほどの、完敗。
ゴール裏でコールするのすらしんどい暑さの中、ピッチ上の選手はそれでもできる限りのプレーを見せてくれていたと思う。
ただ、チームとしての歯車がバラバラで、無駄走りが多くなってしまっているのが今の状況。
上手くいかない時というのは、同じ距離を走っても疲労というのは何倍にも感じられるものだから、選手にとっては体力も精神力も削られていく、しんどい状況だったと思う。
だから、選手が油断していたとか、気持ちが入っていないとか、そんなことを言うつもりは毛頭なくて。
終了後、ゴール裏に挨拶にきた選手たちの顔は、みんな悔しさに滲んでいた。
その顔を見て、昨年の10節連続で勝てなかった頃のことを思い出した。
あの時も、なんでもないプレーやミスから失点していて。
まさしく、今のチーム状況と同じ、そんな気がする。
それは、自信を失っているということ。
個人個人は精いっぱいのプレーをしているのに、チームとして連動していないから、あと一歩のところで競り負けたり、思い切ったプレーができない。
結果、球際で競り負け、攻撃のリズムは崩れ、相手にゲームを支配され、ミスを招く。
そして、さらに自信を失っていく。

今、チームにとって一番大切なのは、自信を持ってプレーすることだと思う。
確かに、一時は大きく開いた勝ち点差はほとんどなくなってきている。
でも、これまでの41節、積み重ねてきた勝ち点って、もっと誇っていいものだと思う。
運やまぐれでこの位置にいられるほど、J2って甘いものじゃない。
三浦監督の描く絵を信じ、チームとして精いっぱい戦ってきて、少しずつ自信をつけて、積み重ねてきたからこそ、こうして今の位置にいられるはず。
自分たちの志向するサッカーは間違ってない。
もう一度、自分たちを、自分たちのサッカーを信じて、戦ってほしい。
そしてそれは、サポも同じ。
第2クールでは、先制されようとも必ず逆転できると信じて応援できていたのに、いつのまにか、先制されると苦しくなったと俯いてしまう自分。
昨日の湘南戦、失点しても必死で声を振り絞ったけど、本当に逆転できるとチームを信じられたのか?
情けないけど、はっきりYESと言い切れない自分がいる。

まずは、自分がチームを信じよう。
ゴール裏が自信を持って選手を鼓舞できれば、それはきっと、選手の力になるはずだから。


顔をあげて。

2007年09月17日

コンサドーレ札幌 0-1 ベガルタ仙台

負けたのは悔しいですが…ナイスゲームでした。
ここ4試合のようなどうしようもないゲームではなく、まともに動けるコンディション、勝ちたいという思いが見えるプレー、前線から中盤・最終ラインまで連動しての守備と攻撃。
これまでの40節、自分たちが積み重ねてきて指向してきたきたサッカーは間違いじゃない。
私には、そう確信できる試合でした。
2位、3位との差は縮まり、リーグはますます混戦模様。
苦しい状況ではありますが、うつむく必要は全くなくて。
顔をあげて、自信を持ってプレーしよう。
泥臭く、集中して、勝ち点をつかもう。
次節の湘南戦は、平塚に参戦予定。
必死で、応援してきます!!


以下、所感。

元気の存在はやはり大きいですね。
ポストプレーだけではなく、中盤の藤田・大塚が最終ラインに吸収されかけた時にしっかりと戻ってきて中盤からプレスをかけなおしてくれて。
彼の重要さが本当に感じられる試合でした。

あとは、審判。
今節は、吉田寿光さんでしたが、ナイスジャッジだったと思います。
激しい試合でしたが、荒れなかったのは公正なジャッジだったからでしょう。
ここは吹いてくれよと思ったシーンもありましたが…大事な試合で、良い審判に恵まれましね。
ありがとう!

あと…金子…orz


ついに。

2007年09月13日

久々のオフの間にも、チームには色々とあるわけで。

チョン・ヨンデ&富永加入!
チョン・ヨンデは中盤・最終ラインの強化・スタメン欠場時の穴埋めのため、富永は高原の怪我が癒えるまでの第3GKの位置づけでしょうか。
チームにとっては劇的な「救世主」という位置づけの補強ではなくても、両選手にとっては出場機会を求めた真剣勝負の移籍でしょう。
恐らくは、結果を残そうと必死の姿を見せてくれるはず。
もう一度、うちがシーズン序盤の必死さを思い出すため、起爆剤になってくれるかも。
良い意味で、サポの期待をうらぎるような、鬼のような活躍をしてほしいですね!
熱い選手は、大歓迎です!!

そして個人的には最大のニュースが。

金子が仙台戦で先発出場濃厚!!!

まじっすかっ!?

めっちゃ見たいっ!!!!

めっちゃ見たいのに……その日は別の用事でスタジアムどころか生で試合も見られない予定……orz


いやいや、それにしても第4クールにしてようやくスタメンの座をつかみましたね!
たとえそれが西澤の怪我による代役だとしても、慣れない右サイドバックのポジションであろうとも、必死でアピールし続けてきた結果と言えるわけで。
ぜひ、このチャンスをがっちりとつかみ、攻撃的な右サイドバックのオプションとして定着してほしいです!!
中盤のバランサーとしての球離れのよさ、豊富な運動量、ゴール前への飛び出しが金子の良さであり、私が好きな彼のプレー。
右サイドバックの位置では持ち味を生かせるのかちょっと心配ではありますが、活躍を祈っておりますよ!!!

がんばれ、金子!!!


今日のスカパー実況者は、もう少しサッカーを勉強しましょう。

2007年09月05日

徳島ヴォルティス 3-0 コンサドーレ札幌


もう、上手く言葉が出てきませんな…。
なんていうか、徳島のしょぼさをさらに上回るしょぼさで負けたというか、何というか…。
久々に、Jリーグ底辺の試合を見てしまった気がします…。
選手個々人はがんばっている。
がんばってはいるけれど…うまくかみ合わない。
小さなズレをカバーできるだけの体力・気力がない。
運のなさもありましたが、本当に、もどかしい試合でした。

まぁ、全員が100%ハードワークしなければ勝てないのがうちのチーム。
連戦中に組みしやすい下位チームを並べられた今シーズンの日程を恨むしかないですね。
首位チームなら、それくらいなんとかせいというきもしないでもないですが。。

何はともあれ、これでようやくお休み。
選手の皆様は、どろどろだった今日の試合はきれいさっぱり忘れて、次の久々のホーム仙台戦に万全の態勢でのぞんでくださいっ!!
次の試合からは元気が戻ってきて、ボールのおさまりどころができますし!!
…元気が戻ってくるのが待ち遠しい日が来るなんて、思いもよらなかった…(笑)

チームがしんどい時こそ、支えるのがサポーターの役目。
第4クール、みんなで頑張りましょう!!


たかが1、されど1。

2007年09月02日

コンサドーレ札幌 1-1 愛媛FC
池内


いやぁ…苦しい試合でしたね。
疲れの見えている選手(とはいえ、代えのきかない選手は残していましたが)を休ませ、ある程度フレッシュな顔ぶれでのぞんだ今節。
確かに、水戸戦よりも動けていた印象でしたが、逆にチームとしての意思統一が薄れてしまったイメージを受けました。
特にダヴィと謙伍、そこからさらに中盤のプレスのかけ方がいまいちあっていなかった気が。
どこまで深くプレッシャーをかけに行くのか、どう追い込んで相手にロングボールを蹴らせるのか。
ここら辺は、やはり元気がいないことが響いていたのでしょうね。
おまけに、ロングボールを蹴らせても愛媛に拾われることが多くて。
動ける選手が動いていても、チームとしての連動性が薄いので、ボールをとれない。
そんな印象でした。
謙伍が愛媛DFのパス回しに振り回され、苦しそうにしながらも必死でプレスをかけ続けに行く姿が切なかったです…。

大塚はさすがでしたね!
いいように愛媛に支配されていた中盤が、大塚投入で一気に変わって。
カウエも動き自体は決して悪くないんですけど、やはり彼が生きるのはもうちょっと攻撃的になれる場面なんでしょうね。
個人的に期待の岡本も、おとなしいプレーが多かったものの、ダヴィに見事なパスを通し、存在感を示し。
初出場となる西も、あわや決勝点となるヘディングを放ち。
まぁ、短い時間ということもあり、西はまだ「らしさ」を出せていない印象はありましたけど、これをきっかけにさらにモチベーションをあげてくれて、サテで大活躍⇒控え定着⇒スタメン奪取という良い流れになることを期待です!

苦しい苦しい連戦も、残すは明後日の徳島戦のみ。
徳島も愛媛同様、よく走るチーム。
今シーズン最低クラスのパフォーマンスしか出せないコンディションにいるうちにとって、順位表上の強さなど何も意味がないわけで。
押し込まれる展開になることは、おそらく間違いないわけでしょう。
大事なのは、悪いながらも勝ち点を積み重ねること。
あの手この手使って、何とか勝ち点をもぎ取ってくれることを祈っております…!


緩み。

2007年09月01日

ふと思った。

…自分、なんか、油断というか…気が抜けてない…?

京都戦。
昇格争いで最も近くにいる相手に、壮絶な打ち合いの末、勝利。
勝ち点差が広がり、順位表上はまたかなりの差が開いた。
方々から聞こえてくる、今年はもう昇格決まりだろうという声。
まだわからない、まだわからないと答えつつも、心の奥ではいつが昇格決定する試合になるか星勘定を始めている自分。

でも、ちょっと待って。

うちって、そんなに余裕かませるチームだっけ??

あっという間に過ぎて行った、これまでの37節を振り返ってみる。

……なんか、負けていてもおかしくない試合ばっかりな気がする…。

完勝といえるような試合って…ほとんど無い。
積み上げてきた勝ち点のほとんどが、苦しい戦いの中でもぎ取ってきたものばかり。
そこにあるのは、最後まで全力で走り切る選手たちの汗と、絶対に負けないという強い気持ち、そして、自分たちが強いなどとおごらない姿。

ふと、自分を思う。

…なんか、ちょっと勘違いしてる気がする。
順位表上、大きく勝ち点差が開いているし、力の拮抗しているチームばかりの今年のJ2、有利なのは変わりはない。
けど、決して安心できる状況じゃないんじゃないの?
昇格が保障されたわけではないし、圧倒的に強いわけでもない。
J2っていうのは、いつ波乱が起きてもおかしくないリーグで、昇格というのは、必死になってつかみ取るもの。
それは、はからずも4年と半年、J2を味わってきているのだから、身をもって知っているはず。
それじゃあ、心の奥では昇格した気になっている自分は……



甘い。

甘すぎた!




うちは、個人個人では上手くないし、弱い。
だけど、チームとしてひとつになって、弱いものなりの戦い方をしているからこそ、今のこの位置にいられるのだと思う。
選手は疲労と戦っている。
まだまだ、ゴールは先。
最後まで、息の抜ける試合なんてない。


明日は、ハードワークできる愛媛が相手。
順位表に騙されちゃいけない。難敵だ。
勝ち点取れるなんて思っていたら、負ける。

残念ながら函館にはいけないけど…テレビの前で、全力で応援します…!!

現地に参戦されるサポの方々、応援よろしくお願いします!