プラス思考。

2009年04月29日

コンサドーレ札幌 3-2 愛媛FC
宮澤、岡本、ダニルソン

何はともあれ、この厳しい日程の中での勝利、そして4連勝。
試合としては、愛媛のミスが多く、うちがしっかりと決めていれば5-0で終わってもおかしくない試合だったかと思いますが、決めきれないうちに隙をつれて失点を重ねるという展開。
失点の仕方や失点後の建て直し方など、課題は多々ありますが……何はともあれ勝ち点を伸ばしながら課題を出せたのですから、考えようによっちゃあ逆に良かったのかもしれないですね。
うちとしては連勝によって気の緩みが出るとも限らないので、この失点でまた兜の緒を締めなおすでしょうし、これから上位とぶつかっていく愛媛はこの得点で上昇するかもしれないですし。
得失点-2という代償を払ったのですから、選手達にはしっかり修正をしていってもらいましょう。

次節はこれまた連敗続きの福岡戦。
中2日でアウェーという厳しいコンディションではありますが、この勢いを持続して5連勝を期待します!


以下、所感です~。

今日の審判は過度にファールをとらず、安心してみていられました。
一部、「あれ?」というのはありましたが。。
強烈でも正当なチャージとファールの境界線を引くのは難しいのでしょうが、試合を壊さないためにも審判の皆様にはがんばってもらいたいですね。

宮澤の初ボランチ、どうなることかと思っていましたが、ソツなくこなしてくれていましたね~。
愛媛の中盤のミスが多く、寄せも早くなかったので、ボランチとしては比較的プレーしやすい環境だったのかなとは思いますが、慣れないポジションでも時折前線に走りこんでいくなど、自分の特徴を出しながらプレーできていたのはお見事でした!
次はFWとして出場&ゴールを!

ダニルソン、来日初ゴールおめでとう!
初ゴールは絶対にミドルだと思っていたので、意外なゴールでしたが。。
これでさらにフィットしてくれることを期待しています!

愛媛の内村は怖い選手ですね…。
ドリブルが細かいというか、速いと言うか。
早い段階で代わってくれて、逆に助かった気がします。
次回あたるときも要注意ですな…(--;


実質5バック。

2009年04月27日

横浜FC 0-1 コンサドーレ札幌
クライトン


主砲なし、風あり、家本ありでかなり劣勢ではありましたが、とにもかくにも勝てて何より。
今日の三ツ沢は札幌サポが本当にたくさん詰め掛けていて。
アクセスしやすいスタジアムであることもあったのでしょうが、ゴール裏は満席、バックスタンドも半分は札幌サポという状況でした。
もう、どっちがホームかわからない雰囲気。
少しは選手の力になったかな??

さて、試合のほうは…風とジャッジで台無しな感じ。
風は仕方ないにせよ、禍根を残しそうなレフェリングは勘弁して頂きたい。
フェアプレーをうたうのなら、まずは審判がゲームをコントロールして下さいな。

退場してからは大伍をリベロにしてサイドハーフが下がる5バックみたいなスタイルでガチガチに守りを固めてたので、面白みのある試合ではなかったですが、退場した時点ですぐに守りのスタイルに切り替えたことが逆にいい結果になりましたね。
どんな形でも勝ち点3は勝ち点3。
苦しみながらも3連勝。
次節はホーム愛媛戦。
もうカズゥと西嶋が出場停止なのかな?
10人で長時間戦った影響もあるでしょうし簡単な試合ではないでしょうが、しっかりリフレッシュして、4連勝狙っていきましょう!


以下、所感です。

クライトン祭りでした。。
得点してからさらに気持ちよくプレーできたのか、何人に囲まれてもボールを前に運ぶ姿はまさに独壇場。
もちすぎっちゃあ持ちすぎなんですけどね。
すごいわぁ。

前半、あれだけ風がまいている中、難しいフリーキックの処理を涼しげにこなしている荒谷はさすがでした。
優也のゴールキックだったらどこまで飛んでいくのか、試してみたかった気もしますが。。
ボールボーイにさえ、ボールをもらったときに会釈を返す荒谷の礼儀正しい姿が印象的でした。

宮澤は見せ場なし。
裏に抜ける動き、ドリブルで突っかける動きができないので、今日のようにフォローが無い状態だとちょい苦しいですね。
守備に奔走はしていましたが…現状だと、個人で打開できるFWはキリノだけなのは厳しいなぁ。

ダニルソンは前節に引き続きいい活躍。
ようやくフィットしてきたかな!?
試合前の練習でのダニルソンのシュート練習、あれだけいいシュートを打つと面白いですねぇ。。

大伍がどんどんポリバレントになっていきますね。。
本職じゃないので最終ラインだと危なっかしさはありますが、あれだけ幅があるといいオプションになりますね。

試合後。
ゴール裏に挨拶に来た選手達の笑顔が素敵でした!!
アウェーなのに、大勢の札幌サポがいたため、カズゥが促してバックスタンドのサポにも挨拶へ。
さらに、「もう一回」コールで再度ゴール裏へ挨拶。
久々に響き渡った好きです札幌、最高だった~!!


写真はバックスタンドの札幌サポへクライトンが挨拶に行ったシーン。
バックスタンドのサポの皆様も、お疲れ様でした!


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勝ちたいという気持ち。

2009年04月19日

コンサドーレ札幌 4-1 セレッソ大阪
岡本、キリノ、西嶋、クライトン

結果も、内容も、いい試合。
アグレッシブにボールを奪い、局面局面で積極的に仕掛けていって。
久々に、気持ちの入ったプレー、から回らないプレーを見せてくれましたね~!
ポイントポイントを見れば、どっちに転ぶかわからなかった試合だったと思いますが(そういう意味では、影のMVPは荒谷でしたね)、最後まで集中して「勝ちたい」という気持ちを前面に押し出していたからこそ、この結果になったのかもしれないですね。
征也と岡本の、足がつるまで走りぬいた姿が物語っていました。

ここまで無敗のセレッソ相手にこれだけの試合ができて。
巻き返すのには充分な体制!
キリノがいない穴は、順当に考えれば宮澤?
復帰してきた元気、スピードと強さのある上原でも面白いかも?
誰がくるかはわかりませんが、この流れを崩さず、次節も勝ちに行きましょう!

以下、所感です。

今日はダニルソンの日でしたね。。
中盤で相手のチャンスをことごとくつぶしていました。
これまではイマイチしっくりきていなかった感のあるダニルソンでしたが、機能すれば、あんなにいいプレーができる選手だったのですねぇ(笑)
次節も頼むよっ!

岡本、ついに久々の結果を出してくれました!
これでいい意味でふっきれてくれるといいですね!
ファールをもらいにいくつまらないプレーに甘んじなかった姿勢、最高です!
守備面では、プレスにいくタイミングがちょっと周りと連携が取れていない部分もありますが、積極的にチャレンジしようとする姿勢は今のチームにとって一番必要な部分なのかもしれないですね。
交代でピッチからさる時にドーム全体から起きた岡本コール、これが全てでしょう。

西嶋。
なんであんなにフリーにしてもらえたのか謎ですが、守備に攻撃に大活躍ですね!

対して、セレッソの前線のトライアングルはホント怖いですね…。
特に、香川と乾の崩しのイメージ、そしてそれを体現できる技術、いつやられるのではないかと見ていてハラハラしました…。
1失点はどうしようもないでしょう。
香川のあのフェイントでかわしていくゴール、天皇杯でのピクシーを思い出しましたよ…(--;


勝ち点3。

2009年04月15日

ザスパ草津 1-2 コンサドーレ札幌
キリノ×2

ジョージ大暴れ。
かなりグダグダな試合内容ながらも、勝ち点3をゲットできたことが何よりですね。
これで少しは自信が戻ってくれればいいんですが…。
次節は絶好調のC大阪。
せっかくマイナスの流れを止めたところでよりにもよってC大阪ですか…。
まぁ、ここで叩ければ一気に自信を取り戻せるでしょうし、恐れずにチャレンジしていってほしいですね!


以下、所感……も何もなぁ……。
ジョージ以外、目立つものは無かったし……。

あ、体力が底をついている終了間際にもかかわらず、前線からプレスをかける姿勢を見せてくれたカズゥの気持ちの入ったプレーは良かった!

後は…あえて言えば、キリノがまたしてもゴールパフォーマンスをやろうとして失敗したシーン……かなぁ。
ボールをおなかに入れて、子供の誕生を祝うパフォーマンス。
いつも、相手選手に阻まれて、おなかに入れようとして失敗するキリノが切なかった(笑)
まぁ、相手にしてみればボールを奪い取るのは当然なんですがね。。
いつか、見せられるといいですねぇ。。


次。

2009年04月12日

コンサドーレ札幌 1-1 カターレ富山
キリノ

またしてもホームで勝てず。
1年以上もホームで勝てていなければ、そりゃブーイングも出るよねぇ…。
勝ち方を忘れてしまった、そんな印象。

さて、この試合。
守備のバランスという面ではすごく良くなっていた。
前線からガンガンプレスをかけていくこれまでのイケイケのサッカーではなく、引くべきところではラインを下げ、前から行くところでは積極的にプレスをかけていく守備。
得点を狙いに行くのではなく、現実的に勝ちに行く守備。
ダブルボランチのカズゥと大伍を中心に、いいバランスを保っていましたね。
後半途中まではほぼ完璧。

攻撃に関しては……まぁこんなものでしょう。
富山の守備はしっかり組織されていましたし、今のコンサにはあの守備を組織で崩すだけの完成度は無いわけですしね。
欲を言えば、前半の終盤、富山のプレスが弱まった流れの良い時に2点目を奪っておきたいところでしたが。

んで、問題は後半途中から。
勝ちを意識しすぎて大事になりすぎているのか、足が止まり始めたのか、前線と中盤のプレスが一気に弱くなり、富山に押し込まれる時間が長くなって。
結局、何回目かのコーナーを押し込まれ、同点。
失点のシーンは事故的な部分もあり、ある程度仕方の無いところだとは思いますが、問題は簡単にコーナーを与えてしまうこと、そしてあの時間帯でしっかりと押し返せなかったこと。
FWはもっと裏を狙ってラインを下げさせるなり前線からプレスをかけるなりできなかったのか?
ボランチはもっと厳しくチェックにいけなかったのか?
まだまだ、要所要所で戦えていないってことですね。

この試合って、結構重要だったと思うんですよ。
開幕の仙台戦は良いサッカーができていて、鳥栖戦では勝利できて、その後勝ちきれていないながらも、頭の中では「J1にいた自分たちはこんなもんじゃない、負けるはず無い」という気持ちが選手たちにはあったと思うんですよね。
それが、前節の岡山に4-0でボコられて。
鼻っ柱を叩き折られて、もう一度自分たちの足元を見ながらリスタートをしようした試合。
それが今回の富山戦だったと思うんですよ。
前線から激しくプレスをかけて得点を重ねようとするスタイルではなく、バランスを意識した試合をしようとしたのが、その現れだったと。
だからこそ、絶対に勝ち点3がほしかったんだと思うんですよね。
それが、結果はドロー。
しかも、あと5分も守りきれれば手にできた勝ち点3がするりと抜け落ちる展開で。
多分、選手達の精神的なダメージも相当なものでしょう。
ホント、見ているこっちですら、開幕からここまで、これほど上手くいかない流れの連続があるものかというくらい。
ここから切り替えるのは、大変なことですよ。
これは、相当タフな作業。
うちの選手達に、そのタフさはあるのか。
もし、ここでしっかりと切り替えることができるくらい、タフなメンタルを育めているのなら、ここからの巻き返しも充分に期待できる。
逆に、ここで切り替えられないようなら、まだJ1に行くのは時期尚早ということでしょう。
次節は難敵、草津。
こちらは中2日、相手は中3日の不利がある上、アウェーという悪条件。
意地の見せ所ですね。


以下、所感です。

岡本は思い切りのよいプレーを見せてくれていましたね。
止められても何度でも突っかけるあの姿勢。
そして、つながりはしなかったものの、要所要所で見せたアイディアあるプレー。
やっぱり期待させられる選手ですね。
まずはスタメン定着を!

キリノはだいぶフィットしてきたのかな?
あのゴールは上手くて速かった。。

吉弘がかなり積極的にチェックしてましたね。
もともとカバーリングの上手い選手だけに、チェックの強さが加われば……楽しみです。。

西嶋は、ホント、最後のあのプレーだけが残念でした……。
そこまではすごくいいプレーを見せてくれていたのに。
次節、切り替えてほしいですね!

宮澤、ポストプレーの上手さは大きな武器ですね。
ただ、シュートに持っていけないんだよなぁ……。
キリノとの関係はだいぶ良くなっているので、自分で得点を取れるような動きを期待します。
後は…宮澤に元気の守備力を求めるのは酷なのかなぁ……。

最後に、川崎!
おかえり!(?)
元気そうで何よりだ。。
スタメンで出られるよう、がんばれよ~!


無題。

2009年04月05日

ロアッソ熊本 4-0 コンサドーレ札幌

三浦監督風に。

まずは、遠いところまで駆けつけて下さったサポーターの皆様、ありがとうございます。
試合の方は、開幕からこれまで波に乗れていないこともあり、はじめから積極的にプレスをかけていこうと指示をしていました。
序盤は前線から上手く連動した守備ができており、危なげの無い試合ができていたのですが、いい流れの中で決め切れなかったことから意識が前に行き過ぎてしまい、一瞬の隙をつかれて失点を許してしまいました。
その後、積極的に前から得点を取りに行くのか、いったん引いてゲームを落ち着かせるのか、チームとして混乱しているうちに追加点を奪われ、さらに中心選手を退場で失ってしまったことで、試合が決まってしまったのかなと思います。
内容的にも、妥当なスコアだったと思います。
またすぐにホームでの富山戦があるので、もう一度気持ちを切り替えて臨みたいと思います。


>なかなか波に乗れない試合が続きますが?

結果は結果として受け止めなければならないのですが、選手達が必要以上に自信を失ってしまっているのではないかと感じています。
応援してくれているサポーターのためにも、プロとしてもっと思い切ったプレーをする必要があると思います。
メンタル面でのケアも含め、次節に向けて準備をしていきたいと思います。



>初出場となった荒谷、上原選手の評価をお願いします。

4失点はゴールキーパーだけの責任ではありませんのでチームとして修正していかなければならない点だとは思いますが、オウンゴールのミスについては厳しい評価をせざるを得ないのかなと思います。
ただ、経験豊富な選手ですので、次節に向けて切り替えて臨んでくれればと思っています。
上原については、難しい中での出場ということもあり評価は難しいのですが、裏に抜けるスピードや体の強さ等、ところどころでいい部分を見せてくれていたのかなと感じています。


>次節はクライトン、ダニルソンの両選手を欠いての試合となりますが?

今年は51試合の長丁場で誰かが欠ける時があるのは当然ありえることですから、特別に難しいということはありません。
まだチームとしてさまざまな形を試しているところですので、フォーメーションを含め、これから準備をしていきたいと思います。


言いたいことはこれだけなんですよ。

相手がどうこうじゃないでしょう。
自分に負けてる。
失敗を恐れるな!
戦え!!