一歩一歩。

2009年06月14日

コンサドーレ札幌 1-1 徳島ヴォルティス


悪い流れを押し戻せず、凌げず、いい流れで決めきれず。
歯がゆい試合が続きますが、辛抱しながら一歩ずつ成長していくしかないんでしょうね。

考えてみれば、ポゼッションサッカーを取り入れるのはヤンツー体制以来なわけですが、今のスタメンでポゼッションサッカーを経験している選手ってあんまりいない。
ヤンツー時代ですら、3年かけて完璧にはモノにならなかったわけで。
石崎監督の志向するチャレンジ&カバーのサッカーの完成度がまだどれほどなのかはわかりませんが、J1で戦えるチームになるのにはまだ時間が必要なのでしょうね。
ある意味、石崎監督体制になってからわずか半年でここまで戦えるチームになっていること自体が上出来なのかもしれない。

チームを作るのには時間がかかる。
チームが強くなるのにはもっと時間がかかる。

もっと輝ける可能性はある。
今は、我慢の時。


以下、所感です。

CB二人が裏を取らるのが気にしはじめてから、一気に流れを持っていかれましたね。
前半は恐れずに楔をつぶしに前に出ていけてたのに…。
裏をケアしつつ、前で楔をつぶすのは難しいのでしょうが、ぜひ、CB二人はそれをやりきってもらいたい!
みのさんが戻ってきてくれれば何とかしてくれる期待もありますが、まだ時間かかりますしねぇ。

流れが悪い時間帯、うちの選手たちから「何とかしてやろう」という気持ちが感じられないのが気になる。
セカンドボールへの反応が遅い。
味方に任せようとする。
失敗を恐れず、気持ちを前面に出して戦わなきゃ、流れなんて変えられませんよ。
徳重しかり、甲府の藤田しかり、いやな選手というのは必ずその辺に顔を出す。
そんな選手が出てきてほしいなぁ。

元気、お帰り!
相変わらず高いし、そして相変わらずシュートは外す。。
元気らしいっちゃ元気らしい復帰戦だったんですかね。。
謙伍が波に乗れず、手薄だったFW陣、元気の復帰は大きい!
「最後まで走るんだ」とチームに喝を入れてやってください!

そして、しゅんぴー、またしても出場ならず…。
がんばれ!


流れ。

2009年06月07日

コンサドーレ札幌 1-2 サガン鳥栖
キリノ


「何で負けたの?」っていう試合。
あれだけ打って、あれだけ枠の中に飛ばして。
それでも、ゴーッルネットを揺らしたのは1回だけ。
逆に、鳥栖はたいしたチャンスも無い中で2回。
狙い済ました高地の同点ゴールで流れを引き寄せ、リズムをつかんだわずかな時間でコーナーを押し込み、逆転。
決めるべきときに決められないと、流れが変わるのはサッカーの定石なわけで。
本当に昇格するつもりなら、今日の試合は勝たなきゃいけなかった。
勝てる試合、引き分けられる試合を落とし続けて降格した去年の悔しさを忘れちゃいけない。
勝てる試合は、勝ちましょう!!!


所感。

室一人に負けた感じ。
止められたっていうよりは、当てちゃったっていうシュートばかりでしたが。

後半途中までは中盤をコンパクトに保てていて、ショートパスから大きなサイドチェンジっていうきれいな展開がはまっていたんですけど…何で途中からプレスが鈍ったのかなぁ?
サイドバックとサイドハーフの間のスペースをうまく使われていた気がするんですが…岸野監督の指示?
なんとなくルーズになっているままの中盤が、結果的に高地の同点ゴールにつながっちゃいましたね。
ちょっとした綻びを修正できるようなゲーム運びは…まだできないのかなぁ。
経験のある選手がいない弱みですね。
みのさんが戻ってきてくれれば、ちょっとは変わる気もするんですが。

宮澤はクライトンがいない中、しっかりと前線でためを作ってくれていましたね。
後ろからプレッシャー受けていても落ち着いて捌けるし、反転しようという動きも見せてくれていた。
後は、打てるところでは思い切ってシュートうってくれればなぁ。

右サイド、西嶋も征也も運動量があるので、いい連携ができている気がします。
キリノのゴールにつながった征也のクロスは見事でしたが、その裏で西嶋が征也を追い抜いたことでクロスをあげるスペースが保たれていましたし。
それにしても、最近の西嶋のシュートはすごいですね。弾丸シュート!

主審の村上さんは危なげないジャッジで。
ホームなんだからとってくれよって思うシーンはありますが、選手もあれくらいのチャージには慣れないといけないんでしょうね。


post by nefty

21:28

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今日のコンサは砂さん色。

2009年06月03日

栃木SC 0-1 コンサドーレ札幌
砂川


クライトンを欠いた今日の試合、てっきり2トップでいくかと思っていたんですが、クライトンの抜けたトップ下に砂さんが入り、いつも通りの4-2-3-1でスタート。
これが、上手くフィットしましたね~。
卓越したキープ力で相手をひきつけてチャンスを作るクライトンとは違い、砂さんは動き回り、ワンタッチでリズム良くパスをつないでいくスタイル。
パスがつながることでチームとしてのリズムができていたのか、後半途中までは危なげの無い展開。
スタメン出場がほとんど無い上、本職とはいえ、しばらく離れているポジションで出場したのに、いきなり見事にチームの中心となれる砂さん、さすがですね!頼りになります!
後半はさすがに足が止まり、押し込まれる展開が続きましたが、何とか逃げ切り。
厳しい日程の中でのアウェー戦でしっかり勝ち点3をゲットです!
次節はホームとはいえ、厳しい日程の中での鳥栖戦。
前線から激しくプレッシャーをかけてくるスタイルだけに、難敵ですよ。
上位陣が崩れなくて厳しい戦いが続きますが、ホームではきっちり勝ちましょう!


以下、所感です。

宮澤は恐ろしいほどの落ち着きを見せてますね。
単純にボールを捌くだけでなく、プレッシャーに来た相手をよく見てかわすこともできるなんて、よっぽど自信をつけたんでしょうね。
後半、足が止まる時間帯でボランチに入るとプレスが甘くてイマイチ機能していませんでしたが、見事な存在感でした。

謙伍は…ガンバレ。

DF陣は戻りながらのクリア、しっかり復習して下さいね。
失点につながりかねない危ないクリアがいくつか。
本当に強いチーム相手では命取りですよ!
難しいのはわかるんですけどね…(--;

今日はつまらないファールはとらず、流れが切れるシーンはほとんど無い、スムーズな展開。
主審の今村さん、ナイスジャッジでした。