たかが1、されど1。

2007年09月02日

コンサドーレ札幌 1-1 愛媛FC
池内


いやぁ…苦しい試合でしたね。
疲れの見えている選手(とはいえ、代えのきかない選手は残していましたが)を休ませ、ある程度フレッシュな顔ぶれでのぞんだ今節。
確かに、水戸戦よりも動けていた印象でしたが、逆にチームとしての意思統一が薄れてしまったイメージを受けました。
特にダヴィと謙伍、そこからさらに中盤のプレスのかけ方がいまいちあっていなかった気が。
どこまで深くプレッシャーをかけに行くのか、どう追い込んで相手にロングボールを蹴らせるのか。
ここら辺は、やはり元気がいないことが響いていたのでしょうね。
おまけに、ロングボールを蹴らせても愛媛に拾われることが多くて。
動ける選手が動いていても、チームとしての連動性が薄いので、ボールをとれない。
そんな印象でした。
謙伍が愛媛DFのパス回しに振り回され、苦しそうにしながらも必死でプレスをかけ続けに行く姿が切なかったです…。

大塚はさすがでしたね!
いいように愛媛に支配されていた中盤が、大塚投入で一気に変わって。
カウエも動き自体は決して悪くないんですけど、やはり彼が生きるのはもうちょっと攻撃的になれる場面なんでしょうね。
個人的に期待の岡本も、おとなしいプレーが多かったものの、ダヴィに見事なパスを通し、存在感を示し。
初出場となる西も、あわや決勝点となるヘディングを放ち。
まぁ、短い時間ということもあり、西はまだ「らしさ」を出せていない印象はありましたけど、これをきっかけにさらにモチベーションをあげてくれて、サテで大活躍⇒控え定着⇒スタメン奪取という良い流れになることを期待です!

苦しい苦しい連戦も、残すは明後日の徳島戦のみ。
徳島も愛媛同様、よく走るチーム。
今シーズン最低クラスのパフォーマンスしか出せないコンディションにいるうちにとって、順位表上の強さなど何も意味がないわけで。
押し込まれる展開になることは、おそらく間違いないわけでしょう。
大事なのは、悪いながらも勝ち点を積み重ねること。
あの手この手使って、何とか勝ち点をもぎ取ってくれることを祈っております…!


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