ありがとう、ダヴィ。

2008年12月10日

ダヴィ、名古屋グランパスへ完全移籍。

ほぼ確実視されていましたし、覚悟はしていたつもりですが…いざ、確定してみると…やはりさびしいですね。
ダヴィは、単純な助っ人として、戦力面だけを評価されてきた選手ではなくて。
常に前線からプレッシャーをかけてくれるまじめな性格、愛嬌のある顔、そして、「獲ってきた選手」ではなく、「育ててきた選手」という自負。
それゆえ、多くのサポから愛されていた選手だけに、やはり寂しいです。
半年という期限でレンタル移籍してきた当初、短期間で結果を出すために人一倍必死になってプレーしていたダヴィ。
川崎フロンターレとのトレーニングマッチでダヴィが残した「俺たちにとってはこの試合がW杯なんだ」という台詞どおり、常に一生懸命なプレーでサポを沸かせてくれました。
移籍してきた当初は、シュートは下手だったし、変なドリブルですぐにボール奪われるし、「頑張っているんだけれどイマイチな外国人」だったのに、あれよあれよという間に成長して、気がつけばJ1の得点ランキング2位に上り詰めるくらいの選手になってくれて。
本当、立派になってくれたなぁ。
今まで、本当にありがとう、ダヴィ!
名古屋での活躍、楽しみにしているよ!

名古屋グランパスサポーターの皆様、私たちのダヴィを、どうか、大切にしてあげて下さいね。


その他、みのさんの完全移籍。
本当、グッジョブですよ!
来年はJ2であり、正直、難しいかと思っていたのですが…みのさん、来てくれてありがとう!
DFの要として、精神的支柱として、そして若手の模範として、これからもよろしくお願いします!


最後に、ちょろっと流れていたニュース。
コータが、コンサに戻ってくるかもしれない!?
やば、考えただけで泣きそうだ。。。


post by nefty

23:15

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王様のバトンタッチ。

2008年12月06日

4-0と1-0。
手も足も出なかった鹿島での開幕戦。
あの頃とはお互いにおかれている立場も状況も違く、この試合の意味合いも違うので単純比較はできないとはいえ、この一年で得たものが決して小さくなかったと言えることを証明できた試合だった気がします。
クライトンという中盤の大黒柱を欠きつつも、逆に一人一人が誰かに依存せずに自分で向かっていく姿勢、周りを生かし、自らもフォローに走る姿勢が見られて。
なんだか、昨年のコンサに近い姿だった気が。
敗れたとはいえ、今年の中でもかなりよい試合内容だったと思いますよ。
相手のシュートミスや水際のクリアが多数あったとはいえ。。

しかし、カズゥはまさしく中盤の王様になっていましたね。
相手のプレッシャーにひるまず、しっかりキープ&いなし、広い視野で正確にパスをつなぐ。
惜しくも枠には飛ばなかったものの、強烈な左足のミドル。
あ~、もっとJ1を経験させてあげたかった…。
とはいえ、若手の中では、少なくとも大伍とカズゥだけは、J1のプレッシャーの速さの中でも自分のプレーができるように成長してくれた!
これは、来年に向けて大きな収穫ですね。
これまで、攻撃の核となってくれていたコンサの王様は、西谷。
タイプは違えど、新たな王が生まれた、そんな感じ。
…まさか、引き抜かれたりしないだろうな…(--;


それにしても、鹿島は強かった。
形容するなら、「上手い」ではなく、「強い」。
派手なパス回しや個人技があるわけではなく、試合のリズムをつかめるチーム。
チームとしてのギアチェンジが抜群に上手い。
加えて、ここ一番で出せる個人技の強さ。
あの野澤のシュートが、この大一番で出るんですからね…。
以前、ジョルニーニョがいたときの鹿島を髣髴とさせるような試合巧者ぶりでした。
ファールなしでボールを奪えるフィジカルの強さといい、とにかく、強かった…。

最終節、コンサポとしては去り行く監督、選手達を偲びながらのエンディングを迎えたいわけですが、結果は鹿島の優勝が決まり。
悔しくも、鹿島の胴上げ&喜ぶ選手&サポの姿を目の前で見せ付けられたわけですが、最後の最後、ドームに駆けつけた鹿島サポからは、コンサドーレコールが巻き起こっていましたね。
あれは、「お前たちのホームなのに、俺たちの祝福を静かに見守ってくれてありがとうな」という意味合いなのか、「またJ1で戦える日を待っているぜ、がんばれよ」という意味合いなのかわかりませんが、相手に敬意を払う姿勢には感銘を受けました。
コンサゴール裏からも、鹿島アントラーズコールが返されて。
ああいう絵って、すごく好きですね。
真剣勝負の場であり、試合中は当然色々あるわけですが、相手を尊敬しあえるっていうのは、素晴らしいことだと思います。
やっぱり、スポーツはこうでなくちゃねぇ。

スカパーでは、サンクスウォークの様子は放送されていなかったので、ドームのサポの皆さんがどんな声をかけたのか、それはわかりませんが、去り行く監督、選手のみんなにとって、最後のいい思い出になってるといいなぁ。



最後に。
千葉、すごすぎ。。。
0-2のビハインドから、4-2への逆転劇。
そして、降格圏内から安全圏へのジャンプアップ。
まさしく、降格を水際で食い止める、降格ライン際の魔術師ですね。
個人的には好きなチームなので落ちてほしくないという気持ちと、うちから近いので一緒に落ちてほしいという複雑な気持ちだったのですが(笑)
何はともあれ、残留おめでとうございます。