マイホームタウン

2006年04月27日

贅沢なことを書いてみる。
厚別があって、札幌ドームがあって、白恋があって。
雁木にも練習場ができうるらしいと聞き及んで。
室蘭と函館にも準ホームといえる競技場があって。
ある意味とても恵まれた、いや恵まれすぎた環境を与えられていて。
それについて、なお不満を書いてみる。

厚別競技場に向かう道すがら、普通の家に赤黒の旗が棚引いているのは。
とてもとても嬉しい。
駐車禁止のたて看板のほうが目立っていますが。

わが赤黒は札幌をホームタウンとしていると思う。
けれど、戦略としては、北海道をマイホームタウンとして。
考えているように思える。
そこらへんに違和感を感じることがある。
500万人以上の人口がある北海道で、わが赤黒以外のチームが。
成立することを無意識にでも阻んでいるのではと言うことで。
札幌にもうひとつ蹴球チームができても面白いのではないか。
ということを九州の実例を挙げてうらやましがったのですが。

例えれば、札幌にもうひとつ蹴球チームができうるとすれば。
わが赤黒チームは、メジャーな金持ちのチームと位置づけされるだろう。

もうひとつにチームは、下から一歩一歩上がってくる。
下町(札幌に下町という言葉が当てはまる地域があるかどうか)というか。
金なしチームというか。雑草チームというか。
そういう位置づけになるだろうって思う。

厚別があって札幌ドームがあって白恋があって雁木があって。
という風なバラバラな感じがもったいないなあ。
まあ、無理だろうけれど、そういう施設をひとつにまとめて。
コンサタウンなりコンサ通りなりというものを形作れないかなあ。

厚別なり札幌ドームなり。
ただ、試合を見て帰っていくだけ。
地域が潤っていない感じがする。
試合終了後、勝っても負けても。勿論勝った後は意気揚々と。
だけれども、そそくさ帰っていくいう風に見える。
飲食店、休憩所いろんなものがあればなあ。
ドーム内には勿論あるけれど、そういうものではなくて。

ファイターズ通りというのが屋内練習場の近くにあるけれど。
そういうものが立ち上がっていないことを悲しく思う。

試合が終わったとその高揚を吐き出せる場所とかが必要かなあ。
なにか札幌ドームはでか過ぎて冷たい感じがする。
公的空間という部分が全ていう風に見える。

もっと地域全体で赤黒チームを使って金を稼いでやる。
という風に書けばいやらしいけれど。
そういうおこぼれ商売をしてくれる人が増えないかなあ。

ドームも厚別も。
赤黒のものではないので。
ホームタウンという風に位置づけるのは今の段階では無理だろうと思う。
せっかく器がとても立派なものがあるというのに。
それがばらばらで意思統一できてないのが残念だなあ。
白恋がそういう位置づけになるかなあと思っていて。
でも普段試合をする所とは遠くにあり過ぎて。
白恋と競技場がすぐ隣接していれば。
そして赤黒を愛する飲食店等経営者が店を出してくれば。
そういうことを推奨してくれて場所を提供してくれれば。
試合みて練習を見てそして食事をしてスポーツバーがあって。
お酒を飲んで盛り上がってという風に。
ススキノとは違うそういう風な地域を作っていければね。

まあ、そういう場所が他のJリーグのチームにあるかどうか。
私は何も知らないのだけれど。
ハード面が強くてソフト面が弱い。
魂が入るのはまだまだなんだろうなあ。



蹴球を観戦する場所だけあればよいというものではないと思う。


柏戦と走行距離830km

2006年04月24日

函館の千代台競技場は寒かったなあ。
この前来たときは鹿島との闘いだった。
あの時は新居さんの初ゴールを見れたのだったかな。
それがもう4年前のこと。
あの当時からいる選手は曽田さんぐらい。


黄色の柏の皆様もわざわざ函館まできていただいて。
逆風なのに応援する声ははっきり聞こえたなあ。
何を言っているかはわかりませんでしたが。
サルトしている人数はわが赤黒サポより多かった。
勿論お応援している人数は圧倒的にこちらが多いのだけれどね。
でもサルトしている人数がこちらが少ないと感じることが。
多いのはどういうことなのだろう。
中央部の黒い人々は勿論サルトしている。
それがはっきりわかるのは、ゴール裏中央部の一番後ろに。
陣取っていたから。

サルトしている人は中央部だけではなく。
あちこち、ばらばらに点在している。
そういう人達を結集することができればなあ。
遠くから見て、あの柏のように。
中央部の人たちが雄雄しく跳ねている姿がはっきりわかるのは。
なんとも清清しいと思うのに。

仲間内で、あるいは此処が自分の定位置ということで。
それぞれに応援しているのだろうけれど。
そのパワーが結集していないのは。
宝の持ち腐れのようだなあと。

一番美しかったプレーは。
二人だけで、パスを2,3本つないで、敵ゴールまで持って行ったプレー。
敵によく許してしまうプレーをわが赤黒チームがやってくれた。
残念ながら、ゴールを割れなかったけれど。
シュートを打てたかどうかも覚えていない。
でもこのときのボールの動きは忘れまい。
誰と誰とのパス交換だったかもわからないのだけれど。



高く保って、ボールを保持してパスを繋げて攻撃の型を作るのも。
勿論美しいのだけれど。
攻められていて低い位置から、少ない人数でできれば二人で。
パス交換をしながら、速攻を行うプレーも好きなのだけれど。
中々、こういうプレーを決めれるFWは日本には少ない。
まして日本の2部のチームに。。。
日本人は速攻が嫌いなんだろうなあ。
やれないというのもあるのだろうけれど。
もてはやされないプレーは選手もしないでしょうしね。


前半が良かったというけれど。
柏に主導権があったでしょう。
フッキの一瞬も見逃さない、抜け目ないプレーの数々が得点を生んだ。
フッキのボールの持ち方は剣玉のようだなあ。
ボールに紐をつけて引いたり伸ばしたり。
後半は持ちすぎの感もありですが。
其処を理解して。
フッキが思わずパスを出させる、はっとさせる動きを味方がしなくては。
そしてフッキのお守り役は誰なんだろう。
危ないと思ったらすぐさっと間に入らなくては。
フッキに全てにおんぶに抱っこなだけでは情けない。

曽田さんはあいも変わらずですが。
彼のプレーで助かっていることも確か。
チームに異分子曽田さんフッキさんがいるのも確かですが。
彼らが活躍しなければ勝てないのも確か。
曽田さんを異分子と言わなければならないのは、もの悲しいのか。
いやいや、そういうものを内包できないでどうするのだ。
なんて想いの方がふつふつと。


試合終了後。
赤黒コンサバスがハセガワストアの前に止まっていました。
16時ごろのことです。
バスの中に赤黒のユニフォーム11番が見えました。
まさか、選手のバスかなあ。でも少々出てくるのも早いとも思うから。
サポのバスかもしれないとも思う。
試合終了後選手が着替えないでそのまま札幌に向かうということは。
無いでしょうし。





自宅を出たのは実は金曜日の朝。
札幌に所用があったから。
金曜の夜に、函館に行くのにギリギリまで迷いました。
日曜日は仕事だから戻らないといけないし。
札幌でスカパーを見せてくれる所に紛れ込んだ方が楽なのは。
そしてそちらを選択したほうが良いこともわかっていましたが。
其処に紛れ込んで馴染むことのほうに気を使いそう。
そういう馴染みの場所もないという事で。

深夜函館に車で向かいました。
ローソンでチケットを買って。
そして朝6時に函館。
それから函館をウロウロ。
試合が終わって函館を出たのは18時。
そして札幌でもウロウロして自宅に着いたの夜の12時。
延べ820km走破。
釧路時代の函館遠征はJRだったけれど。
まりもで横になるのは体が痛かった。
温泉のはしごと焼き鳥弁当で体を休めて。
心残りはスープカレーを食べれなかったことぐらい。
ということにしておこう。



新庄

2006年04月20日

一昨年の満塁打、田中幸雄選手の追い越しによりというのを見たのは貴重なことになりそう。
小笠原選手の静かな闘志が匂い立つ佇まいと。
そういう事にまったく無頓着そうに振舞っている新庄の対比。
これこそが日本ハムを札幌ドームに見に行く最大の注目点でありましょうや。




TVで見る投手とバッター中心の野球観とは違うものだと。
一番わかりやすくしてくれたのが新庄であり、実はイチローなんだと思う。
日本にいてもメジャーでも2割5分20本程度の数値しか残せない新庄が。
此処まで注目されるのはなぜだろう。
メジャーに行ったのは転校程度にしか感じられず。
日本ハムに戻ってきたのも、都落ちと感じないのもなぜだろう。
バイクに乗ったり被り物をかぶることでスポーツ新聞ネタを提供してくれるから。
そういう行為から人気が出ていると思っているプロ野球解説者には。
たぶん、理解不能なんだろなって思う。


こういう佇まいは巨人の絶好調男中畑さんが類似しているのかなあ。
初めての西武対巨人の戦いで、中畑さんがサヨナラ打を打った時の。
広岡さんの苦笑いが忘れられません、というか私にはそう見えたのです。
錯覚に違いないでしょうが。
TVを通じて中畑に打たれたのなら仕方が無いという風に達観したように見えたのですが。
これは私の中の脳内妄想に過ぎません。
結局そのシリーズは西武の勝ちではありましたけれど。



BSでのメジャー放送、マリナーズの試合でのこと。
解説者は大島さん。
元中日の大島さんは谷沢さんや宇野さんモッカさんという兵と共に。
わが江川卓と戦いあった気持ちの良い振りをする強打者でありました。
でも、解説のあり方は不愉快に感じました。
選手へのリスペクトする気持ちが見えてこない。
まあ、この試合だけのことだったのかもしれませんので。
たまたまだったのかもしれませんが。

ぼやきも野村監督の域までいけば芸になるのだろうけれど。
同じBSでもわがJリーグの放送での原博美さんの解説は。
選手へのリスペクトが充満しすぎていてとても楽しい。


新庄のホームランの打ち方は日本のプロ野球選手の打ち方で無いと思う。
あれはプロ野球選手のそれではない。
純然たるアスリートだと思う。
抜群の身体能力でたまたま野球しているだけ。
野球、いや打撃の技術を磨いていた選手ではないということ。
身体能力と本能でボールを追っている。
アフリカの蹴球FW選手の中にそういう選手がいそうな感じがします。

ペレは勿論技術を含めて素晴らしいのは勿論なのでしょうが。
まず身体能力が稀代のアスリートだったと思う。
日本のプロ野球選手がアスリートに見えないのはなぜだろうって。
疑問が生じているのは私の脳内だけでしょう。
新庄はすごいFWになっていたかもしれないなんて冴えない締めで終わりとします。



post by mimicaki

23:54

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対湘南戦と横浜FM対G大阪戦

2006年04月15日

今日は仕事。予約録画をしておいた湘南戦イン札幌ドームを。
2画面TVの片方に、そしてもう片方は横浜FM対G大阪戦を。

蹴球2試合を同時に見るという荒行にでました。
前半は、圧倒的に赤黒対湘南戦に軍配。
G大阪のマグノ・アウベスの豪快なシュートを除いてのお話ですが。
NHKBSのほうを見る暇も無い展開に。
この試合を見にいけなかった私の環境を呪います。
本当に個々の技術に連携にシュートの美しさに全て。
J1の試合を上回ったと偏った私の脳と目は信じて疑いません、今も。


まあそれも、前半終了間際の横浜FMの松田の豪快ミドルが決まってからは。
そういう展開でもなくなって。
後半からはどちらかというと、NHKBSのほうに目を奪われたかなあ。
で20番ハーフナー・マイクがJ初出場という瞬間を見てしまった。
デカイの一言、なんとあのシジクレイが小さく見える。

で肝心の加賀のシュートを見る前に。
録画が切れてしまっていた。
ああ、なんということだ。



戦術かそういうのは皆目わからないからおいとくとして。
J1とJ2の違い。
日本人FWの質は圧倒的に違うでしょう。
でも外国人FWはJ2にも、いやJ2だからこそ規格外がいたりする。
大きな違いは。
豪快ミドルを枠に入れることができうるかどうか。
小笠原さんとか遠藤さんとか等々。
今日の試合は松田さんでしたが。

そう思えば。
昨年の甲府とのあの試合。
ロスタイムの逆転劇を食らったあの試合。
藤田さんと砂川さんがミドルの打ち合いをしたわけですが。
あれは、J1レベルの試合だったのかなあ。
なんて、今のチームの調子よさに。
浮かれ気分であります。


徳島戦スピカスタジアム参戦しようかなあ。
柏さんに1969さんという元J1強豪に当たる前に。
体勢を整えることができた事に感謝かなあとも。





成分解析

2006年04月09日

赤黒ではできていないようです。
1%が心憎いなあ。
ミスリルって何だ。


赤黒参戦記の52%は欲望で出来ています
赤黒参戦記の40%は野望で出来ています
赤黒参戦記の4%は気の迷いで出来ています
赤黒参戦記の3%はミスリルで出来ています
赤黒参戦記の1%は心の壁で出来ています


post by mimicaki

23:59

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バーチャルな神戸戦

2006年04月08日

試合はわが赤黒チームが勝ったらしい。

アウエーは私にとってバーチャルなもの。

札幌ローカルのアンカーの後に始まったEで。

とりあえず得点経過は見る。

わが曽田の髪型はどうしたのだろうか。

ううむ、ヒール役が適任だとやっとわかったのかなあ。


蹴球TV観戦の梯子

2006年04月08日

今日は一日ぐだぐだと。
名古屋対京都を見て、FC東京と磐田の試合をみて。
最後の締めにG大阪と鹿島の試合を見て。
おなか一杯一杯です。
Jリーグの強豪同士の試合は本当に面白い。
こういう試合が本州にいるとどこかで必ず週一回あるのだから。
贅沢な世界となったものです。
どこかの国の青い代表チームの親善試合内容なんて。
どうでも良いと思えるなあ。



私はとりあえず、ゴール裏のほぼ中心部にいる。
ほぼ、90分間サルトするかコールするか手を叩くかしている。
で、私の視界の範囲内に、そうゴール裏にいるのに。
サルトはまあ、する人がもともと少ないから、おいとくとして。
声を出すでもなく、手を叩くまでも無くというお人達がいる。
まあ、何でいるのなあなんて思う。


昔三菱ダイヤモンドサッカーなんて番組があった。
土曜日の午後17時くらいから45分間の放送で。
2週間で一試合の放送だった。
独逸の試合が多かったかなあ。
この番組を見るなんて何にも偉くない。
休日のこの時間家にいて蹴球のTV番組を見るなんて。
20年は前の時代ならなおさらのこと。
いわゆる根暗という言葉がぴったりだと思う。

そう、ゴール裏でサルトしてコールして手を叩く行為なんて。
何も偉くない。
ゴール裏の中心はそうしなければ蹴球が見れない人の集まりなだけだ。
何かが欠落している人の集まりだと思う。
その欠落を埋めるためにゴール裏に留まっている。

草津の試合。
いつもの仲間が誰も試合に参戦できなかった。
かなり寂しかったので一人でアウエー側でのんびり見ようかな。
なんて思いもしたけれど、なんとなくゴール裏に紛れ込んだ。
3得点とも隣の見ず知らずの若い男性と抱き合った。
ううむ、書くと気持ち悪いなあ。



休みの日、休みのほぼ半日をつぶして試合前から並ぶ行為。
これ自体も何も偉くない。
他のことに使えば、本当に有意義に時間を使えるだろう。
TVで済ますこともできうる。
ただ、ゴール裏にいて。
サルトもコールも継続していないでその場にいることができる。
不思議に思うだけだ。
試合を見るだけならもっと見やすい位置がある。
試合開始何時間前から並ぶ必要性も無い。


もし私に90分間コールもサルトも手を叩く行為を禁止されるとしたら。
とてつもない拷問ということになるだろう。
いてもたってもいれないだろう。


蹴球観戦に。
立つ事も無く、サルトすることも無くコールすることも無く。
それで満足できるならそれはそれでよいと思う。
それで駄目な輩がそれではどうしようもなくなる人達が。
ゴール裏に集うべきでしょう。
正直札幌ドームのゴール裏が広すぎるって思う。


指定席の扱いは置いとくとして。
B自由と他の席の値段を逆にするべきだと思う。
ゴール裏にいることは何も偉くはない。
ゴール裏を一番高くすれば良い。
まあ、そうすると、若年層が少々きつい事となるかもしれないけれど。
ゴール裏は欠落者の集まりであるのだからやむ得ないかな。
大人の欠落者が自分のために修行を行っている部分が何%かはあるのだから。


家族連れで3人でゆったり見たい場合。
こういう人たちはゴール裏に集う欠落者ではありえない。
SBやSAの自由席でいくらかかるか、食事代を入れて交通費も入れると。
10千円を超えるかな。
で子供が蹴球好きなら。
土曜日の少年団や部活の練習や試合には出れない。
結果として赤黒の試合は優先されることはないだろう。



サポーターという常連さんからはたっぷり搾り取る。
そしていちげんさんから、広く薄く取る。
札幌ドームや厚別に来やすいように。
なんとなくこれるように。
ゴール裏以外はスカスカの競技場を見ていると。
そういう料金体系にできないかなあと思うのだけれど。


post by mimicaki

22:31

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札幌ドーム 草津戦を終えて

2006年04月08日

キックオフには間に合いませんでした。
で、試合が始まっていて、アウエー側でまったりと見るつもりだったのに。
階段を上がっているときに、ドドンッドドンという歓声が聞こえてきて。
それに引きこまれてゴール裏に向かいます。
いつもの定位位置には人がいて。
黒い集団の真後ろに。




3点目が取れてよかったなあ。
フッキが得点をとれてよかったなあというのが一番の感想。
フッキのPK失敗はご愛嬌になって良かった。
得点の後、神に祈りをささげていたのが印象的でした。



あの3点目がなければどうなっていたか。
砂川に西谷が電池切れからの試合展開をどうするかという課題は解消されてません。
得点されて1対2になっていたかもしれない。
こういう試合は無失点で大量得点をあげなければならないという展開です。
そしてその3点目をフッキがとったことがとても大きい。
フッキは明らかに得点を欲しがっていた。
あの退場の試合ほどではないけれど。


ゴール前でボールを持つとサイドには叩かない。
でもそれが悪いとは思わなかった。
どんどん行くべきだと思った。
フッキの得点を待ち焦がれる展開になっていたと思う。
結果としても3対0ではあるけれど。
前半は一進一退であったと思う。


智樹のあのロングボールは狙ったのだろうか。
私には単なるパスミスの見えた。
隣の若い男性も思わず、どこに蹴っているんだと野次っていましたから。
そのボールの処理を誤って相川が前半終了直前に1得点。
とても大きかったなあ。
2点目、シュートの波状攻撃。ポストや相手DFに何度も阻まれての得点。
わがゴール裏は諦めが早いのでその途中でため息が出てくる。
この癖をどう矯正すれば良いのか、まあ、これも課題ですね。



前半の相手DFの処理ミスが無ければ1対0のまま終盤。
そして西谷と砂川の電池切れでチームが徐々に壊れていく。
そこからの闘いが。。。。。
草津の監督がチーム力に差があって等々のコメントを発していたけれど。
前半のボール回しを見ている限り、それほどの差は無い思う。
強い弱いという力関係は今年のJ2は特に定まっていないように思う。
強きほうが勝つのではなく、勝ったほうが強くなっていく。
そういう感じなんだと思う。


3対0の大勝ではあるけれど。
その大勝もちょっとした事が原因となっていると思う。
で、フッキの得点が無ければ無失点に終わらなかったかもしれない。
得失点差が3と1ではぜんぜん違う。
昨年はこういう試合はできなかったように思う。
一番欲しい点を一番欲しい選手が取った。
このことがとてつもなく大きい。
フッキはボールをピッチに滑らしながら保持できうる。




こういう行け行けどんどんの試合。
ゴール裏はもっと燃えなければならないなあ。
こういう試合は滅多に無い。
まあ、昇格を狙うチームならこういう試合をこなさなければいけないでしょうが。
サルトしてコールして手拍子してガンガンいけた試合でした。
試合後の感想は感想としてね。


試合終了後、ゴール裏は試合の余韻を楽しんで、誰も席を後にしていなかった。
バモバモ。
マッチディプログラムをもらえなかったのだけが残念だった。
帰りがけ、余っているのをもらおうとしたのだけれど、無かったなあ。





平日の水曜日の19時で12千人入ったら良しでしょう。
休みを一日つぶす覚悟での観戦者はいるけれど。
なんとなくぷらっとこれるという感覚で見るという人達をどう増やすか。
わが赤黒の試合をデートコースでできうるか。
会社帰りのサラリーマンの憂さ晴らしになるか。
そういう切り口は結構、難しいかなあ。


6月13日を記念日に

2006年04月04日

この日から始まりました。
札幌を厚別に応援する日々がです。
札幌対鳥栖戦 2対2から延長勝ち。
あの試合の内容はほとんど覚えていない。
初の厚別競技場でメガフォンを買って。
だけれど、サッカー好きな私が。
トヨタカップ以外で初めてプロの試合をみた。
地元の我らがチームを応援できうる立場です。
もう部外者ではないのだと言う想い。
思えば、この何かしらの想いを吐き出すために。




10年一昔というけれど。
本当に10年経ってしまうんだなあ、もう少しで。
北海道での試合は5月19日の室蘭が先にあるけれど。
私はいけなかった。
その室蘭に6079人の観客が集まったことも凄いこと。

6月13日はオフィシャルガイドブックを見てみると。
7119人とある。
私たちはゴール裏で試合を見ていたわけではなかった。
18時2分のキックオフ。
自分たちの席で試合開始まで待たないで。
席が人で埋まっていく光景をワクワクしながら見ていた記憶がある。
暗くなっていく中で。
どんどん人がやって来る。こんなに観客が入るんだって。
こんな物好きがいるんだって。
96年のあの試合を経験した選手で今現役は吉原宏太以外にいるのだろうか。



厚別で10千人を超えることはある意味壁だった。
6,7千人超えると入ったなあと思えた。
そして、97年5月25日あの川崎F戦で10千人を越える。
マラドーナとバルデスは神だった。
厚別の大観衆の下、わが赤黒チームはその期待に答えてくれた。
その時の試合で現役は。たぶん吉原と。
次節対戦する草津の鳥居塚選手ぐらいかなあ。

次節草津戦はドームでのナイターですが。
厚別でのナイトゲームは趣があってとても良い。
平日のナイトゲームでどれだけ集めれるかどうかですが。
ぷらっとなんとなくこれる体制作りも必要だと思います。
今は、気合を入れて思い入れを入れて来るヒトがほとんど。
それだけでは、20千人以上は難しいでしょうから。

96年6月13日、厚別に集った物好き7119人。
2006年4月5日ドームに集う物好き約10千人弱なのか強なのか。
この両方を観戦する本当の物好きはどれだけいるのだろうかな。






ダービーへの想い

2006年04月02日

死んでも負けられない相手がいる。
こいつには絶対どんなことをしても勝ってやる。
こういう相手がいるかどうか。
で、絶対応援も選手も試合もチームも盛り上がり方が違うと思う。
あるときは勝ってあるときは負けて。
そしてあるときは押して押していて負けて。
そしてあるときは我慢して我慢をして勝ちを拾う。
そういう歴史をはぐくむことができるライバルがほしい。


J1にあがることよりも。
そういう相手がいてそのチームの勝つことの喜びを味わいたい。
なんて思うのは贅沢なことなのだろうか。


わが北海道にはコンサドーレ札幌しかない。
比べる相手がいない。
なんとなく見にいけるJのチームもいない。
Jを目指しているチームもいないといっていい。

わが赤黒チームの闘い方は正攻法といえば聞こえはいいが。
他社の存在、敵の存在が希薄だともう。
監督も選手もそしてサポーターも。
全ては自分中心というか。
自分が上手くできたかどうか。
完全燃焼できたかどうか。

負けて悔しいのだけれど。
心の心底から、負けて悔しいと思える存在がいない。
そんなもん、いらないといえばいらないのかもしれません。

J1昇格よりも、J2優勝よりも。
この相手にだけは負けられないという相手を。
見つけられていない事に寂しさを感じる。
選手は日々変わるであろうから。
この感覚、雰囲気を増長させるのは。
われわれゴール裏の勤めであるだろうと思う。
いやいや、そういう雰囲気を全ての試合で。
醸し出していかなくてはならないのだろうけれど。


コンサドーレ札幌は札幌のもの。
地方で立ち上げようという機運は無いのだろうな。
ああ、こういう趣旨のことを何度書いていることだろう。
でも、思い出したように感じてしまうのだから仕方が無いか。

北海道に若しくは札幌でも良い。
もうひとつJのチームができて。
ダービーというものが成立することができたのなら。
もしかして思うのではありますが。
何がもしかしてなのかは。
まあ、何でも良いのかもしれません。


わがチームだけではなあって思うのであります。
強いだけでは駄目だと思う。
まあ、今は強くもないのでこんな事を書いても意味なしですが。
物語と歴史が必要だ。
それには好敵手が必要だ。
身近にね。
お互いが切磋琢磨できうる相手が。
自らが自らを磨ききることは中々困難だと思う。
そのもがきの中に今のチームはいるように思う。




post by mimicaki

00:35

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