2006年10月01日
ナイトゲームは好きだ。 厚別のナイトゲームは格別だ。 試合前に、仮設の照明に浮かび上がるピッチ。 厚別競技場は蹴球専用では無いので、どうしても選手の息吹を感じる事ができないのだけれど。 ナイトゲームの照明によって、なんとなく近くに感じる事ができる。 まあ、この試合のように、雨が降ってしまうと。。。。。 前半、徳島パス回しに支配されていたように思う。 自分の長所を重要視すると言う事は、相手の長所も尊重すると言う事になるわけではないのだと思うのだけれど。 相手の長所を潰す事に力を注いでいるわけではないのだと言う事なのかな。 自分の蹴球を推し進めようとして、相手の蹴球に付き合ってしまう。 そういうことなのかも。 その前半から後半怒号の6点。 それはフッキのゴールから始まった。 2対0から、少々膠着し、ヤンツー監督がコメントしているように、相手のシュートがポストに嫌われなければ、試合展開は変わっていたように思える。 後半直ぐに、徳島が10人になってからは、これは6対0で勝たなければならない試合だと感じたし、それだけのシーンの連続だったと思う。 でも、中々決められない。書いていて凄く贅沢な事をとも思うけれど。 でも、試合中に感じてしまったのだから仕方がない事で。 コーナーキックからのヘッドの得点がないのが不満だったので、最後の最後の6点目で見せてくれたので十分満足したのでした。 雨で眼鏡が曇るは、雫で見えなくなるは、寒さはサルト凌いではいたけれど。 徳島はこの土砂降りと寒さに後半やられたのかなあ。 前半のプレーとのこの対比はなんだろうと思う。 今日見ていて、私は何でゴール裏にいるのか、やっとわかった。 札幌ドームで五輪代表の試合を横から見ていてなんと見易いんだと。 驚いた事があるけれど、そう、本当にゴール裏は蹴球を見るのに適した場所ではないように思える。 札幌ドームはまだ、高い場所から見下ろす事になるのでまだ良いとしても。 厚別のゴール裏中央部は、遠近感も全然感じられないし。 話は変わるけれど、一時期、蹴球を離れて、他のスポーツのTV中継に夢中になっていた事がある。まあ、NHKとTV東京以外蹴球の試合を放送しなかった事もあるけれど。 一つはテニス、そしてもう一つはラグビー。 ラグビーはボールを横に動かして前に進む。 この表現が、的確かどうか別として。 ゴール裏にいると縦の動き、こちらに向かってくる動きだけは、はっきり確認できる。コーナーキックは横の動きですね。 それよりもこちらに向かってくる縦のボールの動きのほうが好き。 昨年の札幌ドームの中山のヘッドなんてしびれまくったなあ。 で、私はそのボールの縦の動きより、もっと好きなのは。 そのボールや人を追い越す縦の動きのできる選手なんだという事。 名古屋の藤田さん、C大阪の森島さん、横浜Fマリノスの山瀬さん。 2列目から、ボールを追い越して、いや、ボールを一時預けて。 そして飛び込んでくる動き、これに勝るものは無いと私は思う。 多分、敵DFからは消える動きなのか。 そして私には空間と時間を無にしてしまうそういう一瞬だな。 ボールのスピードより速く走る事ができうる人間はいないと思うけれど。 ボールや人を追い越すプレーができうる選手を私は待ち望んでいて、そういうプレーをゴール裏で見てしまうと。 自然とぴょんぴょん跳ねてしまう。 本当にそうなんだから、笑ってしまう。 変だよねえ。絶対に。 そしてその事に徳島戦で気づいてしまったようだ。 意識しないでサルトしてしまうこの体は、試合時間の半分はサルトしていても 次の日筋肉痛にならない体で、それは多分意識していない時があるからなのか。 フッキが完全にできる選手だとは思うけれど。 ボールを保持したい選手なので、そういうプレーはしないだろう。 わが赤黒の中でそういうプレーをして欲しい選手は俺達の砂川誠しかいないと勝手に思っています。 藤田さん、森島さん、山瀬さん。 2列目で得点力のある選手。 こういう選手が日本代表に完全に定着しないのはなぜなんだろうって昔から思っていたけれど。パス出して、そのボールの動きとFWの成果を腰に手を当ててみているだけ。その後の動きが無いから、FWだけ決定力が問われる事になる。 日本代表の弱点はMFも得点力のない事だ。 なんて日本代表の話に飛んでしまいました。 砂川さんにももっともっと得点を取ってほしいなあ。
試合前に人と会っていたのだけれど。 この雨の中厚別に行くことに驚くいうより呆れ果てていた。 札幌ドームで日本ハムの試合があるということもあっただろうなあ。 試合に次の日の日刊スポーツ。 40千人の札幌ドームと4千人弱の厚別の両方の写真付きで。 明と暗というお題で記事が出ていたけれど。 試合は両方勝ちのはず、なぜに明と暗なんだ。 確かに観客数は10分の一だけれど。 この条件で4千人集まった事のほうが凄いとまではいえないけれどね。 日刊スポーツは生涯買わないと心に決めたのであります。
プロフィール
ゴール裏中央部やや右上にてサルトしています。 mimicakiと申します。 それは昔の話です。
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