ピッチ状態の悪さと標高2300mの高地という環境

2006年09月07日

対イエメン戦。
たまらないなあと言う感じです。
最高です。

対戦相手は、プロリーグの無い国との試合。
中継でもイエメン国の選手の固有名詞も全然出てこない。
勉強不足なのではなくて、多分、実力を考慮すべき選手がいないのだろう。

敵はあらゆる事に、最善を尽くしてくる。
試合開始前までの闘いで。
標高2300mと言う高地に、でこぼこのピッチ状態。
そういう相手に対して、そういう場所で応援できうる立場にいたら。
最高だろうなあと言う意味での『たまらない』という事と。
この野郎って思うに違いない。
お前らの思う壺にはまらせるわけも無い。って思うに違いない。
まあ、ほとんど、思う壺にはまっていたのだけれどね。


相手は勝つ気がほとんど無い。
と言うか、Jリーグの基準で言えば、点を入れる気も無い。
ホームで0対0で良し、あわよくば、もしかしてと言う闘いを仕掛けている。


そういう中でのロスタイムでの得点、『最高じゃない』と言う事です。





イエメンはJリーグで言えばどのくらいの立ち居地になるのだろう。
もっと言えば、わが赤黒チームより強いのかという感じ。
それが、強行日程とロケーションによりこのぐらいワクワクするものになるのだから。
そういう意味ではやはり日本代表は最高のエンターティメントだなあ。
まあ、それは現地で応援できていたら、という但し書きがついてと言う事だけれど。




日本代表の試合は1週間いや10日間で3試合を一つの単位とするべきと言うのが。
私の勝手な持論なんで、サウジーイエメンと続いたアウエーの試合は歓迎すべき所。


W杯亜細亜予選はそういう闘いにならないので。
試合を通じて日本代表が継続してグングン強くなる事が無いので面白くない。


W杯本選は1週間で3試合をしてそこから数試合をする事になる。
だからこその、一試合だけの親善試合は何の強化にもならない。
10日間で3試合、勝ち点をどれだけ取れるか。いやどうもぎ取るのか。
どういう順番でもぎ取るとか。
W杯はホームアンドアウエーが当たり前の蹴球界において。
特に世界的闘いが無い日本では4年に一度の特殊な闘いであるから。
普段から慣れておく必要があると妄想してみる。
ペース配分とか、戦い方とか。勝ち点の取り方とか。
過酷となる戦いにおいて、走る蹴球は世界標準なのかなあ。
ジーコの黄金の中盤も世界標準とは思わなかったけれど。



で、この闘いを自宅でソファに寝転びながらビール片手に見ていると。
面白くないんだなあ。
このチームは日本代表としてどうなのか。
完成度は、伸びしろは、そして熟成度は、あるいは方向性は。
監督の意向がどの程度、選手に沁み込んでいるのか。
あるいは、新しい選手はどうかとか。
未来だけを語る。
そこに全ての人が付いてこれるのだろうか。
本場前の練習試合ばかりを見せられる。
本番は4年に一度って、もう我慢できないんだよね。


今現在の3試合に限って語ると言う事がいつもできればなあ。
それには世界的な闘いにもう少し参画できなければならないでしょう。
若しくは日本主導で作らなければならないだろうなあ。


post by mimicaki

01:34

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