2006年06月16日
オーストラリア相手に真っ向からいけないと思ったのか。 それとも豪州相手にボールを持たせても良しと思ったのか。 結果としてああいう形になったのかどうかが、どうなんだろう。 シュートで終わらなければ、それは攻撃ではない。 敵にボールを明け渡すのと一緒だということを。 ドーハの悲劇で学んだと思うのだけれど。 それは、亜細亜段階での話であって。 W杯本選ではまだ学んでいないということなのかなあ。 日韓大会でのクロアチア戦、アルゼンチン戦は明らかにボールを持たされていて。 パスミスを狙われていたという反省からを生かしての試合の入りだったのかなあ。 と勘違いしそうになりましたが。 豪州は強い、確かに弱いとは思わないけれど。 W杯に出てくるチームに弱いチームはないといって良い。 しいて言えば亜細亜の代表チームだろうなあとは思うけれど。 豪州は少なくとも強豪ではない。 その相手に受けて立ったのではないのか。 速いのではなく、あわてた攻撃をしないようにしたのではないか。 そこらへんの処をどう見るかなんだろうけれど。 どうも、しっくりしないなあ。 結果が全てということになるのだけれど。 小野さんの交代のついては、他のどれほどの選択肢があったかどうかと考えたら。 まあ、それほど、合ったとは思わない。 疲労しているだろうFWに変わって巻さんを入れるか。 中村俊輔さんの変わりに稲本さんか小笠原さんか小野さんかを、入れるかどうか。 柳沢さんの代わりにに小野さんというのが、わかり難かったということか。 小野さんを前にして中田英を動かさないほうが良かったということかなあ。 あのスローイングの時、中田英がゴール前からかなり遠くにいて。 まあ、小野とチェンジして前目になったのだから、それはそれでいいのかもしれません。 あのときに、中田英だけではなく、全員が戻るべきだったのだろう。 豪州がFWに特価していて、DFが少ない。 こぼれ球を奪ってカウンターを仕掛ければ2点目が取れる。 それで試合から開放される、安心できるということだったのだろう。 1対1からが問題だと考えたのだけれど。 1対0から2点目を慌てて取ろうとしたことが問題なのかもしれない。 せっかく慌てないで試合を進めていたというのに。 慌てないで確実に速攻カウンターが仕掛けられる。 そういうことができない、シュートで終われない。 ヒディングさんの何でもFW作戦に混乱したほうが日本なのか。 その作戦をやらなければならないほど、手詰まりだったのは豪州だったはず。 あの時点では。 手詰まりだと考えれなく、一杯一杯な守備陣と。 2点目が取れる、相手は手薄だと考えた攻撃陣。 どちらが正しいというのはないだろう。 哲学と嗜好性の問題だから。 伯剌西爾なら当然攻める。伊太利亜なら当然守る。 そこらへんは組織とか監督の指示とかという問題なのかなあ。 小野がどういう意図で交代してピッチに入ったか。 その指示は徹底されるべきで、それが徹底されたかどうかが問題だろうけれど。 その前にあのスローイングのときにどう守るか。 後5分少々の時間帯でという所では、監督の指示という問題ではないだろう。 危機を察知する嗅覚の問題ではなかろうか。 その嗅覚の鋭さの品評会だと思うなあ。 組織的なあるいは最新の戦術を見るなら。 クラブチームの欧州大会を見たほうが良いはずだから。 いまさらの豪州戦をいまさらに。
プロフィール
ゴール裏中央部やや右上にてサルトしています。 mimicakiと申します。 それは昔の話です。
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