札幌ドーム 福岡戦を終えて

2010年03月15日

うーん、TV放送あり、観客20千人以上、札幌麦酒キャンペーンガール参上
という風に(?)注目度が上がった試合は、どうしてこういう結果になってしまうのでしょうねえ。


試合開始前、ピッチ横のカメラの数と、風景がいつもと違っていました。
レギュラーが練習している方向にカメラが向いてません。

全て、控え選手が練習している方向に、カメラが向いているのです。
まあ、ゴン中山さんの練習しているところをとっているということです。

で、練習が終わり、試合開始直前に、ほとんどのカメラが消えます。
反対側に向かい、コンサドーレが攻撃に向かうゴール前に向うもでもなく。
そして、4,5台のみ残って、そのうちの3台が、ピッチのほうを向きません。前半の試合の間、ずっとベンチのほうを向いてます。
これもまた、ゴン中山さんを写していたわけですね。

前半終了して0対2となって、カメラが急に増えます。
たぶん20台以上あったのではないかなあ。
その20台は、ピッチのほうを向いてます。
さすがにベンチのゴン中山さんを写すのに飽きたのかな。
でも、試合はすでに0対2です。
蹴球においての2点ビハインドは相当のなもの。
でも、それは後半必ず投入されるであろう、ゴン中山さんを写す準備だったのでしょうね。

前半、3台のカメラが試合を映していなかったのはたぶん確実なんだけれど。
そのことに憤慨して、試合を切り取れよって思えるものでなかったのが。
とても悲しいなあ。


試合が始まる前に、相手チームを選手名鑑で確認していきます。
ああ、この選手がいるのだなっていう風に。
今回の試合だと、田中誠さんがいるのですね。
ゴン中山さんと田中さんとの対決もあるのだなって思うのです。

ゴン中山さんが、あの泥臭い嗅覚で、ゴールの匂いを唯一わが赤黒チームでかすかにさせているプレーをしていて。
それに対して、田中誠さんはゴン中山さんのお尻をポンと、はたいていたなあ。

で、MF22番末吉隼也さんとDF20番宮路洋輔さんのところに注目します。福岡大学から入ったルーキーです。
しかも、末吉さんは先発出場予想に入っています。そして先発しましたね。

昨年の天皇杯、北海道代表、ノルブリッツ北海道対福岡大学の試合を見に行きました。ノルブリッツがなすすべもなく敗れたのですが。
大学日本一はさすがだなあって相棒と言い合ったものです。
この福岡大学とわが赤黒チームが戦って勝てるのだろうかってと思ってしまったのも事実。

で、来年Jリーグにこの試合に出ている選手達が入団しているのだろうなって相棒と話したことを思い出したのです。

家に帰ってきて早速調べてみました。
今年福岡大学からJリーグ入りした選手はなんなんと7人です。
しかも、末吉さんも、宮路さんもはノルブルッツ戦に出ていましたし。
うーん、ここら辺の所が、なんというか違うなあって思いしたね。


全てにおいて、わが赤黒チームは、点と点が線とならない。
1+1が2と、ならないそんな感じするのですね。
1+1が2にも3にもなる瞬間が一瞬でもあれば真に楽しいとだけれど。
抽象的なたとえ話となってしまいましたが。

わがチームの新規入団選手は1年目は光り輝くけれど。
だんだん、2年目、3年目となってくるにつれ、光を失っていってないかなあって思うのです。
長所というか、牙を失っていく過程を見せつけている気がします。
まあ、移籍入団した選手がすぐレギュラーとして大活躍する事実もあるのだけれど。その選手達がだんだんと光を失っていく。
強い、弱い、うまい、下手という範疇ではないところ。
そういうものの足りなさを感じてしまうなあ。


福岡の立ち上がりは福岡大学そのままでした。
立ち上がりから、激しい守備と前線へのボール配給。
そして高く強いFWの面々。
何かしら、スムーズなんですね。
あれ、福岡ってこういうチームだったかしらって。


足元に優しげなパスばかりまわしてパスコースを寸断されてバックパスと横パスでしかしのげない中盤の選手たち。

しかも、後半、私は、福岡のスムーズなパス回しを数回堪能しました。
できないわけじゃないよって感じで、見せつけられましたね。
高さで負け、体のぶつかり合いで負け、ボール奪取で負け、トラップで負け、パス回しで負け。
でもそれ以上に負けているものがあるようだって思う自分がきつかったなあ。


今年も、わくわくするのは試合前、試合後。。。。の感じなのかな。
という風な暗い感想ばかりでどうもならないのですが。
うーん、明るいところが見えませんでしたね。
本当に、ゴン中山さんに期待するしかないのかなあ。
そうすると、あのカメラマンさん達の動きは正しかったのでしょうか。
それはそれで悔しいのだけれどね。




post by mimicaki

02:30

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