六尺×マフラー×悩み

2007年01月28日

(前提知識として六尺兄貴ネタを押さえておいて頂ければ幸いです)



札幌のゴール裏といえば、赤黒装束の男達が、襷を担いでぶつかり合う、
勇壮なゴール裏として、遍く全国に知られている。
試合のあと、男達は三々五々宴会に散り、普段着に着替えたり赤黒のまま、飲み合う。
マフラーは、激しい祭でドロドロボロボロになるから、毛玉が寄ったり、
ほつれとかが出てくる。俺はいつもそれが悩みだ。
ヘタヘタになっているマフラーの、できるだけ汚れてる奴を数本ほど、
こっそり洗濯用ネットに入れ、洗濯機に放り込む。
そして、深夜、俺一人の祭が始まる。
俺はもう一度汚れたマフラーのみ身に付け、部屋中に汗が染み込んだマフラーをばら撒き、
ウォーッと叫びながら、マフラーの海の中を転げ回る。
汚れたマフラーは、雄の臭いがムンムン強烈で、シーズン中振り撒いた悪臭を反省する。
マフラーの端のフリンジは、もうすでに痛いほど抜け落ちている。
マフラーの中に顔を埋める。臭ぇ。
汗臭、加齢臭や、うなじ独特のおっさん臭を、胸一杯に吸い込む。溜まんねえ(嫌な意味で)
臭ぇぜ、ワッショイ! 雄野郎ワッショイ!と叫びながら、エマールごと洗濯機に入れる。
嗅ぎ比べ、一番雄臭がキツイやつを事前の手洗いに選ぶ。
その六尺マフラーには、汗染みに毛玉までくっきりとあり、
ツーンと臭って臭って堪らない。(嫌な意味で)
そのマフラーを締めてた奴は、祭で一番頭がどうかしてた、丸剃りで眼鏡の、30代の、
ガチムチ野郎だろうと、勝手に想像して、手と洗面器に一番臭い部分を押し当て、
思いきり押しながら、俺のマフラー臭ぇぜ!俺が洗っててやるぜ!と絶叫し、
マフラーをいっそう激しく押し洗う。
他のマフラーは、ミイラのように頭や身体に巻き付け、
札幌4番野郎のマフラーを口に銜えながら、ウオッ!ウオッ!と唸りながらマフラーを扱きまくる。
そろそろ限界だ。
俺は洗面器からマフラーを引き出し、洗濯機野郎のネットの中に、思いっきりたたんで入れる。
どうだ!気持良いか!俺も良いぜ!と叫びながら洗剤を入れ続ける。
本当にウールのマフラーをホームクリーニングしてる気分で、ムチャクチャ気持ち良い。
4番野郎のマフラーは、俺の洗濯でベトベトに洗われる。
4番野郎、貴様は今年も札幌のみんなのもんだぜ!
俺の祭が済んだあと、他のマフラーとまとめて、重さが一箇所に掛からないよう
幾つかのハンガーに渡って丁寧にかけて、陰干しする。
また来年、腹巻屋経由でマフラーが手に入れるまで、応援に使う。
押し入れにはそんな赤黒マフラーがいくつも仕舞ってあるんだぜ。


・・・とまぁ、いつだったかも書いた様な事で悩んでいる。
そう。神のマフラーだ。
神を崇める子羊としての自分であるが、やはり年中つけて振り回していたら
随分と痛んでしまった。洒落抜きで毛玉は寄るし、なんかビローンと伸びている。
(入場時の振り回しでも遠心力が半端じゃない)

新しいのが欲しいなと思うんだが、また部屋にドカッと入荷するのは
流石にもうヤバイかなと思う自分も居る。

だが、札幌ドームなり厚別なりアウエーなりを神のマフラーで埋めるのは
夢でもあり、また、義務、松坂(レッドソックス)風に言うなら目標な気もする。
と、いう訳で金の問題なのだが作るか作らないか結構迷っている次第。
果たして「血反吐吐くまで限界越えバモバモ」してくれる人が
また50人近く見つかるか、それが言ってしまえば不安だったりもするのだ。

以上、マフラーの話。本当にどうしたものか。


以下、もうちょっと違った話。
オリジナルで作れるものと言うと、メジャーどころではTシャツとか
昔に遡れば法被なんてものも作成されていたと記憶している。法被は・・・素晴らしい。
で、法被があるならいっその事和装を揃えたいと思ったが、これって高飛車か?

考えてるのは以下の通り
赤黒捻り鉢巻
(赤と黒の水玉とか、赤字に黒の水玉とか、黒字に赤の水玉とか
 がいいんだろうけど、そんなん作って貰えるのだろうか?)
赤黒褌
(出来れば六尺。だが、縦縞の生地を中々見ないのが難点。
 赤黒縦縞の六尺がドロドロボロボロになって打ち捨てられるのを見たいって、
 これって高飛車か?)

あと法被は赤黒じゃなくてもカッコいいと思う。
後ろに殴り書きというか、江戸文字と言うか、あんなんで俺の札幌とか
そんな事書いちゃえばいいんだし。
何だったらゴール裏組みたいなもんで、○の中に「裏」とか書いてもいいかも知れない。
これは余り考えていない。

何か段々YOSAKOI(失笑)っぽくなってきたのでこの辺にしておくが、
見えない所のお洒落、男の嗜みとしての赤黒六尺は
出来るだけ実現可能性を模索していきたいと思う次第である。
 
 
######################################
「すげーアツい応援してんじゃん。俺札幌勝って欲しいからみんなでバモろうぜ!」
俺も煽られながら赤黒のマフラー振り回したら、こいつもアツいの何の。超アツい。
そうこうしてたら真ん中のリーダーが周りのガチムチ赤黒衆に水ぶっかけて
「バモバモしようぜ!」って言う。俺のマフラーが隣の野郎にかかっちゃうぐらいに
ギチギチに詰めた瞬間すげーやばいくらいに燃えて来た。サルトガンガン飛んで
「札幌札幌!」130分ぐらい500人ぐらいつながったままで盛り上がってたら、俺の
目の前の奴が「やべー負けそう」って言って周囲の温度が下がりそうになった。
そしたら俺もヤバくなって自分の気持ち盛り上げる為に全然負けねぇよ!って
ぶっ放した。弱気な野郎もやたら熱い目付きになって「こんどは俺も周り煽るよ」って言って
ずっとバモバモ連呼し合った。またこういう応援してー!


post by アラブ

17:11

由無し事 コメント(12)

ネガ厨に捧ぐ

2007年01月18日

私信:先週末、30歳になりました。(イェー!ハッピバースデートゥーミー!)
   アウエーに限らずゴール裏は、若く、アホな人間を常時募集しています。
   腕(というかアホさ)に覚えがある方は、性別年齢問いません。
   ガンガンゴール裏真ん中にいらして下さい。俺がいう事でも無いんだろうけど。

・・・・さて、2007年の始まりでございます。
自分が記憶する限り、コンサドーレ開闢以来の「主力全員残し」のこのシーズン。
色々気違ってる方(4バックを問答無用で否定する人とか、三浦を問答無用で嫌いな方)等は居ますが
ともかく稀有なシーズンに新たな札幌の監督に就任してくれた「三浦俊也」に対し、
俺達(ファンじゃ無く、「サポーター」)に出来る事ってなんでしょう?


何度も何度も言ってて、たまにゴール裏の人から諌められる程言ってる事ですが、
「兎に角声出して手ぇ振り上げて、バモバモして、選手を鼓舞すること」
それだけです。と、俺は思うのです。

フッキがいなくなったとか(持ち過ぎでチャンス一杯潰したの見たっしょ?)
外人期待出来ないとか(つーか今まで実績ある外人って2003年の出戻りウィルだけじゃね?)
4バックだとか(システム厨はウイイレなりサカつくでもやってろwwww)
諸々ネガってる人に聞きたい。

あんたら札幌にどうなって欲しいの?   と。
あんたは試合場で何をするつもりなの?  と。


俺は「どんな相手にも全力を出し、常に全てを出し切って、勝ってくるコンサドーレ」
それを見たい。だからそうなるよう、鼓舞する。それしか出来ない。
極論を言えば、勝てなくても全力を出して動けなくなってれば
それで贅沢は言わない。言えない。(まぁ勝っては欲しいが・・・)
(あと、ゴール裏で全力を出し尽くしたら、
 試合後のゴール裏に対する選手挨拶時にアクションを起こせない事も有る。
 なんだってそうだが、体力ってそんな時に凄く必要だって思う・・・・)

閑話休題。2006年も終わり、
柳下サッカーが伝えたかった本当のラストピース「諦めず最後まで攻める」ゴール裏を含むみんなで確認した(と思ってる)天皇杯。
アレを見て、ギッチギチのゴール裏、圧倒的不利、チームを信じる心、バモス。
全てが噛み合った時の自分達の強さを感じた人がまた集まるなら
俺は今年こそ、それこそ今年こそ、いつも諦めない試合をして
粘り強く上位に食い込み続け、最終的には本当に疲れたけど、その分満足な
そんなシーズンが送れるって、そう思うんです。


俺は自分の感情を90分、95分、とにかく試合後に伝えられるべく
スタミナをつけなきゃいかんと自転車通勤(片道12km)を始めました。
皆さんは大塚ホルホルとか林ワッショイとか曽田バモスとか浮かれてる間に
何をしましたか?してませんか?いや、マジで無理しなくてもいいんすけど。


とにかく長くなったけど、みんなが、またゴール裏の中心地に
アホほど詰めてバモってくれればいいなぁ。そうなると勝てるなぁ。
つーかお前らバモれや!ふざけんなよ!腕組んでんじゃねぇ!
客じゃねぇんだ!俺達は選手と共に戦うサポーターなんだよ!

・・・興奮しすぎた・・・

ともかくそんな事を思うのです。
大丈夫!一人でもきっと楽しい!2007年、ぜひともゴール裏どまんなかに
皆様お誘い併せの上起こし下さい。
(怖い事、痛いことには大抵慣れます:微エロ)
                ・・・俺、3年来一人だけど楽しいしwwwwwwwwww


去年回顧など

2007年01月09日

昨年中は大変お世話になりました。今年もどうぞ宜しくお願いします。
(以上棒読み)

・前提
私は東京は荒川区在住の会社員です。
ですので必然的に参戦したのはアウエーゲームが中心になります。

・参戦数と勝ち負け
アウエーゲーム24試合中、参戦24試合。
→10勝6分8敗

ホームゲーム24試合中、参戦6試合
(開幕水戸、GW仙台、ドーム山形、10周年神戸、ドーム東京V、最終鳥栖)
→1勝2分3敗

サテライト8試合中、参戦3試合。
(仙台スタジアムで仙台、鴻巣で大宮、等々力で川崎)
→1勝1分1敗

天皇杯5試合中、参戦4試合
(フクアリ3試合とエコパ)
→3勝1敗

ユース
サハラカップ大宮戦@埼スタ第三グラウンドだけ。
→1敗

合計
38戦15勝9分14敗 勝率39%

2006年のコンサ関連でのサッカー観戦は38試合。
行き過ぎ。金遣い過ぎ。有給遣い過ぎ。
(「お陰で」という訳ではないが、冬の査定は洒落になって無かったZE!)

・所感
何だかんだで好きです札幌を結構な回数歌った事になる。
結果こそ残念だったが、試合に勝つ度「こんな幸せでいいのだろうか」
と戸惑っていた事を思い出す。

・個人的に振り返って
2006年はとにかく、選手というかチームもそうなら、
サポーターもバモり具合が不安定だったように思う。
というか、圧倒的に不安定だった。

鳥栖の開幕では本当に気合が入っていたのに、
愛媛では物見遊山な雰囲気を丸出しにしてしまい、軽く負け倒す。
4月5月と負けが込んで危機感が出て来たと思ったら、
夏の鳥栖では襷が全然埋まらないぬる~い状況。
絶望感に近い感情を覚えているうちに昇格の目が無くなり、
かなりガックリ来てる所に天皇杯の一体感。

やれる事をやってれば、もっといけたんじゃないかなと、心底思う。
それぐらい、天皇杯でサポーター一人一人が見せてくれた気持ちは本物だった。
だから、あの一体感と、ギチギチ具合でもって、精一杯限界のバモスを
毎試合毎試合やっていきたいと思うし、皆さんにもやって欲しいなと思う。
「ゴール裏は、選手と一緒に戦う場所」
と言う事を、皆あの何試合かで再確認出来たんじゃないかなと
そんな共通認識があればいいなぁと思っている。


・今年の目標
風邪を引かない。
札幌に行っても朝までは飲まない。 ようにする。
どんな状況でも下を向かず、やれるだけの事をやって、悔いの無いシーズンを送る。
三浦監督に赤いスーツを着て貰い、パンツは黒のピチピチの奴にして貰う。
たまに薄い緑のスーツを着て貰う事で、カリ城テイストも演出して貰う。
まぁなんと言うか、三浦監督のスーツの事を余り気にしないように頑張る。(俺が)


 
 
(すげぇ不謹慎な究極の選択)
2007年まで引っ張れるとしたら、どっち?

「天皇杯で何か悪いものでも食ったのか、
 或いは4人部屋生活で何かに目覚めたか、
 とにかくやたらスゲーFWになった中山元気の能力」「天皇杯でのゴール裏の異様とも言える一体感」

・・・私は色々迷いましたが××です。


愚痴というか嘆き:日本語の乱れ、一浩の本気

2007年01月04日

大したもんだよ一浩あんたは。

札幌終戦記念日とか、
寒波大雨の厚別徳島戦と優勝決定ドーム日ハム戦の観客動員を比較し
あろう事かメインスタンドの閑散ぶりを殊更にアピールして
コンサの人気不足を執拗にアピールしてみたり・・・
「番記者は提灯記事を書け」っていうつもりはないが、
とにかくこの長島一浩という男、
「コンサドーレを取材して、文章を書き、金を貰う」
という事に関して首尾一貫徹頭徹尾不誠実である。俺はそう思う。


冒頭にリンクしておいたんだが、一浩ブログ(炎上した経緯からコメント、トラックバック不可)
の2007年1月1日の記事を見て欲しい。

2007年12:00現在、タイトルは「柳下監督ご苦労様でした」
うん。一浩君。君はどうやら柳下監督の目上なのだね。おじさんビックリだ。
馬鹿じゃねぇの?

記事中には柳下監督に「記者辞めたら?」と言われた事もあると書いてある。
柳下監督の本心はわからないが、恐らくジョークでも何でもなく、
マジもマジ、大マジなんじゃないかと俺は思う。

「厳しい監督でした。僕もよく叱られて、でも本当は優しい人です!」
とか、そんな事を一浩的には言いたいんだろう。
それは解る。それぐらいは慮る。大人な対応だ。

でも、肝心の締めの言葉がひでぇ。ひでぇっつーか、わざとだろ!?
いくら気持ちは解っても、
溢れ出る常識の無さ無礼さ自覚の無さ取材対象に対する敬意の無さ、欠落。
根本的に記者としての資格、資質が抜け落ちていると言う事実
これは見過ごせない。


23歳。若い。すげー羨ましい。時間よ戻れ!   閑話休題。
で、君は社会人になって1年半(だと思う)の間、
仕事で付き合うことになったコンサドーレについて、
少しでもいい。勉強したのか?取材の前に予習をしたか?
いや、それ以前に「社会人としての常識をどこかで学んだか!?」

一浩ブログは「日刊スポーツ」ドメインである。
記事の段階でどうかと思うこと続きではあったが、まぁ要は会社公認だ。
この記者がダメっつーか、酷いのはもういいとして、
上司がこの記事、エントリ、なんでもいいけど
コイツを野放しにして居る事に疑問を感じざるを得ない。

・・・・いや、待て・・・
・・・・こんな事を会社が放置する訳が無い・・・・
・・・そうだ!いくら一浩でも敬語の遣い方ぐらい解ってるはずだ・・・・
・・・・・と、いう事は・・・・つま・・・・り!?

みっ・・・・、見えたーーー!!!!!

これは、日刊上司公認で行われた
「善意と日本語が不自由(記者なのに)な事を隠れ蓑にした、
 公然とした柳下批判、アンチコンサ記事
だったのだよ!

  Ω ΩΩΩ<ナ、ナンダッテー!!!


・・・クレーム入れたところで、こんな馬鹿っつーか何というか
放任主義に過ぎる奴らが反省したり、謝罪したり、或いは姿勢を改めるとは
どうしても、どうやっても思えない。
だからそんな事は自分はしない。

とにかく、この男云々がどうというよりは
「日本オワタ\(^o^)/ 日刊オワタ\(^o^)/」そんな事を思った一浩ブログだった。

・・・・誰かこの馬鹿なんとかしてくれ・・・・

(一応「ご苦労様」と「お疲れ様」の遣い方については諸説あるけども、
 この男がそこまで考えているとは、どうやったって思えないので書いた。)


post by アラブ

12:38

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