2008年05月11日
札幌0-1新潟
ラッキーゴールでやられた。
新潟のDFにダヴィがブチ切れてジダン(一昔前で言うとオルテガ、野々村)かまして退場したけど
それは正直関係なかったんじゃないかと思う。
それほど新潟はグダグダで弱かった。負け惜しみと取る向きもあるだろうが
事実は事実。ここから札幌はリズムを崩していく。
浦和4-2札幌
前半はイケイケだったが、浦和も本調子に入る前で叩くなら2点差が欲しかった。
後半は地力の差を如何なく見せ付けられた形になった。
完敗したから敢えて言わせて貰うが
折角完勝したんだから「ウィーアーレッズやってくれよ!」
正直生ウィーアーを楽しみにしてただけにションボリです。
(「札幌、お前はすでに死んでいるbyエメルソン」には笑ったが。ホント札幌好きなのな)
京都1-0札幌
見る影も無い最低な試合。2点3点取られなかったのは奇跡。
中盤とDFラインは全く近寄らず、スペースを好きに利用され、
DFラインは柳沢と林という最強のDFライン殺しに蹂躙される。
攻撃は攻撃で攻め手も無く、途中で投入されたFWも何も出来ない。
前向いて勝負しないと、札幌のDFラインは息をつく暇も無い。
あれじゃ可哀相だ。とにかく日焼けと苛立ちだけが募る試合だった。
札幌1-3東京
後半の1点には価値が無い。(クライトンを否定する訳じゃなく)
前半三点の段階で向こうはもうやる気が無かったのは見て取れた。
で、前半も入りが悪いを通り越して、相手に決めて貰う為に動いていたかのようだった。
当たらない中盤、上げないDFライン、セットプレイはドフリーでやらせまくり。
勝つ事を放棄したかのような内容に軽いわけもない絶望を感じた。
心の友は千葉だけだった。あの日迄は・・・・
大宮1-2札幌
これは嬉しかった。
詰め込まれたゴール裏はそれなりに声が出ていた。
(J2の馴染みもあったせいか、みんな「案外行けるぜ」的雰囲気を醸していた)
前半は今期ベストの出来じゃなかろうか。
守備の網を狭く張り巡らせ、ラインは下がらず、中盤も執拗に絡み続ける。
セットプレイで相手をじわじわ追い詰めてオウンを誘えたけど、
まぁあれは認定柴田ゴールでいいんじゃないか?と思う。
後半はライン間が間延びしてデンジャーな状況になっていた。
やばいなーと思った森田投入は、その後見事に同点という結果に繋がる。
この辺の失点癖を無くさないと、どれだけ良いサッカーをしてても
結果はついてこないのでは無いかなと心配になった。
それにしても、終了間際の決勝ゴールというのは・・・・・いい。
大宮の敗因は、Nack5にする為にアウエーゴール裏の桜を伐採したその事だろう。
サテ柏3-3札幌
今シーズン最も面白いと言っていい試合だった。
前半開始後30秒も経たないうちに、柏がキックオフからやいやいとサイドに展開。
フリーの選手が上げたクロスには、二人のフリーFWが居て、あっさりゴールを割られる。
呆れて声も出ないとはまさにこの事。
その後前線に北嶋と李を置いてる柏が好きに攻める。
李がいいパスに抜け出して、ちょっと難しいボールをアウトで浮かせてゴール。
李は何故かビスマルクポーズをかまし、会場の笑いを誘っていた。アホだなぁ(いい意味で)
前半は2-0で終了。
ここで坊主頭にしていた俺達のノナトが目を醒ます。
後半、DFライン辺りから左に展開し、そこからまた右へのロングパス。
これが藤田に通り、相手エリアの深い位置からクロスを上げる。
マークはついていたが、そこに飛び込んだ俺達のノナト!!!!
ビューティフルギガダイビングヘッド炸裂!日立台に響くウノナテマタドー!
まぁとにかく嬉しかった。ノナトはちょっと恥ずかしそうに手を振っていた。
その後柏に見事なパス回しでDFラインを崩され3-1。
いくらノナト記念日に立ち会えたとは言え、やはり完敗は癪に障る。
サテライトとかでありがちな「最後らへんだけ妙に飛び交う怒号」が発生し
なんだかなぁと苦笑いしていたら、ロスタイムにFKから石井謙伍!!!
後半中盤までは「前向け!」「勝負しろ!」「何でもいいからシュート打て!」
と叱咤され続けた男の面目躍如ゴールにスタンドは発狂寸前。
マフラーを振り回し石井~謙伍!と歌いまくる。
しかしこれで終わって満足かといわれれば、人間は欲深い存在だ。我慢ならん!
という事で今度は叱咤ではなく身勝手な期待の怒号を浴びせかける。
「もう勝っちゃえ!」「打て!とにかく打て」「あがれー!」
柏はもう疲れたのか、クリアもヘロヘロで札幌の好き放題な状態になる。
ガッツンガッツンシュートを浴びせかけている内に、上里が放ったミドルが
なななんと柏ゴールに突き刺さった!同点!まさかの同点!
トップチームでは中々見られない根性の追い付きっぷりに上里の歌が響く。
ああもう最高。
試合が終わり、選手がスタンドに挨拶に来る。
ノナトー!ノナトー!と声がかかり、少し恥ずかしそうにサムアップするノナト。
叩いてばかりが楽しい人には解らない、ハートフルで熱い心のやり取りが其処にはあった。
まぁ問題もあるにはあったんだけど、そこはまぁ、見た人が解ってればいい話。
今はただ、ラインに張り続けるスタイルのノナトに少し光明が見えた事を喜びたい。
ナビスコのどっちかの試合で、控えぐらいに入らないかなと期待しております。
そんな「ドツボの始まりからノナト覚醒(?)まで」でした。
2008年04月21日
磐田戦 2-1 勝利 この日はゴール裏中心部からのお誘い(スカスカだったのだ)に応じて もんのすげーど真ん中でバモッた。 個人的にヤンツーと磐田、そして加賀に対して絶対に負けたくないと考えていて、 周りの冷え具合が気になるだとか、地蔵だとか、そんなのに構いたくなかった。 とにかく後悔せず応援がしたかった。そこでのお誘い。そりゃ行くしかあるまい。 で、試合の結果は勝ち。 自分は精一杯やれて大満足。 そんな試合でした。 ナビスコ千葉戦 0-0 引分 見所はまぁ、双方ヘッドで惜しいのがあったのと 後半の片手セーブ、池内vs新居(これは池内の圧勝)ぐらいか。 神戸戦 1-1 引分 PK阻止で完全にお祭り騒ぎになってたのが印象的。ビッグプレーは盛り上がる。 そんな中、ダヴィのゴールは現地ではどうなったかよく解らん内に決まってた。映像見て驚愕。 やっぱりダヴィもブラジル人なんだなーと妙に感心した。 試合は前半こそ差し合いもあったけども、後半は完全に相手ペース。 あんなスーパーなゴールが決まったらどうしようもないのだけど、 やっぱり、出来れば、贅沢だけど、勝っておきたかったと思う。 (まぁ負けなかっただけでも有難いというのが正直なところだが) サテライト湘南 1-1 引分 FWとしての曽田さんに驚愕した。 神戸から羽田、その後平塚直行のハードスケジュールも、スタメンで疲れ解消。 実際のプレーは妙にボールが収まり、頼りがいがあったように見えた。 確かに前を向いてシュートとまでは行けないが、 前線で収めている間に他が上がるとかはある訳で、それだけで価値はある。 (サテ後半のグダグダはボールの収まりどころがなかったからだと思う) 後半の曽田さんはDFをやっていた。 そこで相手FWと交錯して負傷退場したのであるが、 試合後は結構元気に歩いていらっしゃったようなので 恐らく酷い怪我では無いと思う。 試合は相手の豪快なゴール、ロスタイムのCKから石井のヘッドとで同点。 内容はちょっと褒められたものではない。そんな試合だった。
2008年04月12日
FC東京1-0札幌 終わってみれば今期一番落としたくなかった試合。 負けが濃厚になれば成る程温度が下がる。冗談じゃない。 そんな恥ずかしい姿でヤンツーの前に札幌を見せられるというのか!? 俺はイヤだ。 貧しくとも、実力が無くとも、常に全力で、捨てる物も無く ただ己の身を相手に保身無くぶつけるサッカーは、自分達の心も変えてくれた。 と、俺は思っている。 なので「勝つ事が日常になってからのゴール裏『周辺部』には」我慢がならない。 本当に苦しい時期でも、サポーターが荒れ狂っても、身一つで対話してくれた人が 札幌にも居たんだよと。俺らそれを見て、諦めちゃいけない。 この人に恥ずかしいサポーターで居ちゃいけないと思ってバモれた部分もあったんだ。 だから、尚更、今日は勝ちたい。 札幌は今こうなんだと。貴方の指導しているチームに勝てるんだと。 それを見せ付けなければならない。 帰って来たくても、俺達は俺達でバッチリやれている。要らんと。 互いの道を歩もうと。その為の訣別であると。 それを見せ付けんといかんのだ。 2004年からフルに参戦してバモリ始めた自分の全てを この磐田戦にぶつけます。 味方選手、審判へのブーイング、溜息、野次。 一切応援においては意味が無い。そんなもんは要らない。 全力で、札幌の選手を後押しする応援を。 その為にB自由席があり、熱烈サポーターゾーンがある。 その事ももう一度胸に誓って、全力でバモリましょう。
2008年04月05日
Q:サポーターに出来る事って何? A:バモる事。 はい。結論出た。 これ以上無い。頑張りましょう。
で、柏戦は相手の拘りみたいなものもあり、こっちも色々やれた。 セットプレーだけじゃなくチャンスも作れた(相手より少なかったが) のは、収穫だし、もちろん勝点3は凄くありがたいものだと思います。 最後の試合終了時、前の柵に立とうとした時、迂闊に目の前の柵(バモエリアの) に足を引っ掛けて暫く苦痛を余儀なくされたのは良い思いでです。 川崎戦 完敗という以外に無い。 相手は寄せをあしらい、札幌は寄せようと齷齪する。 勝負は見えていた。というと乱暴だけど、正直完敗以外のなんでもない。 札幌はでもまだ伸びしろがある。それは思った。 各自の判断があと0.2秒早くなれば、少なくとも点は取られない。 これからだぜ。 俺は これからも空気を読まず声を出すぜ? 解った振りしてる不細工な奴らより、解ってない振りして声出す奴の方が 誰からどう見ても一番カッコいいんだ! そんな感じで「フレッシャーズフェア」開催中です。 行き場所に困った人は、紅いアディダスのジャージが似合う男性の元に是非どうぞ。 (タコ部屋並に笑えるほど熱い場所を紹介いたします!)
2008年03月26日
柏1-1札幌 よっしゃよっしゃという感じ。 贅沢なことを考えず、一つ一つ問題点が解決してる感じが素敵。 鹿島戦ではCBがグダグダ、中盤で球が収まらずFWは孤立。 →問題点だらけ。 横浜戦ではCB吉弘で目処が立ち、右サイドバックに坪内がいい感じ。 →最終ラインはある程度計算が立つ。中盤に球の収まりどころが欲しい。 前線からプレスをかける人がもう一人欲しい。じゃないと守備が厳しい。 ナビスコ柏戦では中盤にクライトン、前線に中山を入れて 前線からのプレス+球が落ち着いて攻撃が薄くなりにくい効果が出た。 「とりあえずクライトンに預ける→他が上がれるようになる→出しどころが多い」 中盤からサイドの選手に対して「斜め前」へのパスが多くなった気がした。 これは鹿島と横浜相手には余り見られない状況で、 砂川さんのゴールなんかも中盤→サイド抜け出しのパスが決め手だ。 ひとまずこれで「J1ともやれる!」という手応えがあったと思う。 選手の顔も前を見ていて悪いものではない。 (応援も結構頑張れていたと思う) 札幌2-1川崎 映像見てないから解らんけど、勝ったのは素晴らしい。 ノナトが入れてないようだけど仕方ないところはある。 擁護とかではなく、中山ぐらい前から行く奴がいて 初めて「守備と、そこからの攻撃」が機能するのが現状の札幌サッカーだ。 ボールだけもらえればいいってのは、サイドの選手でもない限り難しいだろう。 どうなるかは解らんけど、何か一皮ベロリと剥けて欲しい。 高木の実戦復帰、曽田の練習試合復帰、これに西谷が帰ってきたら かなりメンバー的には揃う事になる。そこでどれだけやれるか。 気持ちを切らず、チャレンジャー精神で見守り、応援したいと思う。 追伸 柏の葉では「サルトとか疲れたらマフラーぶん回そう!」キャンペーンをやってみたんですが 案外付き合ってくれる方が多くて楽しかったです。 やっぱ腕組んで動かないよりは見た目に派手でいいもんです。 週末の柏戦ではコーナーキックのチャンスなど、振り回し易い状況があると思います。 是非やってみて下さい。(狙い目はCKの時の「ブラジル」)
2008年03月19日
札幌1-2横浜 悔しい。勝てたぜ! けれども正直な話、一対一を幾度かGK佐藤が魂のセーブとか GKも抜き去られあふぅ!となった後に吉弘根性の顔面ブロックとか やられるところは多々あった。これが質の違い一つ目。 あとは気になるゴール裏。いつもこんなでスイマセン。気になるんです。 これまでの長いJ2暮らしの中で、 動員力のある札幌は、何か自分たちを勘違いをしていたのかも知れない。 鹿島の開幕、ビックリする程沢山の人が来た。でもたったのアレだけ。 負け方が悪かったというのはあると思う。それでももっと出来たというか 何故にJ2仙台戦@仙スタより声が出てないのかと。 で、横浜戦。 彼らの人数も然る事ながら、強力なアイテムが見た目と動きの統一感を醸す。 トリコロール傘。アレはかなり羨ましい。 札幌は確かに「声、手拍子、サルト」だけなので ライトな層を長時間巻き込むのは実際の話厳しいかも知れない。 (勝ってないと声が出ない一因ではあると思う。) でもその改善はすぐにはいかない。 個人的にはマフラー使う流れも試したいが、まぁ何とかならんかなと。 歴然とした事実として、 ホーム開幕をホームジャックされたんですよ。 (悔しさトリコロール) 札幌はJ2では確かに凄い動員かも知れない。 でもJ1では遥かに超えてくるクラブが相手で、 そんな中でホームの有利さは自分らで作るしかないと思うんです。 一度「自分が持つ札幌への気持ち」をもう一度考えて、 ドカーンと表現してみるように心がけはしませんか? 選手のプレーの質、自信を無くしがちな雰囲気、サポーターの質。 全てをJ1仕様にしないと、勝ち抜くのは難しい。 そう感じた横浜戦でした。 (とは言えある程度は出来たし、吉弘のCB、坪内の右SBとか見所も多かった。 決して悲観する内容じゃ無いんです。ナビスコではサポーターが選手に見せましょう。 「俺らまだ始まったばかりだぜ!」と)
2008年03月14日
鹿島4-0札幌 この結果は「取られ過ぎだなぁ」とは思うけども、頷かざるを得ない。 前半は飛ばして何とか隙を見せなかったが、燃料には限りがある。 それが何時来るかが試合の鍵だと思ったら、 やはりチャンピオンチームというのは違う。 冷静に札幌のエンジンを冷やしにかかり、見事勝ちを収めた。 DFラインの急造、中盤との連携不足、前線の中山だよりな守備(ダビが悪い訳じゃない) 札幌に打つ手は正直無かったと思う。これが「歴然とした実力差」だろう。 これを埋めていける。まだ目指す先がある。しかも遠くに。 前に進める。進む余地がある。それは素晴らしい事だ。 今度は勝とう。前半を90分やればそれで負けない。それだけだ。 で、その為の声がガクーッと止まった。 エンジンは冷えれば止まる。温まればよく回る。 溜息は、沈黙は、冷やしだ。 何故、2点取られた程度で黙るのか? 俺にはそれが理解出来ない。 ゴール裏ってそんな場所なのか? 聞くまでも無い。答えはNOだ。 ゴール裏は「熱い」「札幌というエンジンが回り続ける為の」場所だ。 「鹿島スタジアムのアウエーゴール裏に来て、失点で黙った人」 はその辺をどう捉えているんだろうか。 2点取られて、正直凹んだ。偽らざる心情だ。だけど、声は下げない。 懸命に歌い叫ぶ。 だってサポーターが負けを認めたら、あの2万人の視線に晒された11人は 一体どうすればいいのか?惨めに過ぎないか? 彼らは前後半を戦い切るまでその抗いを止める訳には行かない。 応援を止めた人からも、理不尽な野次を受けたりもする。 では「応援する側」は、勝ってれば浮かれて、負けてれば沈む。 そんな「美味しい処取り」でいいのかい?と。 確かに「やられれば凹む」し、「やってやったら浮かれる」そりゃそうだ。 だけど、後者はいいとして、前者をも堪える。 子供が失敗したら、凹むのかい?溜息をついて失望を顕にするのかい? 親はそうだったか? 失望を顕に、圧迫するような対応を見せてばかりか? トップの前のちびっこサッカーの時は、あんなに溜息殺してたじゃん!(まぁ出てたけど) あの時溜息を我慢したのは「未来ある子供に溜息は無い」と思ったからじゃないか? 俺が煽って思ったのはそういう温かい、応援しよう、支えようという心だった。 では、何故トップにはいきなり失望出来る?共に戦う事を放棄する? それが、あの日は残念でしょうがなかった。 1500人かそれぐらい来たらしいけど、声なんて最初しか出てなかった。 2006年天皇杯の仙台スタジアム程にも出てない。 あんなもんじゃないだろう? J2で優勝して、その価値は貶められるものじゃないけど、 やっぱりJ1で見れば一枚下というのは予想してた事じゃないか? そこで「ああやっぱり」と失望するのか? それとも「畜生やってやるぜ」と熱くなるのか? ゴール裏という場所で、その場所に込められた意味をどう捉えるかは それはもう各人の自由かも知れない。 でも、出来るなら、札幌を何とかしたい。何か力になりたいと思うなら 仮に失点しても、溜息を殺し、前を見据えて、もう一度声を張り上げる。 そんな気持ちを起こしてはくれないか? J1の初戦で味わう現実の辛さは、ゴール裏にも現れたと感じる。 J1に上がれば終わりじゃなく、そこに基盤を作り、定住地を作り 根を張り、子を産み、連綿と営みを続けなければ意味が無い。 同じように、ゴール裏も人が増えるだろうけど、その全てが 熱く札幌の為に自らを犠牲に出来る人間では決して無い。 寧ろ、そう出来ない人の方が多いだろう。 そこに絶望するだけではなく、J1に居続ける為にチームが戦うように 声を出し、働きかけ、熱さと情熱を失わないゴール裏を大きく出来るよう 努めていかなければ、きっといけないんだろう。 そんな訳でドーム開幕、一戦必バモの精神で頑張りましょう。 追伸 藤田征也の2008チャント原曲は皆さん覚えて行ってください。 (かなりポップです。鹿島の解説はいい意味で忘れて下さい。1:15あたりのサビです) http://www.youtube.com/watch?v=ChasB-pna2k
2007年12月04日
京都戦から2週間、再び早朝のドームに並んだ。
目の前にぶら下がった昇格と優勝は、
手を伸ばせばいつでもつかめそうではあったんだが、ご存知の通り中々届かない。
手の内に入らない内に段々と、目の前のソレはその現実味を無くしていって、
「もしかしてこれは現実じゃないもの、自分には関係の無いものなんだろうか」
と、ぼんやり弱気と言うには余りに薄い、
諦めというには対象に対する執着にも欠ける
そんな鬱陶しい気持ちを思わせるモノになっていた。
フワフワとした期待というか、確定した喜びを待つかのような感情を
否定しようにも否定しきれず、それを否定すれば途端に「絶望」に向いてしまう。
感情のやり場が無さ過ぎる危うい状況で試合を待つ。
しかし本当に恵まれた事に、危機感バリバリな方々と応援をする事となり
危うく現実感の無いまま戦いそうな自分は、
辛うじて地に足をつけて応援をやれる事になった。
本当に有難い事だと思う。
そうだぜ。試合後にサポーターや選手と衝突したり、
あーでもないこーでもないと言い合ったり、どうしたらいいか考えたり
ゴール裏の真ん中で「味方だろうがコイツにだけは負けるか!」
と年やら何やら考えずに全力でバモッて、
「勝った・・・圧倒的に勝った(@札w」
みたいに心の中で勝ち誇るような、不毛な(だが愛すべき)事を
何年も何年も繰り返したのは何の為か。(いや、こればっかじゃないけども)
全ては今日勝って、J2からJ1に昇格し、真に誇らしい場所で勝負する為だぜ!
そう思うと、気合が入ってきた。
試合は先制され、前半終了前に追い付き、後半終了間際に逆転。
ドラマチックこの上無いものだった。
自分としても、胃がひっくり返りそうになるだけバモッた。悔いは無い。
昇格&優勝の瞬間は、目から反射的に少し汁が湧いて来た。
これが胃から湧いた汁じゃなくて本当に良かったとは、
自分の横でバモッてた人なら解るんじゃないかなと思う。(マジにヤバかった)
土曜はその後、公約通り日曜の朝まで飲んだ・・・・
(オ●サイドさんには本当にご迷惑をおかけしました)
「昇格」「優勝」
言えばすっと消えてしまいそうで、中々言う事が出来なかったこの言葉を
今はもう堂々と言う事が出来る。
昇格、優勝。うむ。素敵な言葉だ。昇格、優勝!Shokaku!You show!
個人的に、年内、いや、正月の間ぐらいはこの言葉に浮かれて居たい。
でも、年が明けて2008年のチームがスタートしたならば
当然兜の緒と、パンツのゴムと、財布の紐と、二日酔いの朝の肛門括約筋は
締めていかないとエラい事になると確信している。
J1昇格が認められ、減資だなんだもリアルな問題になっている。
浮かれてる間に個人的に好きだった選手も戦力外になった。
(それについては追々書こうと思う)
これからの人事とか、気持ちの整理がつかない事も多々あるだろう。
でもやっぱり春になればスタジアムに行って、応援をする。
仮にそれが何処のスタジアムであろうとも。
それこそもしかしたら、再来年にままたJ2でやってるかも知れない。
それでも、やっぱりスタジアムに行って応援をするんだろう。
だってオラはサポーターだから・・・
それでもアレだ。俺は浮かれる。精一杯浮かれる。
ずっと続くコンサドーレとの関わりのなかで、
中々こんなに「嬉しい」事は連続して味わえるものじゃないのだから。
折角サッカーに触れてるのに、喜びと悲しみを感じないのは勿体無い。
感じたそれらは「出していいところなら」精一杯出すべきなのだ。
今浮かれないでいつ浮かれる!
年末年始、色んなイベントなんかでまた「昇格&優勝」に触れると思う。
是非今の札幌の礎を築いてくれた恩師の言葉を、
その胸に刻んで、そんで飲みすぎに注意しつつ浮かれて欲しいと思います。
悲願達成! 乾杯! ガシャーン ギャー!イテェ! ツメタイ!
2007年11月22日
自力昇格のかかった京都戦は、ご存知の通り3万2千人超の大観衆。
「ONE HEART」のコレオグラフィもバッチリ決まり、
試合前の大塚コール、選手への応援、非常にいい雰囲気に見えた。
試合は一進一退の状況で先制を許す苦しい展開。
後半、監督の大鉈と言っていい選手起用が見事に嵌り、
ボールも人も動くサッカーで京都を完全に圧倒。
岡本の同点、ドーム沸騰。そしてPK奪取、ドーム沸騰!
このまま歓喜の坩堝はその温度を更に上げるかと思われたロスタイム、
裂帛の気合で押し込んでくる京都に耐え切れずPK献上。
今節での札幌昇格はならなかった。
で、引き分けたからと言う訳じゃないが、やはり気になる事がある。
「ゴールが決まれば大声を上げ、失点すれば声が無くなる」
という、いつまでも解決されない例のアレである。
幾度と無く、何処ででも言ってる事で、
特に今回のように「お客さん」或いは「ファン」が多い試合では
その割合は更に多いのだろうけども、やはり苦言を呈さざるを得ない。
自分は、後悔をしたくないのだ。
綺麗に崩され失点した。
でも、何でそこで静まり返る必要があるのか。
そんな事は絶対にない。いや、あっちゃいけないんだ。
選手の後押しをするには「何をやっても応援する」
そういう態度が最低限必要だ。叱咤だ何だは試合の後にすればいい。
なのに、愛媛戦、鳥栖戦、京都戦、見事に不利な状況では声が無くなる。
黙って突っ立って腕組んで、煽られてやっと少し声出して、失点すれば溜息。
それで「札幌のサポーターです。選手を後押ししてます」なんて
どんな精神を持っていれば言えるのだろうか。どんな図太い人が言うんだろうか。
観客数が増えるのは当然喜ばしい事だ。客が増えれば当たり前に嬉しい。
今回の状況がやはり観客が増える事に付随して大きくなる問題なのも解っている。
でもやっぱり「札幌のサポーター」を自認して、
B自由の「熱烈サポーターゾーン」で立ちっぱなしで「応援してる」人には言いたい。
「いい加減、選手から貰うだけの態度は捨てないか?」と。
「気持ち見せろよ」とか、「もっとやれるだろ」とか、
そういう言葉が聞こえてきた事は幾らでもあると思う。
或いは「選手を後押ししよう」とか「何の為にここに居るんだよ」とか。
その都度あなた(無自覚な地蔵)はどう思っていたんだろう。俺には解らない。
そういった言葉を言う側が、何故そういう事を言っているか、
苦しい中、ヘトヘトになりながら、それでも人に聞こえるよう
精一杯の声を張り上げて「選手じゃなくサポーターに」叫ぶ理由を
想像した事はあるだろうか?
「声が全く出てないから」「ゴール裏なのに『応援』が出来て無いから」
「そんな状況で選手にゲームをさせたくないから」「選手の後押しをしたいから」
「絶対に、目の前の試合に対して悔いを残したくないから」
自分の場合は、大体これぐらい。
だから一生懸命、みんなにやって欲しくて、そうやって叫んでいる。
つまり、叫ばれてる段階で、全然隙だらけであると、そう思って欲しい。
そして「今回は極力気にしないで居よう」と思った京都戦でも
結局俺は叫んでしまった。だって真ん中から外れていった先のバック側は
それはもう見事に氷点下と言っていい大地蔵峠だったんだから。
人数が多くて素晴らしい雰囲気だった。
岡本が決めた時、凄い盛り上がりだった。
謙伍が決めた時、涙が溢れた。
色んな感想があるだろうし、否定はしない。
俺だってやっぱり決めた時は喜んだし、それはもう嬉しかった。
ただ、だからと言って「あの試合に悔いは無い」なんて口が裂けても言えない。
何故か?選手がやったのに、サポーターはだらしなかったからだ。
ロスタイムにPK取られた瞬間、ドームは静まり返った。
PKを決められた瞬間、やはりドームは静まり返り、溜息に包まれた。
あれは、果たして「応援」だっただろうか。
何度でも言おう。
選手は昇格に値するだけやっている。
サポーターである俺達は、そこまでやれているんだろうか?
もう一度自分を振り返って、
どこか言い訳をするようなバモりっぷりをしてなかったか、
次の試合である水戸戦までに、自分の答えを見つけて欲しいと思う。
2004年の開幕戦で実現したドーム沸騰みたいな、
サポーターの心の底から湧き出るような一体感と熱さを持って
今年の最後を全力でバモれればなぁと、本当に思います。
(まぁアレは切欠が聊かアレ過ぎたが・・・)
2007年11月06日
10月終わりの愛媛での劇的勝利後、ダークパワーにやられてしまったようで
一週間ばかり、いや、今日も寝込むという結果になっているんだが
勝利の代償がしつっこい風邪と言うのであれば甘んじて受けよう!と思う。
それ程にあの勝利は大きかった。
大伍のゴール(現地で見てた時は謙伍だと何故か思っていた)が決まった瞬間、
やらしい考えでこの遠征を押さえていたであろう人員で膨れ上がったゴール裏は
何か大粒の水滴がいっぱい弾ける様な、そんな歓喜に包まれた。
包まれたと言うか、感情のダムみたいなものが決壊した。
この感覚は2004年から通いつめているけども、初めて見るものだった。
こういう試合があるチームは、何かに恵まれている。
何かに恵まれるのも、長いリーグを最後まで戦うには必要な事なんだとつくづく思った。
vs愛媛@函館:現地
負けてた時期にありがちな緩い立ち上がりに緩い守備。現地で見てたけどどうも怪しかった。
試合は先制したものの後半開始直後に一個も触れないまま繋がれて決められ引分。
「墓石ファイト」と「千代台裏のビルのサラリーマン男女」が印象に残った。
あと北斗星は関東から函館行くのに結構便利。
vs徳島@鳴門:スカパー
スカパーで見たが、先制されてからのカウンター餌食っぷりは凄かった。
思えば2005∼2006年なんかもこういう試合が多かった。
休めば、休みさえ挟めば何とかなる・・・と言い聞かせて録画した試合はすぐ消した。
vs仙台@ドーム:現地
現地。頗る腹が痛く、バモって居ても「僕の肛門を崩されそうです」みたいな感じ。
サポーターのボルテージはかなり低いように思えて、全体で言えば声が出てない。
トイレに行く度、仙台の声のデカさに驚いた。
後半開始前ぐらいにトイレに行って最後の踏ん張りを終えた辺りで大歓声。
何かと思えば失点したとの事で万事休す。そんな試合だった。
東京に戻ってから失点シーンを再確認し、すぐ消した。
vs湘南@平塚:現地
糞暑い。暑いと言うより熱い。とは言え30度を越えるぐらいだったそうだが。
平塚の日差しは結構凄い。だがそれ以上に自分の体がおかしかった。
気合を入れねばという事で、試合前の飲酒を断っていたのがいかんのか
試合前から汗が尋常じゃなく、とにかく垂れる。バモると滴る。
試合終了前に立ってられなくなり、色んな人に迷惑をかけてしまった。
助けてくれた皆さんありがとうございました。
仲よし(←J2アウエーの中では最高の焼き鳥屋且つビールはサッポロの店)での
ラストの宴会では「来年もかねぇw」など皆自虐っぷりを発揮していた。
これが、これがアウエーの飲み会の醍醐味だぜ!
試合の方は、もう何か出口が見えない。
vs山形@厚別:スカパー
ダヴィが面目躍如の2得点に藤田も得点。嬉しいは嬉しいんだけども
波がデカイ事に漠然とした不安を感じたのだけ覚えている。
つーか山形もドツボだったんだよな。よく考えたら。
vs東京ベ@味スタ:現地
土砂降りで寒い試合は本当に寒かった。
ブラジル人選手はコンディションを秋口に合わせてるのかと思うほど
とにかくディエゴとフッキが手に負えない。
セットプレーは服部が正確な球を蹴るしでお手上げ。
試合後、チームに勝って欲しいし下を向いて欲しく無いので激しく叱咤した。
(ブーイングみたいな馬鹿はしない)で、思ったんだけども
ああいう場面で拍手するのはおかしくないかという事。
次があるぞと言うなら、そういう声を上げればいいし、そうすべきだ。
何で「拍手」するのか。その辺の感情の表し方が変なのは理解し難い。
「叱咤」と「ブーイング」は別。「拍手」は時として無責任。俺はそう思う。
この後新宿で飲んだ酒はいつもより苦かった。
(負けを気にしててもしょうがないから浮かれて美味しく飲んでたけど)
この試合後、襷を洗濯する。流石に臭かった。
vsセ大阪@長居:スカパー
長居第一での試合、相当締まった試合だったが一点取られて負ける。
3点取られたり、5点取られた事に比べれば
安易にリスクを生んで、それでスタイルを崩し、負ける事をしてないとも取れる。
復調の兆しはここにあったのかも知れない。
スカパーで見たけども、守備は粘っこかった。久々な感覚。
vs草津@厚別:スカパー
ダヴィの「モーゼの十戒ヘッド」と砂川さんのカッコイイゴールで勝った試合。
相手が弱いとガンガン行く辺り、いい意味で性格の悪いチームだぜと思うが
3点目が取れない人のよさが札幌か。
最後の失点は曽田だけのせいでは全然ない。
この試合ぐらいからやたら曽田と高木の言い合いがクローズアップされる。
まぁ秋になってもよく激突したりしてるから、言い合わない方がおかしいんだけども。
vs福岡@博多:スカパー
岡本鮮烈ヘッド。
応援のボルテージもかなり凄かったようで、行けなかった事を後悔している。
試合終了後、速報のテキスト見た時にはカフェでのけぞった。
vs徳島@ドーム:スカパー
今シーズン稀に見る苦しい状況での試合。
岡本のロングパスにDFを引き摺りながらイタカレがシュート。
こぼれ球を中山がキッチリ押し込んで勝った。
こういう状況で勝ちが拾えるのは本当に大きいなとつくづく思った。
尚、ここまでの4試合で上位陣はずっと負けずに食らいついて来てやがった。
vs愛媛@愛媛:現地
冒頭の通り劇的勝利。
自分も休出の予定だったが、何しろ三ヶ月前から予約してた訳で、
同僚上司に相当無理言って現地入りした。まぁ会社などどうでもいいのだが。
勝った後飲んでて「J1でも頑張って」と愛媛のサポーターに応援されたのは
とても面映く、また嬉しかった。何かしんみりする愛媛松山の夜なんだぜ。
今後は全て参戦する予定。
天皇杯が無いのは寂しいけども、終わった事は仕方ない。
とにかく悲願を達成して喜びたい。
今あるのは本当にそれだけだ。
プロフィール
厚別在住35歳。 よく食べ適当に働きやたら寝る #####FORZA4SODAN##### いつでもどこでもいつまでも 全 身 全 霊 全 力 で 札幌と曽田雄志を応援します。 曽田さんは引退したけれど、 だからこそ彼の愛する札幌を 全身全霊全力で応援し続けます この度札幌に引っ越しました。
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