札幌を思う気持ちは、同じ(応援話)

2008年11月02日

結論だけ先に言う。
サポーターは何があろうと分裂しない。
札幌を思うという気持ちは同じ。違うのは取る手段。それだけです。
そこを見失っちゃいけないと思っています。
子供が転んで泣いてる時に、立て!と叱咤するか、手を引いて立たすか。
そのどっちが絶対の正解である筈も無い。
だけど両者に共通なのは「子供を思う気持ち」だと、
そういう風に俺は思うのです。


さて三ツ沢である。
天皇杯である。
横浜Fマリノス戦である。
優也リベンジマッチ。
「天皇杯男」佐藤優也の一世一代の舞台である。
見所は、札幌サポーターなら満載なこの一戦。なのである。


さて、降格してからここに至るまで、来期に向けての指針の某かが解る報道は無い。

一方、ユース昇格を含めた新人獲得がなさそうだという報道もある。
こんな事は「今後札幌がどう歩むか」という論点においては、然程重要ではないだろう。
そう。「今後札幌がどう歩むか」が「誰にも解らない」状況においては。
意味が無いのだ。進むべき未来が見えない、感じられない現状においては。
中盤の相手の芽を消しまくり、的確に配球する熊沢。
長身、気持ちあるプレーが信条のGK曳地。
残り体力を考慮しない万歳特攻攻め上がりを見せて
肩で息しながらポジションに帰る松本。
彼らがどれだけ頑張っても「どっちになるか解らん」状況では
来年どうしろなんて、クラブが言える筈もないのだ。
馬鹿が!とっとと決めろ!今のユース面白いんだぞ!?


閑話休題。
今、札幌は、俺の感じる限り「来期以降どうしたもんか決めてない」ように見える。
仮にそれを決めてれば、某かのアクションを起こしているだろう。
一年でJ1復帰を狙うのか、J2で力を溜めるのか。そのどちらにせよ、だ。

しかし何も無い。(ユースすら放置だ)
契約の大人の事情とか色々あるけど、サポーターは何の情報も無い。
これで「クラブを信じろ」というのは無理がある。
何を志向してるか。
どう歩みたいか。
それが解らないと、フラフラのHFCを両脇で支えるのもあほらしい。
率直に言えば、今のHFCは
「酔っ払って立てない状況で、周囲の友人に抱えられる事に期待して
 全く自らは立って歩こうとしないような、なんかそんな奴」
に見えて仕方が無い。

でも友達なんだし、連れてかなきゃ駄目でしょ。
と思う気持ちがある事は解る。
ただ、そこで「お前こんなん駄目だろ!しっかりしろ!」
と厳しい態度を示すのも、一つのあり方だと思う訳です。


この話において、
「目の前で戦う選手に罪は無い」それは解る。
「クラブへの批判なら、直通でやればいい」それも解る。
「何故いきなり川崎戦キックオフ前1時間で言うんだ?」その批判もわかります。

クラブには、真っ直ぐ歩んで欲しい。
歩き始めるタイミングは、嫌って位早めに設定されてたのに
それを考えてないとか馬鹿ですか?ちゃんとして下さい!
・・で、札幌はどう歩むつもりなんですか?
と問うてるのが今の「自粛」なんだと思う訳です。
歩くつもりがあるのか解らん限り、両脇から抱えたくは無いんです。

異論反論オブジェクション、沢山あると思います。
三ツ沢でどれだけでも話をしましょう。
ネットで文字を放った後、それが伝わって返答があるまで
これほどまでにタイムラグがあり、受け取ったり、返そうとする表情も読めない。
こんな不完全なもんで、とても話しきれるもんじゃありません。

ブログやSNS、掲示板のやり取りで全てが通じる。
そう思っていたら、この問題は陳腐化し、結果分裂を招く。
俺はそう思ってます。
必要なのは会話です。

出来るだけ多くの人と、面と向かって、馬鹿な事でもいい。
話を、しましょう。


post by アラブ

02:21

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