富山出身2

2010年01月14日

<あらすじ>
富山出身のアラブは荒谷が加入し、スタメンを奪取して頑張ってくれた事に
とても感動というか、なんかこう、思うところがあったのである。
あらすじでところでっていうのも何だけど、私のルーツは北海道「にも」あって
幼少の頃に見たそれは結構強烈に今の俺の「札幌好き、札幌ラブ」に影響してるのである。
</あらすじ>

小学校低学年以降札幌とは縁遠くなったのであるが、
チャンスは中学生になって訪れる。
親戚(いとこ:10歳以上年上)の結婚式である。

小学生の時(特急電車+青函連絡船+特急)と打って変わり、
確かこの時は当時ロールアウトされて数年の
「トワイライトエクスプレス」で行った様な記憶が在る。
個室。コンパートメントっつうの?まぁとにかくすげぇよ個室。
記憶違いかな?とにかくね。
まぁ何にせよ小学生の頃の記憶は冬で、
「雪祭り(真駒内会場、ドラム缶ジンギスカン)、めっちゃ寒い」
だったのだけど、
今回は確か初夏というか夏で、その緑溢れて更に爽やかな札幌の気候、
そして何より恐らくは今で言うエスタ近くのバス乗り場から出てたであろう
観光バスってーの?羊が丘とか回るような奴。
あれで当時は(これも記憶違いかも知れんけど)北大の周り、ヘタしたら中。
そこを走っていったのであって、
羊が丘では羊肉の臭さにおおやられで、其処から見える札幌ドームの無い景色などそっちのけで
とにかく北大という学府の緑の多さ、妙な広さ、想像できない雄大さ
ひいてはこれが俺の札幌→北海道感につながるのだが、
とにかくなんかすげぇぞ札幌!というのに感じ入る事になるのであった。


洞爺湖?でキャンプして死ぬほど水が冷たくて透明だったり
どっかの海で泳がされたけどそれも海水浴と思えないレベルで冷たかったり
なんかアウトドア的な事はぶっちゃけ嫌だったのを覚えている。
あと、叔父さんち(手稲の富岡辺り)からサッポロビール園行くのに
人が多いってんでトランクに詰められてガチ泣きしたり、
まぁ俺の感動はさておいて、周囲の扱いと言うのは
扱い易い末っ子に対するものでしかなくて、なんかこう、
それすらも北海道のでかさと勝手に解釈していたもの・・・だなぁ。
当時確か1990年かな。そんな感じ。


あれからは北海道に行く事は無く、
中二の時に得た北海道→札幌→北大情報が頭の芯にあり、
北大に行きたい、札幌に行きたい、札幌に俺の青春はある!
(そう、この富山における抑圧された青春は札幌でこそ解放される!)
とかおもってたわけです。勝手ですね。
今みたいな情報技術が発達して
それこそユビキタスに猫も杓子もネットに接続して人の言葉を目に出来る時代なら、
俺のような思い込みが数年かけて情念に醸成される事もなかったと思うけど、
善かれ悪かれ俺は醸成が可能な時代、環境に行き、醸成の先に望みを賭けたいと思う、
今風に言えば非モテ、今風に言わなくても地方で報われず抑圧された高校生だった俺は
前述の通り「富山(≒地元)引力圏から学力で脱出する」
という一心で勉強に勤しむ事になるのである。

が、それは高校三年生の話。
1~2年、3年前半は学年最下位は余裕という状況でした。酷い。
高校三年の夏休み(所謂天王山)はFF6の主人公パーティ全員に全魔法覚えさせるという
そんな糞どうでもいいミッションに費やされたりした訳で、
英雄の盾装備した状態での256戦はヘヴィだったぜ・・・とか言っても
今の子にはわからないんだろうな。
とか言ってる間に俺の全国模試判定は面白いぐらいE!E!E!キモチE!(事実)で、
夏を終わり、いよいよ勉強せんと、これは偏差値的には富山大学も無理。
無理無理無理無理カタツムリ!
って感じですよという10月の頭、高校内部のテストがあるというので
付け焼刃にも程が在るけども単語帳なんかペラペラめくりながら
「だって俺は自由!自由!自由!」
とか歌いつつ自転車MAX速度で交差点に侵入した所、
隣を俺と同じ速度で交差点に侵入してた車が驚きのフルブレーキ。
アイツが突っ込むって事は俺は安全。だって奴は左にウインカー出してないし。
という完全な論理的思考でもって自らの安全を確認してた俺、
超青天の霹靂。Yo-HEYお前!既に死んでいるbyエメルソン。そりゃ浦和だ。
まぁとにかく、急停止の車から放り出された俺は
自分の右から見慣れない近さで車が突っ込んできてるのを確認して、
景色は途端にスローモーションで流れたのである。


疲れたのでENDE


post by アラブ

21:28

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富山出身

2009年12月09日

荒谷と同じく俺も富山出身です。
だから正直全く接点が無いと思っていた彼の加入は本当に嬉しかったし、
途中からレギュラー取ってくれた時なんか驚くってレベルじゃなかった。
嬉しくて嬉しくて仕方なかった。
別に誰でもいいんだけどね。
ともかく、その中でも同郷ったら少しはホラ、なんかあるじゃん。
ほんとそれぐらいの意味で…ね。

さて僕は札幌の街が好きで、だから勉強して札幌に来て、数年暮らして、
札幌を離れてから自分が札幌の街をを好きだった事にまた気がついて、
それで思い出を回収しようと札幌を応援するようになり、
そうして応援してるうちに尚更札幌の街と、札幌をまた好きになり
その螺旋は留まるところを知らず、やる事は熱を帯び、
そうした熱に苛まれたままこうして今シーズンも
チームの結果こそ伴わなかったけれど、サポートする側としては、
自分なりの限界を踏み続けながら、やり遂げる事が出来た。
そんな感じである。

動機は不純。かも知れない。
否定は出来ない。しない。実際こういう動機だし。
それで今までやっている。
僕は札幌の人、北海道の人ではない(出身的な意味で)のだ。



自分は富山のはずれ、福岡町(現高岡市)の出身で、
そこで小中高と育った。
昨今カターレ富山が出来たけど、少なくとも自分が富山を出る事になった
95年段階で、まったく(プロに近い)サッカー文化があったとは思ってない。
ていうかそもそも自分には当時さほどサッカーに対する興味は無かった。

さて、札幌という街に興味を抱くのは自分の家庭環境が要因。
母方が軒並み北海道の人だったのである。(案外多いよね。富山出身根室ルーツ)
それで小さい頃、阪神が優勝する前。バース擁する前に、
北海道に行く機会が出来て。親戚の結婚式で。札幌で。今でも会いますけど。ええ。
当時は飛行機なんかハイブルジョアの乗り物だったから、
普通の皆さんは寝台特急なり夜行の特急なり、そんなんで出かけてたよ。
ともかく、高岡から国鉄の特急白鳥だったと思うけど、なんやそれで、
雪降る中、ラッセル待ちですげぇ遅延しまくりで、
国鉄が運航してる青函連絡船(十和田丸?)も何時間も待ってくれて、
出航はもう真夜中も真夜中で、
更にはそれと接続する函館発の特急も、明け方の函館駅で待ってたり、
なんかそういう思い出が、俺の心の片隅にはあったりするのであるよ。
嘘だと思うだろ?でもこれがあるんだ。しゃーない。
ともかくそうして観た札幌は(富山の中でも相当田舎な俺からすれば)
幼心に信じられない都会で、
こんな雪に囲まれてるのに、乾いた雪なのに、観た事無いような都会があるんだな。
ここは富山と違うんだな。札幌ってのは凄いんだな。
と、擦り込まれる事になったのである。


これが、自分が小学校1年生の時の話。
年代にして、多分83年かそこら。
この時雪祭り(多分真駒内会場)のドラム缶?のジンギスカン食べたり、
なんかそんなのが思い出に残ってて、
次に札幌を訪れるのは大きく時を越えて中学2年かそこらの話であるが、
めんどうなのでここいらへんで。

オチも何も無く、ENDE


post by アラブ

02:12

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前向きになるぞ(トップ以外の話)

2008年10月21日

~サテライトは強かった~

そういやなんか負けてないな。と思ったら、無敗で終わっていて驚いた。
(Aグループ1位かどうかは横浜FMvs千葉の結果待ち)


そういや相手ボールのキックオフ後、20秒でノータッチゴール取られた柏戦も
ノナトやら石井やらのゴールで(あと誰か覚えてない)引き分けたんだよなぁ。
とか色々思い出した。
サテライトつえー!どう考えてもつえー!これ来期いけるよ。相手J1だよ?
そりゃ強いよ~!これ来たよ~!何が来たのかは知らんけど。

~サテライトは強かった おわり~




~良かった。ユースの試合がまだ見れる!~

今年のユースは面白い。サイドがガンガン上がり、ガンガン切れ込む。
見てるこっちが「これは後半やべぇ」と思うほど前半からガンガン行く。
サイドからクロス。前にスルーパス。セカンドボール鬼拾い。
トップの試合で見れなかった、見たかったプレーをガッツンガッツンやる。
本当に楽しいもんだから、出来ればもっと見たかったのだけども
11月2日は天皇杯に被ってて、9日は浦和戦観戦に被っていた。悲しい。

しかし今日発表されたオフィシャルのニュースによれば、
どうやらJユースカップ水戸戦の日程が変更になったらしい。
これにより、浦和戦(11月8日)観戦で札幌滞在の為不可能だった水戸戦が
完全にフリーな状態の24日(連休最終日)に回る事となった。

関東(と言っても水戸だが)で札幌ユースの試合が見れる!嬉しい!
そんな訳で来月末は、バモるぜ!ツインフィールド!(←なんか強そう)

~良かった。ユースの試合がまだ見れる! おわり~



なんと前向きな話題か。
ユースの日程変更のせいで「寧ろ見れねぇぞ畜生!」という方には申し訳も無いですが
俺は、俺は、たっぷり見てこようと思います。以上ッ!降格!?知るか!


post by アラブ

23:22

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たまらんシーンを羅列する

2008年02月18日

特に「このシーンが一番良かった」と順位をつけるという訳ではなく、
ただ個人的に胸が「ギューン」「くっはー!」となるシーンを
思い出しては書いていこうというエントリ。
どうしてもインパクトのあるものから書くとは思う。

(TV映像のつくりの上手さなんかも影響したりはする)


 


 
・2007年最終節の試合終了直後、高木が天に手を合わせ何事か呟くところ。
ほぼ全試合出続けてゴールマウスを守り、ギリギリの緊張感の中で過ごした一年。
長いシーズンで目標を達成した後、半ば放心したような顔で天を仰ぐ。
味方への合流で走り出すでもなく、一歩二歩前に歩きながら何かを報告する姿は
これまで届かなかった「J1昇格」という目標が、遂に達成されたことを伝えてくれる。
→その後の中山が皆で抱き合いながら泣いているところ、
 西澤選手がホッとしたような表情で両手を挙げ、笑顔を見せるところなんかも
 見ていてグッ!と来るものがあって、堪らない。
 というかこの一連は否定のしようが無い最高の場面。
 (テレビ中継では途中で「昇格決定」と言っちゃってて、なんかこう、なんかだ)

・2007年第4クール京都戦の岡本同点ゴール→ガッツポーズ→揉みくちゃ。
勝てば昇格、3位京都との直接対決で先制を許し厳しい状況にあって、
後半投入された岡本が石井からのパスを直接シュートし、ドームが爆発した。
あの時の歓声の凄さと言ったらどんな試合にも記憶が無く、鮮烈だった。
2006年の仙スタ仙台戦(確かフッキと謙伍で勝った試合)も強烈だったけど
3万人超えて、しかも目の前の念願に「手をかける」試合のゴールと言うのが
ここまで感情を爆発させるものなのかというのは経験に無かった。
このゴール、この時の爆発は、アレから3ヶ月経つ今でも思い出せば震える。

・2007年第4クール京都戦、石井の逆転PK(の三浦監督カメラからのリプレイ)
これは石井転ばされた→PK!?→ドーム沸騰+石井と岡本抱き合うの流れもいいんだが
リプレイの一環、三浦監督カメラから見たPKを蹴りこむシーンでは
「PK蹴りこむ→しゃがんでいたスタンドが一気に立ち上がる」ところが入っている。
こういう映像は余り無く、当日のテンパりまくってた時をすっと思い出す。
あの日のテンションは、負けてる時意外は本当に凄かった。
シーズン中はそんな黙ったりする事にばかり目が行ってたが、
そんなのを気にせず映像として見ればやっぱり面白い。
ゴールが決まる→サポーターが一気に爆発する。の流れはどの試合でも素晴らしい。

・2007年第4クール愛媛戦ロスタイム西大伍ゴール(現地+TV)
動きの硬い札幌に、捨て身の愛媛。途中大塚の大怪我もあったり不穏な空気。
現地の時はとにかく「ヘンな失点だけはしないで欲しい」と思っていたが
失点をギリギリで逃れる代わりに得点も無いままロスタイム。
曽田が上がってどうなるか解らない、やや静かになってしまったゴール裏は
曽田が競ったボールが西に転がり、角度の無いところから打ったボールが
ゴールネットを揺らしたと解った瞬間にありえない程の大爆発。
一人一人の人間の動きが、今まで見た事の無いものだった。
これは映像でも解るけど、とにかく皆暴れている(というか何か体を動かしている)
ドームだと足元の安定とか広さに乏しいからそこまでは動けない。
あの愛媛の状況はそれはもう凄かった。
テレビ的には札幌ベンチの荒れ具合というか、爆発っぷりがとんでもなく
三浦監督の「よっしゃ!よおっしゃ!」みたいなガッツポーズ→中山とのタッチ
辺りが見所だと思うのだけれど、現地ではとにかくサポーター。
ゴール裏のやや高いところから眺めさせて貰った自分には
あんな喜びが存在するんだというのは本当に勉強になったと言うか、ビックリした。
天皇杯等でのゴールもそれは凄い喜びがあったけど、
このゴールにかかっているものは「昇格」であり、「念願」だ。
多分その辺の念みたいなものの積み重なりが
天皇杯での盛り上がりと、2007年J2リーグ終盤との盛り上がりの質の違いなのかなと思う。



もっと書こうと思っていたけれど、
当時の喜びに身を震わせたりしてたら思いの外疲れる事が解った。
また気が向いたら色々思い出してみたい。
(他、第2クール福岡戦決勝ゴールへの流れ、第4クール福岡戦岡本ゴールなんかが
 ふと考えても思い出される。あとは第1クール仙台戦全体の雰囲気かな・・・)


post by アラブ

21:55

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昇格圏に入れない:2004~2006の思い出

2007年12月30日

気がついたらJ2最下位でプレイ
そしていつも1対2で負ける
諦めずにアクションサッカーに挑戦するけど、いつも中盤で負けるよ
清野が覚醒すれば多分J2上位なれるけど
何回やっても 何回やっても J2リーグ勝てないよ
あのパスミス何回やっても減らない
うしろに下がって守り続けてもいずれヤンツーに怒鳴られる
シュート連打も試してみたけど全部枠外じゃ意味が無い
だから次は絶対勝つために僕は天皇杯は最後までとっておく

気がついたらJ2中位に馴染んでる
そしていつも連勝の後に負ける
諦めずに昇格圏までたどり着くけれど、すぐに圏外に落ちる
アクションサッカーすれば見た目華麗な試合出来るけど
何回やっても 何回やっても 上位クラブ倒せないよ
京都福岡は何回やっても凌げない
甲府と仙台に競り勝ってみても水戸に足元掬われる
デルリス強奪も試してみたけどスタイルに合わなきゃ意味が無い
だから次は絶対勝つために僕は池内だけは最後までとっておく

フッキがスタメンに居れば楽に相手のゴール奪うけど
何回やっても 何回やっても 勝負弱さ直らないよ
無駄な失点何回やっても減らない
派手な試合で勝ち続けていても次節で下位に飛ばされる
加賀とフッキが覚醒したけど来年居なけりゃ意味が無い
だから次は絶対勝つために僕は天皇杯は最後までとっておく

勝てないよ


post by アラブ

13:10

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妄想CM

2007年12月13日

会社から帰る夜中の道すがら、立ち並ぶマンションの隙間の夜空に星を見る。
自分の不甲斐無い会社での暮らしを思い、何故自分はこんな場所に居るのか
そんなどうにもなら無い疑問を、どうしようもないと解っているけども感じる。

最寄の駅から自分の部屋に帰る途中、立ち寄ったコンビニ。
何の気も無しにビールが並ぶ棚の前に立つ。
目に映る、目に入る、目に入ってくるのはサッポロ、黒ラベル。

その星を見ていると、頭の中に色んな時間がフラッシュバックする。
絶望的な連敗の後に博多で決めたダイビングヘッド、
先制された状況からルーキーがボールを持ち、ロングを放った室蘭。
準々決勝で破れた後、絶望せず声を張り上げた丸亀。

黒ラベルを手に取り、会計を済ます。
ソレを手に持って家に向かう途上、思い浮かぶ柳下体制の残り2年。

池内で沸き立つ厚別、三原の小瀬ゴール、ドームの3失点。
フッキをドツいて叫ぶ柳下監督、夜の厚別上里のロングシュート、
柏での絶体絶命を起死回生した相川、フッキ、中山のゴール。
勝ち上がっていく天皇杯。一歩も引かなかったガンバ大阪戦。
Jの覇権の一端を担うクラブに突き刺した、生え抜きの一発。

家に帰り、ムヤムヤした気持ちを少し抱えて非常階段の踊り場に出る。
街の冴えない夜景を眺めながらプルトップを開け、ふと立ち上る香りを感じる。
週の終わりのたび、飛び跳ね、怒鳴り、歓喜し、苦悩して、
そうしてついこの間絶頂の感動を覚えた。その時をまた思い出す。
ビールを飲む。喉に流す。
ここまでの数え切れない絶頂の宴会で、どん底の宴会で、
仲間と飲んだその味が、今また喉を突き通る。

そうだ俺は札幌が好きなんだ。その為に走ってきた。
札幌が好きで、その為に走って、跳んで、叫んで、合間には、飲んで
そうして来た全ての時間をこれを飲む度に思い出す。
自分は一人じゃない。同じ思いを共有する誰か、
決して少なくない誰かが居る限り、自分は潰れない。
何が相手でも、誰が相手でも、自分が札幌を思っている限り、
自分は、潰れない。

札幌を思う全ての人の心に沁みる、サッポロビール。


post by アラブ

00:36

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ロードトゥ徳島

2007年07月14日

凄い台風である。試合をやるかどうかも解らない。
だが二ヶ月前から台風を予測出来る者は居ないだろう。
そう。俺はこの連休に合わせて二ヶ月ぐらい前に飛行機と宿の予約をしたのだ。


行きの予定は以下の通り。

11:20 スカイマークで神戸空港へ
13:30 新神戸から高速バス(明石海峡大橋を渡る)で徳島へ
19:00 鳴門競技場(ポカスタ:笑)で試合
21:08(←!!)鳴門駅から徳島に移動。
~深夜 飲む。


この予定を全うするには、幾つか台風関連でクリアしなければならない事がある。

1:羽田→神戸のスカイマークが欠航にならない事。11:00~
2:試合が開催される事。12:00以降判明
3:高速バスが通る明石海峡大橋が通行止めにならない事。随時更新
4:鳴門→徳島の電車が走る事。鳴門駅で判明

それぞれのリスクは厄介な事に独立して判断され、
しかも時間軸はおのおので連続してはくれない。
つまり、
「神戸空港に行ったが明石海峡大橋が通行止め。でも試合はやりまーす!」
という事もあり得るのだ。凄く厄介。

自分の時間軸に合わせたフローチャートを考えてみよう。
(試合前で興奮して寝れないので)

1:羽田→神戸のスカイマーク
 飛ぶ→2へ
 飛ばない→帰りの飛行機、ホテルをキャンセルして東京で飲む。

2:試合は・・・
 行われる→3へ
 行われない→やはり3へ

3:明石海峡大橋は・・・
 通行可能→高速バスで試合会場へ
 通行不可能の場合→瀬戸大橋が通行可能か確認。
   瀬戸大橋が通行不可能の場合:新幹線で東京へ戻る。飲む。
   瀬戸大橋が通行可能の場合:新神戸から新幹線で岡山へ                       →岡山から快速で高松へ
                →高松から特急で勝端へ
                →勝端から鈍行で鳴門へ。超ギリギリ。

 ・・・明石海峡大橋には是非とも頑張って貰いたい。
 まぁ明石が駄目で瀬戸大橋がオッケーって事は無いと思うが。

4:鳴門駅での電車に・・・・
  間に合い、電車は運行している:徳島泊
  間に合わないor台風で運休:人を募ってタクシーで徳島へ


今回のミソは、台風の進行状況から考えても明石海峡大橋だ。
ここをクリアすれば、多分試合は大丈夫だろう。
まぁ、仮にアレでも2年前のアレに比べれば・・・・・きっと・・・・

うおおお!バモーッス!!


post by アラブ

03:36

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2004年のクソ弱い頃から愛してる

2007年06月24日

2000年の4年ほど前から愛してる
1998年過ぎた頃からもっと恋しくなった
2000年の4年ほどあとでも愛してる
君を知ったその日から 僕の地獄に札幌は絶えない

参照:創聖のアクエリオンOP


以降全文

札幌の始まりの日 厚別のB自由で
赤黒たちの声の、遠い残響ふたりで聞いた

失くした勝ち点 すべて 
愛した選手 すべて
この手で抱きしめて 
今はJ2、彷徨い行くの

答えの潜む 厚別のピッチ
出会わなければ 弱小クラブのサポーターでいられた

不死なる瞬き持つ魂
傷つかないで、梟の羽根

この気持ち知るため 生まれてきた


2000年と02年頃から あ い し て る
2004年過ぎた頃からもっと恋しくなった
2000年と7年あとでも あ い し て る

君を知ったその日から 僕の地獄に赤黒は絶えない



J2が終わる前に 
預金残高(いのち)が終わる前に
「好きです札幌」ほどいて アウエーの勝利抱きしめたいよ

耳澄ませた柳下の記憶
失意にのまれ立ち尽くす四国のスタジアム

甦れ 永遠(とわ)に涸れぬ声(コール)

汚されないで 北の夢
祈り宿しながら生まれてきた

2000年の4年ほど前から愛してる
1998年過ぎた頃からもっと恋しくなった
2000年の4年ほどあとでも愛してる
君を知ったその日から 僕の地獄に札幌は絶えない


ユースが繰り返し大人になって
有望選手が遠くへ行って
見守る僕が、眠れない僕が、いいおじさんになったとしても・・・



札幌の名を歌うために…



1996年と1998年から愛してる
2000年過ぎた頃からもっと恋しくなった
2002年と、2004年あとも愛してる

君を知ったその日から・・・あぁ




2000年の4年前から愛してる
2004年過ぎた頃からもっと恋しくなった
一億と二千年たっても あ い し て る 

君を知ったその日から僕の地獄に札幌は絶えない



マジで今日勝ちましょう。勝たないと、ヤバイ。安全圏など、札幌には無いのだ。
で、愛媛戦。ああいう試合もある。徳島戦。ラッキーですわ。
一週間休みを得る前には、出来る事なら勝って置きたい。
一番やっちゃいけないのが、訳の解らない試合をして、負けたりする事。
今年のサッカーの性質を見るに、自分達の取り組みを否定しない結果が一番いい。
それがもしかしたら見てる側にはフラストレーションになるかも知れないけど、
大人になろうとしてるチームを見る親の気持ち、保護者の気持ちになり
生意気だけど文句が言いにくい。そんなチームになってくれれば・・・・と思う、
童貞マインド丸出しの三十路の夜。


よし、勝とう。その為に力を出し切ろう!


post by アラブ

01:50

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仙台とか西が丘の写真(SXGAサイズだからデカイよ)

2007年04月14日

携帯電話で撮った写真が生きてたっぽいんでここにアップする。
(右クリックして「画像を表示する」を選択したらフルサイズになります)


まずは仙台戦前に行った作並のニッカ宮城峡蒸留所の試飲バー。
ニッカ宮城峡試飲スタンドバー

竹鶴35年、大変美味しゅうございました。この美味さが解らん奴は人生やり直せ。マジで。

仙台試合前
仙台試合前の緊張感あふるる雰囲気。この後みんなバモス。


雨バモス
そうこーこーは我らの西が丘ー!!!! 見せろお前の情熱ー!!!


大丈夫。マジで伝わってた。
そんな写真で一言でした。
いろんないきさつがあっての今年のサッカー。
しょげないで前向きに応援していきましょう。
俺達にアウエーは無い!!!!



post by アラブ

04:11

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サッポロビールの実力:期日前投票に行ってきた

2007年04月07日

今日は期日前投票を済ませてから、HDDレコーダーの容量を開放作業を行う予定で居た。
そんな日本国民としての義務を如何なく当然に果たす俺の模範的日本人の日記。

繰り返し言うが、怠惰から投票しない奴は度し難いアホ

(以下本文)


外に出るとかなり暖かく、それだけで気持ちが解れて行く。昔は寒い札幌が好きだったが、着てるものとジャストフィットな暖かさを思いがけず提供されると、東京の春も悪くないと思ってしまう。

アーバンライフとは間逆な下町を歩き、期日前投票所に到着。サクッと終了。案外若い人がひっきりなしに入って来ていて、案外日本も捨てたもんじゃねぇと思う。
(繰り返しまくるが、投票に行かない奴は何を差し置いても馬鹿。これは普遍の事実)

投票所から帰る途中には商店街がある。
日暮里に行って飲むつもりだったが、どうせなら歩いても変わらないしって事で西日暮里方向に商店街を南下し始める。途中生ビールを飲める場所があればそこで済まそうという算段だ。
が、昼の1時過ぎ。「そこの若いの!生ビール飲んでけよ!」なんていうアウトローな店が健全な商店街にある訳も無く、商店街の切れ間にさしかかる。と、そこにあったのが前から知ってはいたうなぎ屋。

サッポロビールののぼりがあったので、金曜に店飲みしなかったのを言い訳に入ってみる。うなぎ屋なんか初めてだよオイ!とか思っていたら、店内には二組客が居たりしてこの地元の奥深さを思い知らされる。

金はあったが若干ビビりな俺は、ランチサービスのうなぎ定食など注文。
同時にやや逡巡した後言い放つ。「すいません、大生で」
やったった!やったったぞ!俺、昼間に、期日前投票済ませて生ビールはおろか大生。我乍ら最低!つーか最高!俺すげー!

と思っていたら大生中いっちょう」と謎の通し方をされてあっさりスルー。どっちだよ!?給仕のおばさんマジ半端ねぇ!

一杯目
出てきた大生はジョッキまでガッチガチに凍っていて、泡なんか既にジョッキ接触面が凍り始めてるぐらいだった。冷やし過ぎだろ!と嬉しさ半分で突っ込みながら飲む。飲む。止まらない。飲む。飲む。うめぇ!!!!前夜からの脱水状態に初めて含む水分がサッポロビール(しかも激冷え大生!)という喜び!生きてて良かった!あんまり良くもないけどな!!!

そんな訳で出てきたお通し(うなぎ肝?)を頂きながらビールを定食が出てくる前に飲み干してしまう。つーかうめぇよ。昼下がりに飲むビール(生)って何でこんな旨いの?サッポロ大生なんて貴方、去年の平塚フッキ4点相川大塚の仲よし以来ですよええ。アウエーにも色々グルメスポットがあるらしく、仙台でも何かやってくれるらしいが、ハッキリ言おう。2004、2005、2006で60試合のアウエーをこなした俺から言わせて貰えば
アウエー最強グルメは湘南戦平塚駅前の仲よし

閑話休題。
定食到着。素直に食って帰ろうと思ったが、どうしてもうなぎで一杯やりたくなり、ビールを頼む事を決意。おいおい、昼飯で2000円超えていいのかお前!?と自問自答するも、ほぼ即決に等しい速度で俺は注文していた。
「大生ひとつ」
これが世に言う激バモスである。多分。

そこから先はパラダイス。
パラダイス銀河
(↑大生二杯目)
うなぎ!ビール!うなぎ!ひじき!漬物!ビール!ビール!うなぎ!ビール!うなぎ!ビール!ひじき!漬物!ビール!吸い物!うなぎ!吸い物!ビール!(以下全部食うまで続く)
ご馳走様でした。マジうめー。

横目で見ていたNHK大河(泳げない侍を小舟に乗せて浸水させた挙句兵法は詭道也とか言う奴)も終わったんで会計。
ついつい聞いてしまう。
おばちゃん「2400円です」
俺「ずっとサッポロでいらっしゃるんですか?」
おばちゃん「ええ。私が好きなんでね」
俺「サッポロの生やってるんで入ったんですよ」
おばちゃん「あら、嬉しいね。キリンはいいんだけど最初の一杯だけだからさぁ」
俺「アサヒは論外ですしねぇ」
おばちゃん「サントリーは」
二人して『香りだけ』      (二人笑う)

嘘のような本当の話。
愛されるサッポロ
非常によい気分で帰ってきた。やっぱサッポロ最高!
とにかくサッポロはもっと自分の力を信じて営業は本気で売るべきだと思います。
今までいろんな店に行ってるけど、味が好きでと態々言ってくれるのは

「サッポロビールの店だけです」

これは個人的なリサーチに基づくが、ガチなんでそこんとこシクヨロ。
まだ統一地方選の投票日近いのに投票行ってない奴、とっとと行きやがれ。

以上。



post by アラブ(日本国民)

14:11

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