2005年12月27日
ささやき
えいしょう
いのり
ねんじろ!!!
そだ は サイン を しました 。
曽田が契約更改(北海道新聞)2005/12/27 10:44
曽田、複数年契約は断る/3度目の交渉でサイン(北海道日刊)
複数年
断ると曽田が言ったから
今日は我らの SODAN記念日
神を崇めよう。
全てに宿る神に祝福を。
神を崇める我らに祝福を。
男の中の男。安定や保証を良しとせず、只管に己を追い込む。
やったッ! 流石ソダン!
俺たちに出来ない事を平然とやってのけるッ!
そこに痺れる!あこがれるッ!!!
・・・もっとみんな騒ぐべきだと思います。
寧ろ今日という日を国民の休日にすべきだと思います。
そうでもないですか。
そうですか。
2005年12月25日
そうすりゃ赤黒だ。何だったら枯らしても黒くなるかもね。
ペイントイットブラック。とは言え植物に罪は無い。
昨日はアウエーのバスツアーに参加されてる皆さんで忘年会があり、
何かエラく酔っ払った私は
・階段を踏み外して顔面を強打する。
・その際に顔を庇おうとして左手を破壊する。
・他の方に物凄く絡んでしまう。
など、諸々の不始末を演じてしまった次第。
そんな俺にステキなクリスマスイブなど過ごす資格も無く、
軽い頭痛とともに目が覚めた際には
・パンパンに腫れ上がった顔面
・突き指で曲がらない指
・何故か爪が剥れかけていて結構な出血の痕がある右手
などがプレゼントとして与えられていた。畜生。自分で蒔いた種とは言え、畜生。
(大事な帽子をなくしたと思ったが、それは見つける事が出来た)
宵の口に東京にしては寒い中を出かけ、食事がてら今夜の一人パーティの準備。
道を歩けば、コンビニ前で、ケーキ屋の前で、即席サンタが目白押し。
全く人を馬鹿にしてやがる。
女性店員にミニスカサンタの衣装を着せるな!
危うく戦略に釣られるところだったじゃないか!
他の店でケーキとシャンパン(スパークリングワインと言わないと間違いか)を購入。
(最近サッポロに対して酷い扱いをしてきたので、
申し訳なく思いサッポロが輸入元の奴を買った。
だがサッポロオヒサルを検索しても銘柄がヒットしなかった。
何か損した気持ちだ。)
そんな訳で曽田選手の写真や、
直筆(と言ってもよいものか)のポストカードを見ながら
今年を思い出しつつのクリスマスエンジョイの宴である。
来年の今頃は「やべーよ!準決勝のチケット取れねぇよwwwwうぇwww」
などと言っていたいものである。
2005年12月21日
うおおおおーーー!
関きやがった!すげぇ!
結構いいと思ってただけにうおおおおーーー!!
夢が拡がる!希望が湧く!
はぁぁああああーーーーー!!
うおおおおーーーー!
桑原、桑原がぁーーーーっ!!!18番!18番んんーーーっ!!!!
もう確定気味とは聞いていたが、いざ水戸と決まるとアレだぜ!
でもアレかな?関が来たから尚更水戸なのかな!!!
ともかくうおおおーーー!嬉しくも寂しい、そんな気持ちだーーーっ!!!
18番受難を断ち切るのは誰ダァーーーッ!!!!
そしてそしてそして
きったぁーーーー!!!!!来たぜキタぜキクぜぇ(加納某)ーーーっ!!!
西谷完全これキタおいよぉーーーー!!!!
ぶっちゃけ砂川の好調は西谷に拠る所がでかかったし、
俺の見た目では西谷と砂川が居ればそんな簡単にはボールが取られないから
寧ろDFも安定するんだぜぇぇえーーーー!!!!
つー事は中盤の骨っつーか札幌のサッカーを支える為には
西谷が(現状であれば)必要不可欠で
彼が居なくなったらイチから攻撃を作り直す必要があったが故に
こいつはマジで嬉しいぜぇぇえーーーーー!!!
職場で12net(絶賛入会受付中。尚、俺個人の入会初日メールは藤ヶ谷G大阪完全移籍だった)
のメール見た瞬間、後半44分逆転ゴール並みに豪快なガッツポーズをしてしまったのは内緒だ。
2005年12月16日
こんな僕にもJリーグバトンが回ってきました。ありがとうございます。
面映いですが、少ない過去を振り返りつつ書いてみます。
○Jリーグのどこのクラブのサポーターですか?
カンサドゥゥゥゥルレェ サポールロロォォォゥゥゥウウ
○ライバルだと思っているJリーグのクラブはどこですか?
モンテディオ山形(阿部祐大郎が曽田っぽい。大塚は明らかに曽田を意識している)
○自分がサポーターしているクラブ以外で、好きなJリーグのクラブはどこですか?
横浜FC(J28が面白かった。特に菅野)
清水 (J28が面白かった。特に平松と池田←既に移籍)
神戸 (J28が面白かった。特に土屋←既に移籍)
他のクラブは下らんかったので今年に期待。
特にヴェルディ。性根入れ替えてネタ仕込んで来い!そんなだから降k(ry
京都の平井は今年もNSX自慢して欲しい。30分ぐらい。
○このクラブのサポーターの応援は凄いと思うクラブは?
大分(2004年の天皇杯で、バッチリ揃った選手紹介にカルチャーショックを受けた)
・・・浦和とか言ってみたいが、和波がエメに引き摺り倒されて50m独走ゴールされた奴しか見た事無い。
○1番大好きなJリーガーは?
・・・ちょ、ばっ、おまっ、そんな恥ずかしい事言えっかよ!・・・・ったく!
・・・曽田さん(赤面)
○思い出深いJリーグの試合は?
去年の春の宮の沢サテライト(vs山瀬弟)
曽田がキャプテンリベロで出場。
3バックに上田を従え、微妙なコミュニケーション不足を露呈しつつも新居の2ゴールで圧勝。
今年の夏の山形(vs局地的記録的豪雨雷雨冠水4km)
自然って怖い。
○Jリーグの良いところは?
微妙に身近で、それで居て急に世界に広がるような可能性も秘めたフワフワしたところ。
あと安全。自分のような人間も怪我をしないで遠征から帰ってこられる。
○Jリーグの悪い所と改善してほしいところは?
審判。
間違うのはいい。許す。許せんけど。
でも一番ムカつくのは審判協会みたいのが馬鹿コメントを出したりして
糞な審判を過剰に擁護する事。
この体制がある限り、正直よくはならんよなーと思う。家元shin(ry
あと年俸。夢とまでは言わんけど、
5年もやればそれなりに暫くは暮らせる金を手に入れられるような
そんな規模になって欲しい。(これは儚い夢でいいと思う)
○自分が応援しているJリーグのクラブに熱い一言を!!
「あーかーとくーろーのーほーこりをっ!」
○次にバトンを回す人を5人以内指名してください。
僕の落としたバトン、誰か拾って下さい。
2005年12月16日
Q.
曽田雄志(DF)が毎年毎年契約更改が遅くてイライラします。
そんなにゴネるなら移籍しやがれと思いますが、どうしたら良いでしょうか?
(30代:札幌市会社員)
A.
当然の主張をしているだけです。
本来的に労働者は誰もが就労形態によらず
雇用契約の内容を労使間で協議出来るものですが、
揉め事が嫌いで和をもって貴しとする日本においては、
その権利はほぼ有名無実化していると言っていい状況です。
俺もそうです。ボーナス査定でゴネたけど通りませんでした。畜生。
さて、我らが曽田雄志ですが
自らがヒールとなる危険性をも省みずに、いや寧ろ進んで、
所謂「銭闘」(当然の権利を貶める、下品極まる言葉だ)をしているのでございます。
それは何故か?自分と、札幌の未来の為です。
札幌は弱いから。
札幌はお金が無いから。
無い袖は振れないから。
無駄な金は一銭も無いから。
ゴネてないで空気読めよ。
俺らと貧しさに耐えながらやっていこうぜ。
何?また保留?ふざけるな!
てめぇこの野郎移籍しろ!
年俸1000万以上の選手なんか願い下げだ!
・・・お察しします。随分と辛い目に遭って来たんですね。
でも、それを言っていてはいつまで経ってもチームは弱いままです。
育っては引き抜かれ、育っては引き抜かれの繰り返しです。
賽の河原で鬼に蹴られる為に石を積み上げるなんて、虚しいだけだとは思いませんか?
「レベルの高いところでやりたい」
「ぶっちゃけこんな給料ありえない」
「リセット」
もうこんな台詞見たくないし聞きたくも無い(一部ウソ)
札幌でやっていたい。札幌を強くしたい。札幌と勝って行きたい。札幌で、勝ちたい。
そう言って貰えて、言わせる事が出来て、そこに過剰な我慢を要求しない。
そんなクラブになっていかないといけないんじゃないでしょうか?
そこまでじゃなくてもいい。でも、せめて選手が
「札幌に居て、いいプレイをしていればサッカー選手として生活が出来る!」
と思えるぐらいの年俸はあげるべきではないでしょうか?
(まぁ流石に去年の成績じゃ言えませんが・・・・)
夢を与えられる金額を!とまでは言いませんが、
寒さを凌ぐ家と、おなかを膨らませるご飯。
この両者ぐらいは不自由させたくないものです。せめて現役のうちは。
そんなのを望む事は果たしていけない事なのでしょうか?
誰もが契約内容を吟味せず、盲目的にフロントから提示された書類にハンコを押せばいい。
それで本当にプロだと言えるんでしょうか?
選手も、そしてフロントも。
(28歳:荒川区会社員)
(あ、あと多分日刊と曽田選手はある意味わざとやってる。敢えてヒールぶってる。そんな気がする。)
2005年12月12日
ツンデレだ眼鏡っ子だと五月蝿い昨今。いかがお過ごしでしょうか?
「萌え」などと言う恥ずかしい言葉が臆面も無く
現代用語の基礎知識だったかに登録されているそんなカオスな状況。
なんとかこういう恥ずかしい言葉を一般化させない法律は出来ないものか?
ネットは飽くまでもマジョリティではなく、マイノリティであって欲しいと思う次第。
閑話休題。
さて、我らがコンサドーレ札幌と言えばなんだろうか?
白い恋人?JAL?☆SAPPORO?
この辺はまぁ、チームの為に色々してくれてるところだから異論は無い。
ニトリ?最高だね。ツルハ?どうだっけ?俺は好きだけど。
ともかくもみんな纏まって頑張っていこう。連帯しよう。学生諸君!立ち上がれ!オー!
最近は学生運動も全く迫力を欠き、こんなこって良いのかと言いたかったが
いざこざは嫌いなので言う訳も無い。そんな学生生活。
思い出話はここまでとして、本題。
コンサドーレと言えば札幌、ひいては北海道なのである。
チームの名前は北海道ではなく札幌だが、チームの見ている方向は明らかに北海道であろう。
そんな「北海道」に縁があると勝手に考えている一人の漢(おとこ)について今回は語りたい。
その対象は、冨樫明生。
富樫明生
この名前を聞いて、彼方の心には何が浮かんだだろうか?
HUNTER×HUNTER? てんで性悪キューピッド? レベルE? 全くもって違う。
そんな野郎と一緒にしてもらっては困る。(奴は奴で凄いが)
彼は一世を風靡したm.c.A・Tのプロデューサであり、DA PUMPのプロデューサその人である。
彼は現在から遡る事実に10年、Bomb a Headやらファンキー・ガッツマン!やらで
「ラップ=早口言葉」という誤認識を植えつけつつ、微妙なスマッシュヒットをかっ飛ばし
且つ御多分漏れずシーンから総スカンを食らった愛すべき御仁である。
まず何が凄いかと言って、一切韻を踏んでない。否、踏もうとすらしていない。
その潔さたるや笑点で言えば馬面ネタを言うときの小遊三並みである。
本来であれば韻を踏まないラップなど存在し得ないものなのだが、そこを完全無視。
まさに男の中の男としか言いようの無い方である。
まぁそんなカッコいい、否、よすぎる明生兄貴であるのだが、
彼は実に10年前、現在を風靡しているツンデレ眼鏡っ子について
一曲丸々費やして歌い尽くしていたのである。
(時代を先取りし過ぎてて、今聴いてこそ
「アニキ、それ萌え!萌え~~~!!」などと悶絶出来るのだが、
それはまた別の話)
その妄想炸裂曲の名はItchy,Itchy(Fight4daFuture収録)と言うのであるが、
いい加減疲れたのでその件に関してはいつかまた書こうと思う。
※
もし購入したい奇特な人が居るならば、安売り価格分の価値はあるアルバムなので
是非ともゲットして頂きたい(ユーズド品の値段に要注目)。
同一の中古業者からの纏め買いがお勧めです。
2005年12月10日
世間では入れ替え戦で大盛り上がり。天皇杯?ああ、そんなのあったね。
スカパー観戦してて思ったが、余りの柏の崩壊ぶりに切なくなった。
これ以上言うべき事も無いと思う。あと甲府は凄かった。
尚、タイトルはサッポロが柏のスポンサーをしてる事とは関係無いので悪しからず。
さて、近所のセブンイレブンで衝撃の「酎ハイ系陳列棚からの降格」を喫した
我らがサッポロ、ザ・フルーツスパークリングであるが、
これはやはりこの店舗にのみ言える話ではなかった。
私の行動半径におけるサッポロの崩壊は既に始まっていたのだ。
昨日、仕事でお台場はテレコムセンターに足を運んだ私。
そこにはampm(東京ガスと業務提携しているATMの無いコンビニ)がある。
実際仕事する人しか居ないビルではあるんだが、申し訳程度に一つの酒陳列棚がある。
こいつを見てくれ。こいつをどう思う?
・・・・黒ラベルは?
先日のショック(フルーツスパークリング降格)はまぁ我慢しよう。
言ってみれば他のカテゴリ(U-12など)で全国いけなかったようなものだ。
だが、ビールでサッポロが無いっつーのはどういうことだ?(生絞りはあるけど、違うと思う)
・・・・畜生、畜生・・・畜生ぉぉぉおおおお!!!!虐げられたサッポロを見てると諸々こみ上げてきたぁぁあああ!!!
「あーかーとくーろーのーほーこりをっ!」
・・・何とか平静を取り戻せた俺は、「まぁ仕事するところで争ってもねぇ」と自分を納得させてその場を後にした。
さて、仕事を終えた帰途においては話は別である。もう飲みたくて仕方ない。
寒空の下を歩きながら、酒を購入しようと昨日とは別の同系列コンビニに立ち寄った。
この店は酒の販売枠も多く、客層もまだ若いにーちゃんやらが多いそんな店である。
ここならオサレ感とフルーティな味わいで若い客層にバカ受けのフルーツスパークリングがあるに違いない。そうに決まってる。そうに決まった!
勝負ッ!!!!
・・・目を疑った。
マジで無いじゃん。バカか?何やってんだ!?こらサッポロ!
この店舗は3つの棚で酒を扱っており、ビール、発泡酒(その他雑酒含む)、酎ハイその他と分けられているんだが
発泡酒系の棚に、生絞りは無かった。(写真省略)
確かに醸造技術は凄いし、物凄くバランスの取れたビールを造っている。マジ美味い。
サントリーやらアサヒやらの糞ビールなんかとは比べ物にもならない。マジ最強。
カテゴリは違うが、リボンシトロンなんかは最高に美味く
そのきめ細かい泡を求めて、幼少の俺は家の隣の自販機を避け、数百メートル離れた自販機まで走ったものだった。
品質、実力のサッポロ。俺達のサッポロ。ナポリンは正直どうかと思うが。ともかくサッポロ。
しかし事ここに至って、俺は思った。
お前ら商品のクオリティに胡坐をかいて、営業努力してねぇんじゃねぇかと。
「ウチの商品はかなりイケてる。本物を客は解ってくれる」
そんな風に思ってんじゃねぇかと。
馬鹿野郎!甘い事言ってんじゃねぇ!確かにそんな職人気質嫌いじゃねぇけどよ!
営業力不足からアサヒに取り込まれちまったニッカはどうなるんだよ!
あそこなんかマジで半端無いクオリティの酒を造っているのに、
営業力の無さから(というだけでは無いが)アサヒに統合されちゃったんだよ!
(だがニッカは好きだ。美味いから。でもアサヒビールは嫌いだ。不味いから)
さんざっぱらエキサイトしてしまい、恥ずかしい限りではあるが
もうちょっとサッポロには頑張って欲しい。
コンサドーレをサポートしてくれている恩と、その味が好きで
鹿児島遠征した際も、コンビニと酒屋を6件回って黒ラベルを買うような
そんな酔狂な奴だっているのだから。
サッポロ 俺達のサッポロ ともに戦おう シェア1位を掴もう ☆SAPPORO !
他にもm.c.A・Tとツンデレ眼鏡っ娘に関する事とか
色々書きたい事はあったのだが、疲れたので筆をおく事とする。
2005年12月09日
今日も仕事を終え家路に就いた。
時間も遅かったので酒でも飲みながら帰ろうと思い、近所のセブンイレブンへ。
ビールを飲む気分でも無かったので、例の如くサッポロ ザ・フルーツスパークリングを探した。
が、あるべき場所にそれがなかった。
確かにサッポロ製品は俺の知る限りコンビニにおいては
他社製品に押され気味な陳列を余儀なくされているんだが、
ついこないだまでは、それでも奴は頑張っていたのだ。
東京の片隅荒川区のセブンイレブン。客の9割はスウェット着たオッサン。
そんな完全アウエーとも言える店の酎ハイ(なんとまぁ、下品な響きか)系缶飲料売り場の片隅で、
氷結がどうこうとか、-196℃やら何やらの圧力に耐えながら、
ラインナップ3種の内、実に2種類を失いながらも(りんごしか残ってない)
それでも何とか「果汁そのまま発酵」の意地、醸造技術のサッポロの意地を見せていた。
だが、無い。いくら探しても奴(りんご)は居ない。
全てを悟った俺は、荒川区の局地戦において不甲斐なく敗戦したサッポロを叱咤する意味も込め
敢えてとれたてホップ一番搾りを買った。
・・・期間限定だしな。
208円です。
・・・袋、いいです。
サッポロの為、愛の鞭の為、心を鬼にして別会社の商品を買う。
そう、これは俺にとってのブーイング。甘えるな売り捌けというメッセージ。
バモサッポロ売ろうぜ 醸造する限り
自らの技術信じ 味に磨きかけて売り抜け
手先が荒れる乾燥した寒空で、プルトップを開け、流し込む。くっ、微妙に美味い!
涙ながらに飲んだそれは、ちょっと青臭い味がした。
おわり
2005年12月05日
いつもは濁っている東京の空も、
冬の乾燥した日にあっては思った以上に眩しく、青い。
聞けば今朝は富士山がよく見えたそうだ。
しかし、意図せざる結果として通勤ラッシュを避ける事となった時間帯に、
自宅周りをようやく歩き出したような俺には、
富士山の見える場所まで行き、遠くを見る余裕も無かった。実に勿体無い。
駅までの道を、上司の小言と自分の言い訳と、今日一日自分が取るべき態度をシミュレートしつつ歩く。
ふと見ると、裏道の傍らに犬が一匹力なく立っていた。
すぐ横は小学校。グラウンドは町の中だけに物凄く狭い。
明日の苦労など無いだろう。いや、あるべきじゃない。
グラウンドでクラスの友達と鬼ごっこかなんかしてるのが楽しくて楽しくて。
というような声が聞こえてくる。
そこから壁を一個隔てた薄暗い道で、その犬は尻尾を股に巻き込んだまま、ただ佇み、動かなかった。
よくよく見れば、首輪が付いている。でも鎖は無い。
腹の周りは見たことも無いくらい切れ上がり、もうろくに飯も食ってない事が解る。
一瞬コンビニでなんか買ってきて、こいつにやろうかと考えた。
きっとガツガツ食べるだろう。きっと体力が回復し、前を向いて歩き出すだろう。
大体いかな犬とは言え、この寒さにこの痩せ具合では或いは今夜辺りもしかするかも知れない。
でも犬がついて来たらどうしよう。アパートは犬禁止だし。それ以前に千代田線が犬禁止だよな。
まいったな。ついて来ても飼えないし飼うつもりも無いぞ。
結局何もせずに電車に乗った。
申し訳ないと自分勝手に思ったが、情が移るとも言うので考えるのをやめた。
・・・・・
仕事が終われば当然帰る。
通勤通学バス電車タクシー自家用どんな状況であれ、東京の交通網には異常に人が多い。
それだけ人が居て、ようやく交通機関に黒字が出てると思うとなんだかなぁと思う。
これは個人的で勝手な印象だが、地下鉄に乗っている人の顔はみな一様に険しい。
山手線やらなんやらだとそれ程でも無い(特に新橋駅なんか凄い)んだが、
そう言った場所を歩いていたり、また地下鉄に乗ったりしていると、
こっちまで憂鬱な気分になる。
かと言って無理にニコニコしていると、
それはそれで周囲から浮いてしまい妙な視線を感じる事になる訳で、
全くもって狂った街だと思う次第である。
昼休みに同僚に「遅刻する理由?俺満員電車嫌いだから(卑屈笑)」
と冗談混じりに言ったら本気で呆れられた。
また一人友人を失った気がしたが、気のせいだと思いたい。
何せ俺の友人など、本来であればWWFが本気で保護すべき存在なのだから。
ともかくも、今日も夜も遅く気だるさと憂鬱に塗れて最寄の駅へ。
トボトボと歩く家までの15分。
空は夜なのに雲が見える流石東京。嫌になる。
放浪犬の事は、今これを書きながら思い出した。
目の前の事を一つ一つ片付ける。上役に仕事を急かされて嫌な気分になり、渋々渋々またこなす。
そんな終わらない日常に潤いと喜怒哀楽を与えてくれるシーズンが終わってしまった。
こんなに寂しい事は無い。
2005年12月04日
遠征の朝は早い。
モノレールの始発は5時丁度なんだが、二週間で4回も乗る事になるとは思わなんだ。
薄暗いというか、真っ暗な窓の外を見ながら羽田空港へ。
搭乗待合室からの景色も真っ暗だ。案内を見れば、札幌は-4℃。ふむ。
「これは、何かの暗示だな・・・・
最終節、ドーム、となればこの4という数字が表すものはただ一つ・・・
ククク・・・・これが圧倒的勝ち組って奴か・・・・」
(などと思っていたんだが、何の暗示だったかは試合開始後1分で判明した。畜生)
ともかく、札幌には例によって8時に到着。
例によってANAの到着ロビーまで歩いて、例によってローソンでクラシックを買い、
例によって8時27分発のドーム行きのバスに乗る。朝日がまぶしい。
とても客の少ないバスであるが、これに乗れば9時20分にはドームに着く事が出来る。マジでお勧め。
試合は目を覆いたくなる失点と、
相変わらずのキレキレ清野の得点と、
後の無いデルリスの気持ちが入った攻撃に
草津のシンプルで力強い攻め、
石井の執拗な1vs1リトライ&ゴール。
三原の「曲がりすぎ、且つ落ちる」FKの復活と
見所は満載だった。(見所満載なのと、強さは連動しないのが悲しいが)
ゴール裏については・・・・まぁなんと言うか、もう何とも言えん。難しい問題だ。
試合後のサンクスウォーク。
三原は「I love 12」「ありがとう10」と手書きされたシャツを着ていた。
そんな三原と、来期からは違うチーム。寂しいは寂しい。
でもプレイヤーとしての三原は終わっていない事が今日解った。だから頑張れ。
次はビジョンに映る野田とヤンツー。
何か決心しているような、自分を納得させているような、そんな堅い表情の野田と、
そちらに歩いていき、何事かを話し、野田の背中を叩くヤンツー。
きっとこういう人の下で過ごした1年は替え難い財産だろう。幸多かれ。
あと池内に曽田に西澤。
記憶に間違いが無ければこの親バカ3トップのお子さん披露が一番ほのぼのした。
青君を抱っこしながら、「ほら、カメラですよ~」的にカメラを指差す曽田。
全く堪らないぜ・・・・!
とにかく今年も終了。
来年は今年よりギリギリの気持ちで臨まないといけない。
選手もチームもフロントも大丈夫だろう。奴らはプロだ。
でも、サポーターは今のままじゃいけない。
最後に後押しできるサポーターが、プレーに揺さぶられているようではいかんのだ。
強がりでいい。根拠なんか無くてもいい。ただ95分テンション限界にしてればいい。
それだけでいいんだけど、やっぱり出来ないものなのか?
悩みは、尽きない。
さて試合の後は当然のように飲む。飲む。飲む。
色んな方と話をし、浴びるほどのアルコールを胃に叩き込む。
本当に色んな人が居る。色んな話がある。それが、楽しい。
夏の札幌なら空が白む時間まで飲んで、ホテルに戻る。爆睡。
ホテルから駅までは結構遠く、タクシーを使った。
タクシーの運転手さんは審判資格も持ってるようなガチのサポーターで、
三原は次のチームでやれる。それだけ回復してる。などと一頻り盛り上がった。
まさかこんな熱いタクシーに当たるとは。俺、ラッキー。
エアポートからの眺めは、まるでスターギター。
目の前を色々なリズムで通り過ぎる柱、家、木々。
無限遠を中心に回転する景色。二日酔いの頭にジャストフィット。
遠くには白くなった山が見える。
あれ、何て山なんだろうか。6年も居たのに地理に弱い俺だ。
空港から飛行機に乗って帰宅。
もう今年は行かないと思うと、ちょっと寂しい。
試合もその後も凄く楽しく、それ故に今年が終わった事が切ない。そんな遠征だった。
・・・・まったく全く楽しい遠征であった。
お土産は例のアレと、昨日からの胃痛。明日からは仕事。
来年の為にまた貯め込めていこう。俺達のRoad to J1は既に始まっている!
2005年12月03日
不安と歓喜で幕を開けた2005年も、あと一試合で終わり。
「俺達の札幌」で幕を開けるかと思ったところに「あーかーとくーろーのほーこりをっ!」をかけられて
かなりずっこけ気味に開幕したのが何年も前のようだ。
(今となってはいい思い出・・・・な訳あるかい!
でもあの曲はある意味フェイバリッツにまで上り詰めた)
札幌のゴール裏に入るようになってまだ2年足らず。
自分が出来る事はとても限られているが、
それでもやっぱりチームをサポートしたい。
戦力外の話題には、今はまだ耳を貸したく無い。
そんなもんはシーズンが終わってからやってくれ。
今年は結局昇格出来なかった。
「それでもよくやったよね」
なんて、思っててもいいけど(正直、思ってる)言っちゃいけないんだ。多分。
確かに去年は最下位だ。それはそれ、これはこれ。
俺達はJ2で6位のチーム。
これが今のコンサドーレ。ハッキリ言って、弱い。
昇格する為には強くならなきゃいけない。
強くなる為には、変わらなきゃいけない。
強くなる為には、このチームですら出れない選手に何らかの手を下さなきゃいけない。
強くなる為には、新しい血を入れてサラサラ血で行かなきゃいけない。
強くなる為には、時として残酷をしなきゃいけない。
強くなる為には、新陳代謝をしなくちゃいけない。
強くなる為には、メランコリックじゃいられない。
色々思うところはある。
センチメンタルに浸りたい時だって当然ある。
でも目の前に敵が居る。
敵を破れば、建前の目標に手が届く。(可能性が出来る。)
本音の目標に届かなかった今、
今年を懐かしんでる場合じゃない。
前を向いて歩いていこう。
目の前の敵をのしていこう。
札幌が進む道は、険しい戦いの道なのだ。
J1に昇格するという事は、他のチームに涙を流させると言う事だ。
優しさは、戦いの合間に見せればいい。
たとえ相手が最下位でも
たとえ戦力外通告された選手がいようとも
目の前の敵を倒す為に、選手を後押しする。それがサポーターの仕事だ。
札幌ドームを揺らそう。
精一杯の声と、拍手と、動きで。
草津に「もう敵わない」と思わせよう。
圧倒的な攻撃と、声援と、得点差で。
それが、明日やる事だ。負けたらどうする?
やる前に負けること考える馬鹿いるかよ!
行くぞ札幌!草津にはスマンが、今年の憂さを全て晴らさせてもらう!!!
2005年12月02日
チキンペッカーには、何度も足を運んだ。
麺屋三四郎にも行った、モエレ沼公園にも行った、イサム・ノグチ展にまで、行った。
2002年11月30日伝説の日、
見に行かなかった己の不明を呪って、泣いた。
2005年5月4日曽田の曽田による曽田の為の試合の日、
CSも入らない北陸の実家で12netのメールを見ながらもっと泣いた。
初詣は、DFラインの安定と勝利昇格を祈願する。
財布に曽田ウィズユーカード(未使用)が入っている。
ニットマフラーに曽田の顔が描いてある。
4番ユニを着た札幌サポーターを見ると「よっしゃ」と思う。
シースペースに500円募金しに行った。
代表しか見ない上司に「誰なの、曽田って?」などと聞かれる。熱っぽく解説してやった。
CS放送に加入した。
勝った日は曽田が良かったと喚き散らしながらニコニコ歩く。
負けた日は曽田は悪くなかったと独り言を呟きながらトボトボ歩く。
人からの信頼を3つは壊した。
試合の翌日、曽田が良かったんだよとか、
曽田は良かったけど残念だったんだよとか一人で言っている。
http://sodanbros.cocolog-nifty.com/ というURLについ反応する。
アレキサンダー・マックイーンのデザインに反応する。
メガドライブのゲームはアレしかやらない。
好きな日系アメリカ人彫刻家(他かなり多彩な芸術家)を聞かれたら必ず彼にする。
宝くじが当たったら半分は加賀の完全移籍用資金として寄付する(マジで)。
バスツアーの時、一人で4番レプリカを着て山手線に乗る。
曽田が、日本代表になればいいなと誰も聞いてなくてもしつこく言っている。
なって当たり前、と思っている。
ゴール裏で友達が出来たらいいな・・・
ゴール裏で出会った人と結婚出来ればいいな・・・・
スタジアムでは、よく通る曽田ァァァアアァァァア!!!!!で知られている。
泥酔して裸になったことを知られている。
空気が読めないヤジでリアルに〆られかけている。
月曜日は声が枯れている。
勝った試合のビデオは実況に曽田が褒められたシーンを5回は見る。
負けた試合は曽田がハイボールを弾き返したシーンだけ見る。
見ないことは無い。
メモ帳に「こんなソダンはイヤだ」用のネタを記入している。
インターネットで複数の名前を使い曽田を擁護する。
仕事の途中で、不易流行を頻繁に覗く。
出張は、ホーム遠征にあわせようとするんだが、
そもそも北海道支社が無いので社長に札幌支社を作るよう懇願している。
いろんな衣類に曽田のサインが書いてある。
すべてのスケジュールは曽田を中心に決める。
そしてふと考える。
北海道の人みんながこんな気持ちになって、こんな生活をしてくれたらちょっと怖いなと。
さて今日も、ソーダを飲みながら私は思う。
私にはこんなに夢中になれるチームがある。
心から応援できる曽田選手がいる。
私は、シアワセだ。
がんばれ、コンサドーレ札幌。
勝つぞ、コンサドーレ札幌。
曽田雄志が、ついてるぞ。
11人の男たちに乾杯。
12番目の俺たちに乾杯。
曽田雄志に、乾杯。
※このエントリは、サポーター特定個人とは決して関係ありません。
プロフィール
厚別在住35歳。 よく食べ適当に働きやたら寝る #####FORZA4SODAN##### いつでもどこでもいつまでも 全 身 全 霊 全 力 で 札幌と曽田雄志を応援します。 曽田さんは引退したけれど、 だからこそ彼の愛する札幌を 全身全霊全力で応援し続けます この度札幌に引っ越しました。
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