粘る奴ら:第二節水戸ホーリーホック戦

2006年03月20日

今さらではあるが水戸の反省。

水戸=納豆。
「=」で結ばれると言う事は、水戸と納豆は同じと言う事。
敵を知り、己を知れば百戦危うからずとも言う。
俺達は納豆を知らなければならなかった。

・納豆について考える。
納豆について本気出して考えてみた。(その調査結果) 
納豆を食う時は、タレや醤油をかける前に
良くかき混ぜて白い糸で全体を包まなければいけないらしい。
なんやら旨味成分とかが増すそうで。
(美味しんぼ27巻「本当のご馳走」参照)

よくかき混ぜた時に出てくるネバネバな糸が納豆(=水戸)の美味しさの秘密なのだ。
実際醤油かける前に引っ掻き回すと、ビックリするほどネバネバになる。
いや、ネバネバと言うより、ガッチリしてくる。箸とか折れそうだし。
(醤油なんかを先にかけてしまうと、この白い糸はあんまり出てこない)
「納豆(=水戸)が本気出すのは醤油かける前にかき混ぜた時」
・・・大分答えっぽい事が見えてきた。

翻って考えよう。水戸(=納豆)の良さとは何か?それは粘りだ。
攻撃時すら自陣に7人とか残すあのやる気の無さは、
納豆で言うところの糸。グルタミン酸。旨味であり、粘りだったのだ。

・試合を思い出してみよう
第二節、札幌は水戸陣内で面白いようにプレーしていた。
只管にパスを回し、こぼれ球を奪い、パスを回した。つまり引っ掻き回した。
(何か知らんがシュートはしなかった。全くふざけやがって
前半戦が押しまくりの0-0で終わった段階で、
色々思い出して嫌な予感がした人は多かったと思う。
そう。これは水戸(=納豆)の旨さを引き出してしまう最悪の行為だったのだ!

ΩΩΩ Ω <ナ、ナンダッテー

フッキ清野砂川芳賀関大塚智樹加賀和波。
これだけの人数をかけてかき混ぜてしまっては、相手の糸はネバネバとするに決まっている。
「あ、全然攻められない。よし。守ってカウンターじゃなくて
 偶然得られるであろうセットプレーだけ狙おう」
水戸はこれぐらいの事を開始2分段階で平気で決意するようなクラブなのだ。
(参考:ひひだ氏のブログにおける水戸エントリ1水戸エントリ2
結果、札幌は攻め疲れてしまい、(手で回せば解るが、粘った納豆を混ぜるのはかなり疲れる)
水戸にワンチャンスを決められてしまった。

内容的には良かったと言う声もあるが、ありゃ何のことは無い。
「持っていた」んじゃなくて、「持たされていただけ」だと言う事だろう。
水戸唯一の勝ちパターンに自ら嵌ってしまった。

「これは駆け引きなのだよ。札幌は我々のデルリスを強奪し解雇した・・・
 彼らはその報いを受けるのだよ・・・CK発射!!」(CV:塩沢兼人)

・結論
水戸に足元掬われるのは各シーズン一回は仕方ない事だ。
次回以降は粘りを出す前に醤油をジャバジャバかけるような、
外道なサッカーを展開する事を期待する。

 水戸戦余談
 フッキに関しては、二節で駄目なところがハッキリしてよかったと思う。
 開幕鳥栖戦でも「無理に仕掛ける→勝手に潰れる→両手広げて怒る」
 のフッキコンボは幾度と無くやっていた。
 あの駄目部分が無くなれば、相当な武器になる。
 フッキはJ2に対する認識を改めないといけない。
 「J2はサッカーリーグじゃねぇ!削リーグだ!」

札幌の夜は更ける



post by アラブの旅人

01:17

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