盾盾(じゅんじゅん):第9節水戸戦

2007年04月22日

矛マジ最強!どんな盾でも貫きまくり!つよい!」
 盾もマジで最強!どんな矛でも防ぎまくり!つよい!」


「でもその矛で盾を衝いたとしたら・・・・?」


「!? さっきの売り文句がどっちか否定される! ふしぎ!!」


「ですよねー」           (以上、下品なコピペネタの改変でした)
 
 


ご存知の通り今年のサッカーは
「相手が攻めて来たら絡め取って、相手の上がったスペースにパスを出し、
 そこから相手のフォローをいなしつつゴールを掠め取る三浦謹製エロ触手サッカー」
な訳ですが、これをずーっとやってたのが水戸。

「自前で矛を磨き上げる!盾についてはまぁ死ぬ気で走れ」
だった札幌は過去3年間、同じく触手的サッカーしか出来なかった水戸に苦杯を舐めさせられ続けておりました。水戸バスツアーの帰りは基本ダンマリというのはこの頃からの伝統だったと勝手に思っております。

で、今年。どうやら水戸もブレイクスルーを計りたかったらしく、
「サポーターに宗教的とまで言える我慢を要求し、多大な勝点を周囲にばら撒く事で、サポーターに夢と現実を同時に見せる残酷だが美しい、金が無いとやっぱり成立はしなそうな攻撃サッカー」を指向したそうである。まぁ頑張れ。

なのでタイトルのように盾盾とはならず、矛盾(但し矛強度<盾強度)だったが、とにかく試合が始り、札幌が勝った。

見所は案外少なく、水戸が縦ポンじゃないとか、恩氏はやっぱり恩氏(タッチを出たボールが見えずスルー)だったとか、曽田が神であり続けるとか、前半終りのボールが宙をただ行き交う糞サッカーだったとか、中山ゴールとか、それぐらい。

とにかく勢いづかなきゃいけないところで必ず(9割方以上の確率で)コケるのが伝統と言えそうな札幌が、まさか厳しいアウエー(事実上)三連戦で一勝二分で乗り切るとは、幸せ過ぎてどうしていいか解らないというのが素直な感想。

特に伝えたい事も無く、だらしない記事で恐縮だが
水戸相手にガチで盾を全面に出したあたりは、
「お前ら本気だな」と思った水戸戦でした。



で、東京戦なんだけども、
赤黒で埋めるキャンペーンに、前売りの好調、
更にはフッキは封じる的報道の数々にベルディ側のラモス続投・・・・

・・・・・ハッキリ言って亀田と試合する外国人ボクサー以上に確実に負けると言ってもおかしくない状況である。でも今年はそんな負けフラグが立ちまくりだからと言って負けるわけにはいかない。そういう年なのだ。
ワンナウツ(序盤は名作)でもあったように、
「リーグ戦は傷付いた犬を棒でつついて水に沈めるようなもん」だと思う。
ここで浮かび上がれない程徹底的にラモスと愉快な仲間達を叩きのめして
昨年の終りから転向した「悪役」としてのコンサドーレを見せて欲しい。

清く正しく美しいサッカーは表面上捨てた!
今年はどんなに汚いと言われても絶対に勝つ。
そんなサッカーをやる。そう決めた。決まったし、やってる。
どんなサッカーでも俺は目を背けない!汚物を食べてでも生き延びて、J1に行くのだ。
その為の供物となってくれ。1969。あと最低外道と言うべきフッキ。お前はマジで・・・

西澤さんの余りに素敵なプロフェッショナリズムと
フッキのボディブローwith赤紙が炸裂する事を祈りつつ、以上。


post by アラブ

02:29

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