天皇杯５回戦
コンサドーレ札幌　2-2　アルビレックス新潟
　　　　　　ＰＫ　8-7
砂川×2

まだ、頭の中が整理できていないです。
何だか、夢の中にいるみたいで･･･。
あの時、あの場所にいられたことが、本当に嬉しい。
そして、最後まで声を張れた自分も含めたサポーター、そしてそれに答えてくれた選手達を、本当に誇りに思います。
コンサポで、本当に良かった。


ここ１週間、関東は寒い日続き。
今日も例に漏れずに気温が低く、悪いことに天気も崩れてしまっていました。
雨はさほど強くないものの、気温が低いので、ピッチの選手達は大変な環境だったと思います。
「これは、風邪引くの覚悟かな？」と思っていましたが、サポーターにとっては幸運にも、フクアリは全席屋根付き！
風が強いと吹き込んではきますが、今日くらいの天候ならほとんど濡れずに観戦できました！
歓声もよく反射しますし（むしろ反射しすぎてアナウンスすらよく聞き取れず･･･）、ピッチも近くて見やすい。
いいスタジアムですね、ここは♪
こんな素敵なスタジアムのホーム側を奪い取られた使わせてくれるジェフの皆様、ありがとうっ！！

しかし、今日のゴール裏も熱かったですね！
新潟、札幌共に、ゴール裏はほとんどチームカラーで染まっていました。。
大勢、北海道からもいらしたようで･･･本当、楽しかった！
応援もいつものアウェーとは少し違っていて、左右に動きながらする応援（？）や、いつもと若干音程の違う応援（単純に私が音痴なだけ！？）、相手チームへの激しいブーイング等、新鮮に感じていました（*＾＾*）
やっぱり、ホームとアウェーでは色が少し違うんですねぇ。
アツさは共通ですが！！！

対して、寂しかったのがサイドスタンドとメインスタンド。
一見した感想は、「うわぁ･･･あそこに座っている人、寒そう･･･」でした（笑）
もうね、周りにさえぎる人も物も無いですからね。
まぁ、遠くから来た人はほとんどがゴール裏に入るでしょうからねぇ･･･。
ちょろっとコンサポの方が座っているように見えましたが、ほぼ貸しきり状態なスタンドを味わえたあの方々は、ある意味貴重な体験をされましたな。。

さて、ゴール裏だけがぎっしりという珍しい状態の中、キックオフ。
やはり新潟はＪ１だけあってパス回しが速い。
なかなかプレスで捕まえきれず、何度か危ない場面を作られていました。
コンサもチャンスを作るもののラストパスの精度等が悪く、決定的な場面はほとんど作れず。
そんな中、コーナーキックから失点。
でも、今のコンサは一味違います！
あの日立台、２点差をひっくり返した感動は忘れていませんよ！
サポも、誰一人として下を向かず、声を張っていました！
そして、前半のうちに同点！（遠くて何だかわからなかった（笑））
さらに、後半に砂川が勝ち越しゴール！！（こっちは興奮していて何が何だか。。）
勢いづくゴール裏！
その後の猛攻にも耐え（こちらの猛攻も外しまくりましたがっ！）、もう、私の頭の中にあるのは「好きです札幌」と「ユアスタ」だけ！！
和波が投入され、後はキッチリ守り抜くぞっ･･･と思った矢先でしたね。
悪夢の同点弾。
サポが、ホームゴール裏から優也に「危ないよ～！！」と声をかけるも、届かず･･･。
佐藤にしてみれば、プロで最初の決定的なミス。
でも、これまで彼が防いできた失点を思えば、彼を責めることなんてできない。
だからだと思いますが、ゴール裏からすぐに起こった、優也コール。
これですよね。
サポーターがいる意味。
こういうときこそ、声援で選手を支えるのが、サポーター。
あの声が、優也の力になってくれていたのであれば、嬉しいです。

そして延長はあっという間にすぎ、長い長いＰＫ戦。
自分のチームが味わうＰＫ戦というのは、本当に胃が痛くなりました。
外してくれるな、決めてくれるな、審判そっちでＰＫやってくれるなと、祈るように見つめていました。
互いに譲らず、ノーミスで迎えた８人目。
ついに優也が相手のシュートをセーブ！！
沸き返るゴール裏と、鳴り響くGO WEST。
情けないことに、涙が止まりませんでした。
優勝したわけでも、昇格したわけでもないのに、本当に嬉しくてしょうがなかった。
声がかれていてほとんど音になっていませんでしたが、
泣きながら歌った「好きです札幌」は、一生忘れません。

試合後、優也が深々とお辞儀をしていました。
オーロラビジョンに映った姿では、少し涙ぐんでいたように思えます。
優也、最後の最後にミスを返す大きな仕事をしたよ！
ミスはミスとして忘れず、これからもコンサのゴールを頼むよ！
お前は立派な男だ！！


そんなこんなで、夢のような一日が終わりました。
まだ、頭が整理できていませんが、本当に、最高の一日でした。
心から、コンサのサポーターで良かったと思います。