運も実力の内。

2006年06月10日

コンサドーレ札幌 4-2 徳島ヴォルティス
オウンゴール、フッキ(PK)、西谷、謙伍

ラッキーなオウンゴールでいきなり専制をして押し気味に試合をするも、いつものようにあっさり同点。
さらには相手の素晴らしいパスとシュートで逆転。
完全に意気消沈した札幌は、積極的に動いていた序盤とは全く違うチームになってしまい、そのまま前半終了。
(はじめて、前半で見るのをやめようかと思った試合でした!不甲斐ない・・・。)
後半になると気持ちを立て直したのか、運動量が戻った札幌。
微妙な判定の相手ハンドでPKをゲットするが、フッキがPK失敗。
(いい加減、他の選手に蹴らせた方が・・・)
しかし、最近特にチェックが厳しくなった「GKが蹴る前に動いた」という判定で、蹴り直し。
今度はフッキが決めて、2-2の同点に。
完全に勢いを取り戻した札幌は、勢いのままに追加点を重ね、久々の勝利!
こんな試合でした。

今日の試合は、本当に運が重なってかった試合でした。
PKのシーンも、蹴り直しも、主審によっては無かったシーンだったかも。
徳島の選手、サポの方々には納得できない試合だったかもしれませんが、札幌としてはどんな形にせよ、とにかく勝てたというのが本当に大きい!

特に素晴らしかったのは、砂川。
ピッチを所狭しと駆け回り、多くのチャンスを演出してました。
「勝ちたい」という気持ちを強く感じられるプレーでした!

累積警告の智樹に代わって今シーズン初出場の金子も、速いテンポのパス回しでいいリズムを作っていました。
次節、智樹が戻りますが、ゲームの状況によって使い分けても面白いかも。

札幌デビューとなった川崎も、最後の最後にいいプレーを見せてくれました!
サイドから、グラウンダーの早いクロス!!
謙伍が飛び込んでいれば、確実に1アシストとなる素晴らしいクロスでした。
っちゅうか、あれは飛び込まなきゃ、謙伍・・・orz

不満なのは、フッキ。
微妙な決定力というのはわかっていましたが、2回も同じシチュエーションでシュート外さないで・・・。
しかも、両方とも同じコースに飛ばしてるし・・・orz
それと、リズムが悪くなった時に持ちすぎる癖を何とかしてほしい!
周りを使うことを学習してきた感じはありますが、状況に応じたプレーができるようになれば、さらにチャンスを広げられると思います。
とは言え、前線での運動量といい、一人で勝負できるハートの強さといい、代えのいない大事な選手。
もっともっと成長してくれ!

そして、相変わらずのディフェンス面。
札幌の選手って、何で自分のゾーンだけキッチリ守ろうとするんでしょう??
自分のマークしていた相手が自分の守るゾーンから出てしまうと、チェックを外すことが多い。
場合によっては、ずっと自分がマークし続ける必要だってあるのに。
そして、一定の距離でプレスはかけるものの、パスの受け手との距離が遠すぎ。
せっかくパスコースを限定してるのに、パスの受けてに簡単にボールを持たせては意味がない!
行くべき時には体を当ててしっかり守らなきゃ!
メンタル面での問題もあるかと思いますが、行くべき時にしっかりいける守備をしてほしい!

課題も多いですが、何はともあれ勝てない連鎖を断ち切ったことは大きいです。
メンタル面で調子が上がってくれば、仙台だろうが横浜だろうが東京だろうが、勝てない相手ではない!
再スタートのラインは引けた。
もう一度、前を向いて進もう。
前進あるのみ!


post by nefty

16:11

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