プロフェッショナル。

2013年12月08日

J1昇格プレーオフ、J1行きの最後の切符をつかみ取ったのは、徳島。
個々の技術レベル、プレーの華麗さでは京都の方が上でも、この試合では徳島の方が気持ちが上回っていた印象。
戦力差を埋める最後のピースは、結局メンタルだよね。
才能があるヤツより、気持ちの強いヤツが、最後は勝る。
それはチームも、選手も一緒。

荒野 拓馬、メキシコへ。

去年のブラジルに続き、今年も武者修行。
「メンタル的に弱い部分があるので、そこを磨きたい」ということらしいけれど、これってすごいことだよね。
荒野にとって、今年は間違いなくプロ入り最高の一年。
30試合出場、4ゴールはもちろんキャリアハイ、更には初ゴール。
余韻に浸りつつ、しっかり体を休めたって誰にも文句は言われないと思うのさ。
それでも、荒野は自分のプレーに満足せず、更なる成長を求める、と。
こういうハングリーな選手は強いよね。
まさしく、プロフェッショナルだと思う。



んで、対してこちらは残念なニュース。


三上 陽輔、契約満了で退団。

個人的には、三上は期待の選手だったんだよね。
ポストプレーも上手いし、テクニックもあるし、体の強さもある。
1トップを張るのに、こんなに適した選手っていないと思うので。
だから、三上退団のニュースを聞いた時はショックだった。
ヒッキーの契約満了の理屈は、何となくわかる。
でも、三上の契約満了は疑問点だらけだったのですよ。

そんな中、道新で目にしたこの一文。

「2人はすぐに痛みを訴えるなど、精神的な甘さや弱さがある。他のチームでプレーすることで、選手として成長してほしい」

あ~、なるほどね。
そういうわけだったのね。
ただでさえ、精神的に弱い札幌の若手メンバー。
その中でさえ、甘さがあるというなら…まぁ、仕方ないのかな…。
才能だけでは、大成出来ない。
才能があるヤツより、気持ちの強いヤツが、最後は勝る。

一度、契約満了でチームを去った謙伍が、チームに復帰。
これで、「外で活躍すれば、もう一度戻すよ」という道筋を、チームは明らかにした。
これって、これからもユース選手のリリース、そしてキャッチが増えるという前フリだよね。
だったら、腐っている暇なんてないよね。

レンタルでの武者修行ではなく、契約満了、完全リリースで退路を断たれた三上。

ここで踏み止まり、プレーヤーとして一皮むけることができるか。
それとも、この程度のプレーヤーだったと姿を消すか。
ここが正念場。


そんなタマじゃないよな?三上?


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