捌く力とクライトン離れ。

2009年05月30日

コンサドーレ札幌 0-0 ヴァンフォーレ甲府


シュート数は互角ながら、「勝てなくて残念」というよりは「負けなくて良かった」という印象のゲームだった気がします…個人的には。(--;
コーナーキック、フリーキックの機会は何度も得たものの、流れの中での決定的チャンスはほとんど無し。
ボールポゼッションでもパスミスやトラップミスなどでリズムが作れず、逆に甲府には何度か中盤を上手く使われて危ないシーンもちらほら。
試合のリズムをつかんでいたのは甲府だったと思うんですよねぇ…結果的には最終ラインの選手が体を張って失点はしませんでしたが。
前節の東京V戦の反省もあったからでしょうが、DF陣は良くがんばってた!

リズムをつかめなかった要因は当然、つなぎのミスが多すぎたのが大きかったと思うんですが、そのミスを誘ったのは甲府の3トップの早いプレッシャーだったんですかね?
甲府にしろ鳥栖にしろ水戸にしろ、前線から激しいプレッシャーをかけてくる相手だと、どうにもリズムを作れていないわけで。
落ち着いてボールをもてないから、あせってつまらないミスを繰り返してしまうのかなぁ。
前節の東京V戦やC大阪戦とか、ある程度後ろでボールを持たせてくれるチーム相手だと上手く後ろで捌けるんですけど。
一朝一夕に改善できるポイントではないのでしょうが、相手のプレッシャーにも動じないメンタルと技術を身に着けていかなければならないんでしょうね。

攻撃面では…クライトン離れをしないとだめですねぇ…(--;
クライトンが上手く機能しないと、全然いい形が作れない。
相手チームにしてみれば、「クライトンだけはファールしてでも止める」というのは当然とってくる戦術でしょうし、これからは自由にプレーさせてもらえない機会も増えるでしょう。
クライトンはクライトンで、リズムが悪いと「自分がやってやる」という意識が強くなりすぎるからか、持ちすぎるシーンが多くなって逆にチームのリズムが崩れちゃったりで。
あれだけ相手選手をひきつけてくれているのだから、クライトンを囮にして他の選手が自分から仕掛けていくなり、しっかりとクライトンをサポートに行くなりしないといけないですね。
頼るのはいいけど、頼りすぎは良くない。
次節の栃木戦はクライトンが出場停止。
ある意味、いい機会かもしれませんね。
岡本や大伍なら…臆せずチャレンジしてくれそうな気がする!

引き分けだったものの、これで12戦負け無し。
なかなか上位との差がつまらないのはじれるところですが、目の前の試合に集中して一歩一歩進んでいくしかないわけで。
まずは中3日でアウェー栃木戦。
順位的にも絶対に負けられない相手です。
きっちり、勝ち点3をとりに行って下さい!


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