第1節
コンサドーレ札幌　0-1　ベガルタ仙台

石崎監督による新生コンサドーレは、柏で見せてくれていた迫力そのままのアグレッシブなサッカーで。
敗れはしましたが、本当に熱くなる試合でした。
ボールポゼッションでも、試合の流れ的にも、主導権を握れていて。
チームとしての完成度の違いと、昨年から引き継いでしまっているセットプレーの守備ももろさにより敗れはしましたが、これからを期待させてくれるに足る見事な試合だったと思います。
まだまだ、これからですね！
次節アウェー鳥栖戦、次こそは、勝ち点３を！

以下、所感です。

新生コンサで個人的に一番驚いたのは、右サイドハーフ…ウイングに近い役割かもしれませんが、久しぶりに見た謙伍。
昨年の何がしたいのか意図が伝わってこない迷いのあるプレーとはうってかわり、思い切りの良いプレーを見せてくれていましたね！
積極的に１対１を仕掛け、シュートを狙っていく姿勢にはわくわくしました！
特に、クライトンのスルーパスから右足で絶妙なトラップ、即座に左足でシュートをしたシーン。
頭の中でトラップからシュートへのイメージができていたんでしょうね。
あれはきれいだった。

吉弘も、本当にいいカバーを見せてくれていましたね。
コーナーキックからの斉藤のヘディングがポストに当たってゴール前にこぼれたシーン。
ニアにポジションを取っていたほかの選手がそのままボールウォッチャーになっていたのに対して、しっかりゴール前、飛び出した優也のカバーに動いていて。
仙台の選手が狙っていたので、あそこで吉弘がカバーに入っていなかったら、点取られていたかもしれませんね（－－；
相変わらずの見事なカバーリングでした！

新外国人はまだフィットしきれているとは言い切れない状況でしたが、趙は対人の強さを見せてくれていましたし、ダニウソンも可能性を感じさせる動きをしていました。
どうしてもダヴィと比べてしまうキリノも、フィジカルはダヴィほどではないものの、スピードはありそうでしたし、何よりもダヴィよりも足元が上手い。。
ダヴィを最初に見たとき、こんなに下手な助っ人がいるのかと思ったことを思い出しました（－－；
これからどう化けるかまだわかりませんが、期待はできそうですね！

最後に、仙台の菅井選手。
相変わらず、大外から嫌な所に走りこんでくる選手でやられてしまいましたが、あのサッカーステージから飛び降りちゃってたんですね…。
下手すれば、そのまま病院行きだったでしょうし、ホント、怪我が無くて何よりでしたね。